隠居生活2年目2019-04-05 11:51

4月、隠居生活2年目に入った。
新しい年号が発表され、若い頃かっこいいなと思ったショーケンが亡くなった。
勝手に「昭和は遠くなりにけり」という感慨に浸っている。

今週は孫たちの子守のため長男夫婦宅にパートタイム出動。
数時間とはいえ、老夫婦にはやはりこたえる(苦笑

その他の時間はジョギングしたりクロモリロードで近場の桜をのんびり眺めたりして、花冷えの日々を過ごしている。

ますます凡庸で静かな生活を送っていきたいな。

読んでみたい本。

郝景芳短篇集
郝景芳短篇集 (エクス・リブリス)
中国の新進女性作家。インターネットの時代ではその国の属性はかなり希釈されていくのだろうか。

ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短篇29
ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短篇29

オリジナルから数作が割愛されているようだ。原文なのに出版社の手抜きとしか思えないね。英語版のほうが安い価格というのもね、不思議。
The Penguin Book of Japanese Short Stories (Penguin Classics Hardcover) (English Edition)

古書古書話
古書古書話
作者の紹介する本は、私にとっては読書案内になっている。

今日はいまからジョギングしてシャワーを浴びて、長男が歓送迎会のため帰宅が遅いので、長男宅で長男の奥さん・孫たちと夕食の予定。

「東京の子」とパルクール2019-04-06 22:31

花冷えから春らしい天気になった。
昨日は桜並木をジョギング。9kmほど走る。

夜は長男宅で子守を兼ねた夕食。

保育所に孫(長男)を迎えに行き、最近補助輪付きの子供用自転車を買ったので、ヘルメットを近場の自転車屋で買ってあげた。公園に行き、40分ほどまたまた一緒に遊び、そして走る。まもなく3歳半になるけれど、こちらが年老いてきたせいもあるのだろう、孫は侮れないほど走りが意外と速い。たぶん数キロメートルは走っただろうな。

孫(次男)はとても笑う子供で、目を合わすと満面の笑み。

飛行機ぶーんをしている孫(次男)

食事が揃うまで孫(長男)に絵本を読み聞かせる。孫はひらがなも一部読めるようになっている。

連日の孫守にちょっと疲れたので、今日はクロモリロードで近場の桜並木を散策。


途中、公園で平行読書していた本を読了。
東京の子 (角川書店単行本)
藤井太洋の作品はスピード感があって、サクサクと読める。

パルクールというマイナーなスポーツが伏線として重要な題材となっているけれど、このスポーツ、近い将来メジャーなスポーツになるんじゃないかな。若ければやってみたいスポーツだったな(苦笑

パルクールってこんな感じ。

あと安西水丸氏の紀行エッセイがおもしろい。短い文章の中でその土地の魅力や息づかいみたいなものを見事に描いている。これからの旅の参考にしたい。
安西水丸 地球の細道


令和の花見2019-04-07 21:51

今日は長男夫婦・孫と近くの公園でお花見。昨年の台風21号の強風の影響で桜の木がなぎ倒されたり、枝を折られたりしたので、今年の桜はすこし枝振りが弱く、妻曰く「いじけたように咲いている」らしい。
とはいえサンドイッチ・つまみなどを持ち寄って、暖かい春の日を楽しんだ。

例によって孫と一緒に走ったりするので、おちおちとビールなどを飲んではいられない。
孫(長男)と走る


孫(次男)は7ヶ月、初めての花見でこれから令和の時代を成長していくのだろう。私たちはたぶんこの令和の時代に去っていくことになるだろうが、とくに後悔はない。

旅の本を一冊読了。

内容説明

シニア世代のための逆転発想の旅行術。ベテラン旅行作家が教える“海外ひとり旅”を楽しむ方法。
目次

第1章 LCCには乗らない
第2章 ホテルは予約しない
第3章 同じ店に何度も通う
第4章 英語を喋らない
第5章 ホテルの部屋で夕飯を食べる
第6章 下痢を怖がらない
第7章 Wi‐Fiに頼らなくてもいい

著者は1954年生まれ、加齢とともに旅に疲れているんじゃないかな(苦笑
私は先般の高知旅行のような気ままな、のんびり国内旅行で満足している。




「旅先銭湯」と旅ラン2019-04-10 20:59

月曜は義父の入所している特養に出向き、車椅子で外に出て、近場で花見をする。

義父は大正最後のほうの生まれ、5月で94歳になる。
身体は不自由だが頭はしっかりしているので、桜の下、孫・曾孫たちの話をする。令和の時代、息子や孫たちはこれからの世代、義父や私たちは去っていく世代になるだろう。
今年は寒くて桜鑑賞が長い

火曜
長男夫婦の子守の手伝い。孫の保育所迎えに行って、公園で1時間ほど遊ぶ。
いろいろな本を読み、周りの人々の生活を見聞きしていると、私は十分に凡庸な人生を生きてきたなと思う。息子たちも親となり「平凡に生きるって意外と難しい」という。
そうなんだよね、凡庸であり続けることは意外と難しい・・・

「旅先銭湯」という本を読んだ。
隠居生活に入り、ジョギングして大阪や尼崎の銭湯に入り、立ち飲み屋で飲むということも楽しみのひとつにしているが、旅先のビジネスホテルの狭いユニットバスに入るよりは銭湯に入り、地元の居酒屋で飲むというのも小確幸のひとつだろう。

銭湯は老老介護(設備の老朽化と経営者の高齢化)で廃業に至るところが多くなっている。尼崎の銭湯もこの数年でいくつか廃業となっている。

この本で紹介されている福知山・舞鶴の銭湯に行ってみたいなと算段している。

福知山「櫻湯」

舞鶴「若の湯」

「日の出湯」


福知山や舞鶴はロードバイクで何度か訪れた場所、以前丹後半島を巡って福知山に到着した際に、銭湯を地元の人に尋ねたが家風呂の多い時代、知らない人が多くても当然だろう、「銭湯はないな」と言われたことを思い出した。


加齢とともに体力が低下しているので、輪行+ロードバイクOR高速バス+旅ランとするか逡巡中。先般の高速バスと旅ランを取り入れた高知旅も楽しかったので、そしてジョギングで走ると、小さな町を楽しめるので、それも魅力的なんですよね。

かくのごとく隠居生活は独り遊びの時間が多い。銭湯も立ち飲み屋も常連客が多く、アウェイ感は半端ない。でもね、子供の頃から孤独だった私は、そのようなアウェイ感が妙に心地よい。

三つ子の魂百まで。それもいいかな。


春風邪2019-04-15 15:19

季節の変わり目、ひさしぶりに喉風邪をひいて咳が止まらない。ということで家でおとなしくしている。

先週末は
土曜日
女友達と大阪で昼呑み。何度も申し上げているように、私はリアルではほとんど役立たない爺さんなので、現世利益を求めることなくつきあっていただける女友達らは貴重な存在です。

1軒目
まずはから堀商店街近くの「たこりき」へ。
なかなか美味しいタコ焼き。ハイボール2杯をいただく。

2軒目
フラッとよった居酒屋で、漬け物盛り合わせと日本酒

3軒目「ビアベリー 天満」
箕面ビールを2杯いただく。コクのある地ビールやね。

4軒目NOON+CAFE
ジョギングしていたとき気になっていたカフェに入店。


5軒目バーオーガスタ(BAR AUGUSTA)
スコッチをロックで3杯ほど。

いろいろと喋ったけど、例によって人生に役立つことは喋っていないだろうな、わたくし。

日曜
次男夫婦と久しぶりに会食。孫と遊んでホテルのビュッフェで会食、もちろん私たちの奢りです(笑

次男夫婦も共働きだけど、奥さんの実家近くに住んでいるので、孫に対する実家のフォローも手厚い。子育ては夫婦二人だけではやはり無理な面があるのだろう。

次男夫婦の子供は女の子なので、動きがおっとりとしている。
私たちは息子二人しか育てていないので、女の子は違うなと感じる。
マジックミラーの部屋で四つ子になった孫娘

明日は風邪もちょっとは回復するかな。



咳、止まらず。2019-04-18 20:24

風邪をひいてから咳が夜になると止まらない。ググってみると(素人判断だが)咳喘息の傾向があるみたいだ。アレルギー反応でも急に生じるようで、止まらないようであれば受診したほうがいいかもしれない。ただ薬に頼ると慢性化する恐れがあるので、自然治癒が望ましいようだ。

今まで大きな病気やケガをしたことのない人生だったけど、加齢とともにいろいろとガタが来ているのだろう。人生100年時代などと蒙昧な意見も化けの皮が剥がれて、「いつまでも元気でいろ、働いて納税しろ、国家など頼るな」というプロパガンダを心地よくしたものが「人生100年時代」という謳い文句だろうね。


ボーヴォワールも老年時代にはずいぶんと愚痴っぽくなっているし、この本を読むと老醜は忌み嫌われ、笑われ、憐憫の対象となった時代が当たり前だったのだ。昔は人の平均寿命が短く、50歳くらいで亡くなるイメージがあるが、これは子供の死亡率が高く、戦争などで平均寿命を下げていただけで、70代80代の老人はどの時代にもけっこういたようだ。
老人の歴史
20世紀から宗教施設に変わり社会保障としての救貧対策、老人の生活を支える年金制度などが確立されていくにつれ、(一部の裕福層を除いて)棄民としての老人から「隠居としての老人」がやっと成立するようになったようだ。


我が家も年金+貯蓄で生活をしているが、妻が6月から年金を一部受給できるようになったので、貯蓄をそれほど切り崩さずとも年金のみで老夫婦の生活はできるようになる予定だ。息子たち夫婦は忙しいとはいえ、私たち夫婦よりは当然収入が多い生活をしているので、親として援助することが少ないのも助かるね。節目ごとに孫たちにプレゼントする額などしれているし。

この本を読むと著者は小学生の孫の家庭教師をした経験を開陳している。
八十歳から拡がる世界
なるほど。孫たちの習い事の迎えや勉強の補助は昔受験生だったジイジ・バアバにもできるかもしれないね、もちろん息子たち夫婦が希望すればだけどね。

昨日・今日と孫の保育所の迎えをして、公園で小一時間遊んで帰宅。咳はひどくなかったので孫と公園内を走る。ジイジ・バアバで走っているのは私たちだけみたいだ。

読みたい本
「山海記」
十津川村を旅しながら気持の来し方を静謐に描いた私小説のようだ。私小説に私はあまり好意を持っていないが、十津川の景色や歴史をどう描いているか興味がある。

「我的日本」

「画家のむだ歩き」
旅エッセイを楽しく書ける人は魅力的だな。


回復傾向2019-04-20 21:12

戸外モバイルはXubuntu 16.04 on ASUSでいいか
ここ数日は咳こみがひどくて十分に眠られなかった。こんなに咳をすると肋骨にヒビが入りそうだ(汗

昨日、予防接種を受けたり、孫がお世話になっている内科クリニックで診察してもらうことにした。ネットから予約して、ママチャリで病院まで向かう。最近のクリニックや歯科医院はメディカルビルに各自入居していて、近くに調剤薬局があるという形態が多い。

咳が止まらない原因としては花粉や黄砂に反応するアレルギーも考えられるようだ。今までアレルギー症状が出たことはないが、加齢とともにいきなり生じる場合もあるので油断できない。

チェックしてもらうと気管支周辺に痰がやはり残存しているようなので、咳止めなどの処方をしてもらうことにした。

ビルの1階の調剤薬局でさまざまな薬を調合してもらう。説明書を読むとアレルギー・喘息予防と咳・痰を鎮める効果があるようだ。このような症状になるのは初めてなので、加齢とともに残念ながら、免疫力が低下しているんだろうな。

昨夜は長男夫婦の第一子を保育所に迎えに行って、公園で遊んでから我が家に帰宅。孫を妻が入浴させて、長男夫婦と孫第2号が我が家に到着。我が家でゆっくりと夕食。

孫たちは機嫌良く育っている。とくに孫第2号(次男)は最近受診した小児科で「立派な赤ちゃんやねー」と医師から言われたそうだ。数え切れないほど小児を診ている専門医でも、彼のオーラみたいなものを感じたかもしれないね。

今日は自制してゆっくりと自室で過ごした。

ぼちぼち回復傾向となって欲しいね。

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