インナー効果2021-12-16 21:30

最近は、妻のスマホ機種変更準備のためにアプリ設定やデータのバックアップをとったり、Linux Mint on ThinkPad X220のSSDがダメになった場合に備えて、バックアップソフトtimeshiftの設定をしたりしていた。

timeshiftのバックアップを試すため、ThinkPad T61上で実行したところ、バックアップされたが、FireFoxなどのブラウザがフリーズする。
いろいろ考えたが、よくわからない。

こういうときにかぎって、あさっての方向に行きがちで、なんやら人気の高いLinuxディストリビューション「Mx Linux」をT61にインストールしてみることにした。T61はかなり旧い機種なれど、大阪日本橋のジャンクショップ(現在は閉店)にて980円で買ったUSキーボードに換装しているので、なんとなく愛着がある。パソコンを大量に処分した際にも、X40/41とともに残した機種だ。




Mx LinuxのFluxbox32bit版をインストール。64bit版でも動くだろうが、軽さを優先。でもやはりブラウザでフリーズする。SSDをチェックしてもエラーはない。わからん。

ふとフリーズするのはSWAP領域に問題があるのではないか?と「free -m」コマンドで確認すると、なんとSWAP領域に172MBしか当てられていない。だめやん、これがフリーズの原因やね。

SWAP領域を書き換えて、通常の2GBに設定。フリーズは解消。でもなぜ172MBになっていたのだろう。

Mx LinuxはDebian系列なので、使い方には迷わないけど、Conkyやデスクトップパネルの設定は、自分で設定ファイルを書かなくても、いくつか選択できる便利さがあるようだ。T61は常用のPCではないので、試用のためのPCになるかな。




先日、のんびりとウォーキング中に隠居御用達のワークマンに立ち寄ってみると、
MEDIHEAL(R)(メディヒール)リカバリーWARM(ウォーム)長袖クルーネック
というインナーがあった。

「疲労を緩和する環境を整えるウエア
身体から放出されるエネルギーを独自の技術で繊維に練り込んだ高純度のセラミックスが吸収し、そのエネルギーを熱に変換・再放射することで、疲労を緩和する環境を整えます。」

という効能があるらしい。軽いし、肌触りもよいので、サイクリングの際のインナーとして使ってみることにした。

PCと向かってばかりではあかんので、昨日はカーボンバイクで午前10時過ぎに発進。小春日和。
下阿古谷にて。

初冬なれど青空。




ふるさと館、水月公園などに立ち寄って、午後3時過ぎに帰宅。
のんびりと73kmほど走った。やはりきもちいいね。


インナーはフィットして、ブラセボ効果だろうが、運動時の熱の調整がいいような気もする。1900円のインナーだからじゅうぶんだろう、もう一着追加購入の予定。

夜は、孫たちへのクリスマスプレゼント希望を息子たちから聞いて、ネットで注文。



ガジェットに囲まれて2021-11-20 21:55

小春日和が続いて、よい気分。クロモリロードで街を散策して、図書館に立ち寄ったり、緑陰で読書する日々。ことさらに「静かに過ごす時間が必要です」と「声高に主張」しなくとも、じゅうぶんに静かな時間。
神崎川堤防に合流




文鎮化していた旧世代のスマホを1年ぶりに復活させて、Wi-Fi端末として使うようにした。hontoやKindleの電子書籍を事前にダウンロードしておけば読書端末にもなるし、Google MapやCycleComputerなど事前に地図をダウンロードしておけば、GPSを使って位置確認・ロードバイク走行記録を取ることも可能だ。

Kindle本を事前にダウンロード


ただ2014年の機種なので非力なのは否めない。
そこで
・不要なアプリは無効とし、通知も可能な限り無効とする。
・「開発者向けオプション」を有効にして、アニメーション機能をすべてOFFとする。



バックグラウンド処理を制限=すべてOFFにすると不具合が出るかもしれないので、とりあえず「最大4個のプロセス」に制限。


これで電池持ちがよくなり、キビキビとなる(はず)。

画面をグレースケール化することもできるが、カラー画面をグレースケールに見せているだけで、節電にはならないようだ。スナップショットを撮ると、元来のカラー画面となる。

ArtStaioのグラフィックを最近気に入っている。



Kindleの小説を読むときには、グレースケールのほうが読みやすいかもしれない。

燃え殻氏の「ボクたちはみんな大人になれなかった」もKindle Unlimited対象

(ちなみにKindle Unlimtedのダウンロード上限が10冊から20冊に増えている。試験的な運用のようだが、まだ正式発表はない。20冊になると便利やけどね)。

ずっとカバーをしていたので、筐体は比較的きれい。



カメラ機能やWi-Fi機能は、現行のミドルレンジ機種SH-41Aより能力が高い。ただ7年経過している機種(1年間の休眠期間中に旧カバーを廃棄してしまった)なので、あらたにカバーを新調したが、数百円のポリカーボネート製ハードカバー。旧い機種にはこれでじゅうぶん。

S5 Activeはアウトドア用タフネス・スマホと鳴り物入りで発売されたけど、いうほどタフじゃない。落下時の破損防止としてカバーはあったほうがよいでしょう。

今日は定例の孫守。午後2時から4時までしっかり2時間、3歳孫はきもちよいほどぐっすりと午睡。保育所育ちなので、おしっこやウンチも3歳を過ぎたら、自分でちゃんと伝えるようになった。

明日は大阪にて次男夫婦の次女(3ヶ月)のお宮参りとお食い初めに参加。コロナ禍のため、お宮参りを順延しているうちに孫も3ヶ月。すくすくと育ってきたが、コロナもすこし落ち着いたので次男夫婦たちが段取りをしてくれた。

明後日は、女友達らと1年ぶりの会食。

次いで勤労感謝の日には長男夫婦らとの我が家での会食と食事会などが続く。

ガジェットに囲まれて、ぼーっと隠居として生きていくのが、いまの望みだけれど、老人としての役目もすこしは果たしていこう。

ArtStaionのグラフィックより
(ThinkPad X220の最近の壁紙。こんな部屋に住みたい。)


三田市波豆のコスモス畑まで2021-10-29 19:51

先週末、友人と久しぶりに甲山周辺をハイキングして15kmほど歩き、神呪寺門前の茶屋でおでんと瓶ビール、夕方に立ち飲み屋を2軒はしごして、ぐだぐだととりとめのない話をした。一軒目は「ここは東南アジアか」と思うほどDeepな店。二軒目は小洒落たお店で客層がはっきりと異なる。そこがおもしろい。人づきあいから離れた隠居なれど、数少ない友人との会話はやはり心地いいね。

今週も凡庸な生活のなか、Emacsの設定ファイルを試したり、2日で4冊も本を読んだり、夜は録画していたTV番組やAmazon Videoを観たりしていると、なにか自家中毒めいた気分にもなるので昨日はカーボンバイクで里山を走ってきた。


午前10時半に発進。天気予報アプリでは北風4〜5mの予測なので、猪名川を北上すると向かい風。でも十分にエネルギーのある往路で向かい風、帰路は追い風のほうがありがたい。

道の駅いながわから県道68号線を上っていく。向かい風と思ったら、山間では風向きは変わることが多いので、追い風となって気持ちよく上っていくことができる。


上佐曽利の地区会館で休憩。バックポケットにミカン2個、妻が作ってくれたふかし芋をおやつとして入れているので、まずはミカン1個を補給。上佐曽利のダリア園が開催されているので、地区会館にトイレ表示の案内がある。会館横にトイレがあることを今まで知らなかった。さっそくトイレも利用させていただいた。

ロードバイクに乗りはじめた14年前のこの季節に、鬱屈した気持ちを抱えながら、このベンチで休憩していたが、すべては遠い昔だと思うと、歳月は人を自然に癒やしていくだろうし、ロードバイクのある生活をしてきたことが、自分の救いになったような気もする。
そして私のなかでベストコミックの「珈琲時間」の一場面をふっと思い出したりする。

先日、スケートボーダーの本を読んだけれど、自由さと個性を重んじることができるのはロードバイクと共通するところがあるね。

小さな峠を越えると三田市波豆地区に入り、コスモス畑があるので立ち寄ってみた。
10万本のコスモス畑という案内が表示されているが、もう盛りは過ぎたのだろう、名残のコスモスが咲いている。



佐曽利カルデラの秀麗がこのあたりは連なっているので、里山の雰囲気が色濃い。

さあ帰ろう。

県道68号線へ合流する前に、上佐曽利から小さな林道を越えていくことにした。
以前、この入り口でトラブったとき以来の林道越え。



荒れた路面なので、パンクに注意しながら上っていく。加齢とともに心肺機能は確実に低下しているので、小さな上りなのに心拍は160になっている(スマートウオッチで確認)。
年齢からいくと(220−68=152)とこのあたりが限界値、なんとか足をつかずに斜度のある上りを終える。静かな林の中でしばしぼーっと過ごす。


荒れた路面を慎重に下り、県道68号線に合流して一気に道の駅いながわまでノーブレーキで下る。斜度は緩めなので、きもちよくカーブを曲がっていく。

阿古谷集落を経て、県道12号線旧道に入る。天気予報通り追い風。


午後4時前に帰宅。短い距離なのに、やはり疲れがあるも、ここちよい疲労感。78kmちょっと走った。



夜は太田和彦さんの居酒屋番組を観ながら、日本酒をゆっくりと飲む。
そしてロードバイクの本を流し読みすると「距離を走った人ほど身体ダメージが蓄積されている」とか「加齢とともに体幹・心肺能力が低下するのはやむを得ない」とか「ディスクブレーキが主流となり、乗り方も前乗りやハンドルも狭めというのが流行となっている」とか、そうなんやと時勢に疎いことを知る。



そこでトレーニング方法が開陳されるわけだけど、もうね、事故なく故障なく里山を走れたらいいだろうね。

昨夜はぐっすりと眠る。とはいえ隠居なのでだいたい日付が変わる頃に寝て、午前7時半頃に起床するという習慣になっている。想像力が貧困なのだろう、夢を見ることはまずない。
珍しく昨日朝はお通じがなかったけれど(いつもは朝食後にお通じがある)、昨日、ロードバイクで走ったおかげだろう、すっきりとお通じがでて自己満足。ロードバイクに乗ったりして身体活動をすると腸が適度に刺激されるんやろうね。

今日はクロモリロードで街を散策。緑陰でこの文章をタイピング。バックパックに入れたのはLinux Mint 20.04 on ASUS X205TA。この機種にはEmacsの設定ファイルを反映させていないので、VScodeでタイピング。



明日は定例の孫守の日。秋晴れが続きそうだ。



Emacsひきこもり2021-10-18 19:13

この2週間にしていたこと。

Chromebook(IdeaPad Duet)で

Android上のLinuxエミュレータ「Termux」で日本語入力ができない。

Termux上のVimやEmacsで利用できる日本語入力「SKK」をインストール。

Emacs上のSKKが使いやすそうなので、Emacsのキーバインドをある程度マスターするために、ブログや電子書籍を読む。

そのなかで「org-mode」なるアウトラインプロセッサがEmacsで有名なことを知る(Emacsをいまだに使い続けるのは、このorg-modeがあるためという意見もあるほど)。
ChromebookのLinuxコンテナおよびLinux Mint 20.04 on ThinkPad X220でもEmacs+SKK+org-modeをインストール・設定。

上記、流れで毎夜数時間、Emacs関連の記事を読んだりしていた。そこには社交性も生産性もない。

隠居生活も三年半になると、パターン化した生活、それにコロナ禍も加わって、
・働かない
・過食しない
・属さない、群れない
といったスタイルで生きていると、なんとなくEmacsに引き籠もってもいいかなという気分になったわけで。

とはいえ体を動かすのは大事なので、毎日午後からはクロモリロードで20Kmほど走ったり、膝痛も緩和されたので、ゆるゆると7kmほどジョギングしたりする日々。クロモリロードで走るときは、緑陰で読書。

蔵書をもう増やしたくないので、もっぱら図書館の本を利用。図書館には入手しにくい本もけっこうあるので、村上龍&村上春樹対談集「ウォーク・ドント・ラン」や小坂一也「メイド・イン・オキュパイド・ジャパン」などの希少本を読むことができる。


「ウォーク・ドント・ラン」はたぶん村上春樹の意向で文庫化されていないんじゃないかな、「若気の至り」というよりは今では考えられないリップサービスが文章に載っちゃった感じだ。今なら「炎上」しそうな表現もあるけど、両村上は表現に対して真摯なのは(村上龍28歳、村上春樹31歳と、とても若い!)この時からブレていないわけだね。

惹かれた文章は、スマホのカメラで撮って、lensでテキスト抽出するか、Google Keepに画像登録して、OCR機能からテキスト抽出することができる。

そんな機能、知らんかった。今までちまちまとPCで引用文を入力していたが、こちらのほうが早く引用できる。

夏の長雨のせいだろうか、季節がずれて10月になっても残暑が続いた。でも気温が30度を下まわり、湿度が高くないので、ずーっとこんな気候だったら、想定している期限より長生きできそうな気もするけど、人にも野菜や穀物、木々などにも四季は必要だから無い物ねだりだろう。

先日は最後の残暑なので、カーボンバイクで槻並・阿古谷周回してきた。
睡眠の質がよかったのと猛暑ではないので、軽快に走ることができる。

里山にはコスモスが咲き、至る所で柿が実っている。71kmほどゆったりと走った。



そして昨日から晩秋と思えるほど、気温がぐっと下がってきた。「早春」や「初秋」という四季の折り目がなくなりつつあるのだろうか。とはいえコロナ感染者数が激減してきた、ようわからんけど。

今日の午前中はフレッツ光の「はじめ割」確認のために、NTTのサポートに電話。割引を利用できることを確認、3年以上さりげなく損していたんや(既存料金をドコモもNTTも値下げすればいいだけの話なのに)。
固定費削減(電気・ガス料金一元化、スマホプラン見直し、そして今回の「はじめ割」)で月額1万円以上、削減になる計算やね。

午後は急遽、孫守のヘルプ。公園でいっしょに遊んでいると、例によって孫が寝始めたので、3歳14Kgの孫をだっこして公園から帰るのが重労働になってきた(苦笑

今週は、女友達3人と久しぶり(ことし初めて)の会食、そして週末は別の友人とハイキングの予定。
Emacsに引き籠もっていっても、人らしい生活はしないとね。





1969年の川ガキ2021-09-07 22:40

9月、猛暑も峠を越えたようだ。長雨であまり夏っぽい季節ではなかったけれど、猛暑でなくなるのは助かる。
夏大好きとはいえ、最高気温35度・太陽ギラギラの下、ロードバイクで走るのはしんどくなってきた。
68年使ってきた心肺機能は確実に劣化している。途中、熱中症気味(頭痛、息が上がるなど)になったり、真夏の太陽のもとで走って帰ると、声がかすれるようになった。以前は200kmほど走るとそんな状態になったけれど、加齢とともに排熱処理が低下しているのだろう。

今日は最高気温30度くらい、そして曇りがちの天気。カーボンバイクで走るには、適当な天候。
午前10時頃、カーボンバイクで発進。脇腹の痛みもなくなって、ダンシング・下ハン体勢でも違和感がない。完全治癒には1ヶ月ほどかかった。ロードバイクはある程度体幹がないと、走るのがしんどいからね(ゆるゆるとはいえ)。

「猪名川町・川遊び」で検索すると、親水公園のような場所が多いけれど、メープル猪名川近くの川を紹介しているサイトがあった。旧県道12号線や歴史街道沿いの猪名川で、おもに中学生くらいの男子が泳いでいるのを見たことがあり、そういえばここもけっこう泳いでいる子たちがいたな。

あらためて橋から見てみると、小さな森から川に向かって階段があり降りることができる。けっこう深さもある川やね。



「川ガキ」という本を先日読んだ。全国の川で遊ぶ子どもたち(川ガキ)の姿を撮ったフォトエッセイ。

私のふるさと高知の川としては
・高知県本山町 汗見川
・高知県四万十市 四万十川
・高知県安田町 安田川
・四万十川支流 黒尊川
・高知県仁淀川町 土居川
などが紹介されている。

著者のサイトにも写真が紹介されている。

川ガキ | Kawagaki

とくに安田川は魅力的。来年の夏は、その川で泳いでみたいな。
この本を読みながら、遠い記憶がよみがえった。

高校1年の夏(16歳だ!)、クラブの同級生の自宅へ、もうひとりの同級生と泊まりがけで遊びに行った。友人のおばあちゃんが縁側に座る猫みたいな感じで「よーう、きたね」と声をかけてくれて(ニャーとはいわなかった)、夏祭りの始まる前に近くの物部川に3人で魚取りにいった。友人の手作りのヤスを借りて、川に潜って鮎をねらう。鮎は川のなかで俊敏だ。けっきょく川に慣れている彼が鮎を2匹、ヤスで突くことができた。

河原の石を集めて、枯れ木を下に敷いて点火。鮎やその他の魚に醤油をかけて、石の上で焼いて食べるのだ。
あれはうまかったなー。

夜は地元の夏祭り、多くの露店が出ていた。いまでいう古民家ような彼の自宅で、そして蚊帳のなかで3人で何かを遅くまで話していた。何を話したかは記憶にない。

2016年の夏、高校の同窓会名簿が届いた。4年にいちど同窓会が開催されるのだが(私は40歳のころ一度参加したのみ)、その名簿の彼の欄には「逝去」となっていた。クラブも辞め、クラスも私は文系・彼は理系と分かれた高校2年からは彼との交流はまったくなくなった。
鮎を捕ることには敏捷だったが、16歳としては物静かな男の子だった。川での彼の笑顔を50年以上経っても、くっきりと覚えているのは、そこに豊穣な川があったからだろう。

閑話休題

くろまんぷを北から通過。定点観測。

栄養補給として、道の駅いながわで焼き餅を2個購入(白餅とヨモギ餅)。ぱくぱくといただく。



阿古谷などの里山では稲刈りが始まっている。

気持ちよく83kmほど走った。余力はあったが、腹八分目がいいだろう。午後4時頃、帰宅。



夜は和田誠「ほんの数行」を読む。


和田誠氏が装丁した本のうち100冊を簡潔に、でも魅力的に紹介している。和田誠氏はちゃんとその著作を読んでいるようだ。
色川武大「うらおもて人生録」にはこんな紹介文がある。


表題は「九勝六敗を狙え。」

「色川さんの基本的な考えは、人間の運は誰だって長い目で見ればプラスマイナス・ゼロになる、というものだ。大儲けするやつは健康を害し、儲けて丈夫なやつは性格を破綻させる。どっちみちトントンなのだ、という考え。」(同書27頁)

荻原魚雷氏もたびたび、この「九勝六敗を狙え。」に言及している。私はいままでの人生を何勝何敗だろうかと計算したことはないな。たぶんそれは20歳以降は計算に悩まされる生活を、あまりしてこなかったからだろう。
ロードバイクで走れるこんな日が、そして来年の夏は「川ジジイ」として遊べる日があればいいかな。


クヌギの森と小さな淵2021-08-30 22:38

脇腹の痛みも完治したのでカーボンバイクでふらっと走ることにした。
身体が復調したとはいえ、
・事故に遭遇しないこと
・熱中症にならないこと(休憩重視)
が老サイクリストの嗜み。

午前9時半すぎにカーボンバイクで発進。追い風、強い日差しが雲に隠れるので、走りやすい。

まだまだ夏の空。

ふらっと脇道に入ったりする。

以前、シクロクロスで何度か走った林道沿いにあった小さな淵を思い出したので、訪れてみることにした。

人には、まず会わない。

北摂の里山は農業中心の生活だったのだろう、杉や檜の植林地帯が少ない。クヌギやコナラの森が多く、台場クヌギや炭焼き跡もある。今日、訪れた場所もそんな森。

グラベルロードになりカーボンバイクではパンクする確率が高いので、押し歩いたが、林道下に小さな淵がある。
水浴びするには手頃な淵なので、入ってみることにした。

小さな魚が泳いでいて、ほてった身体にここちよい水の冷たさ。露天の水風呂に入っているようだ。まわりはクヌギやコナラの森。水が流れ落ちるところまで進んでみると、小さな川なので足下は大きな石があるようで深さはない。海や川が身近にある高知で育ったので、海や川の怖さをじゅうぶんに知っている。
水風呂のような小さな淵で、身体を冷やし、ときおり小さなエリアで平泳ぎをする。

30分ほどボーッとしたり遊んだりして、まわりのクヌギとコナラの森を眺める。

今日は簡単な朝食しかとっていないので、やたらおなかが空いてきた。お弁当屋さんに立ち寄り、「いちばん早くできるお弁当はなんですか?」と店の人に尋ねると「牛焼き肉弁当やね」とのことなので、それを注文。店先のベンチであっというまにたいらげた。

帰路はグングンと気温があがり(最高気温34度)、太陽も雲に隠れる時間がなくなってきた。ジリジリと暑い、そして水遊びしたサイクルウェアはあっというまに乾く。

帰宅して、そっこうシャワーを浴びる。

今日の走行距離 72km

こんな夏の日も楽しいね。小さな川が集まって、水田などを潤していくんだ。



1975年の中山ラビ2021-07-23 21:39

梅雨明け後、猛暑の日々が続く。先日、カーボンバイクで能勢まで走ったけれど、熱中症手前のようなヘロヘロの状態になった。帰路の呉服橋近くの高架下ベンチで30分ほど身体を休めると、なんとか状態が回復。加齢とともに排熱処理がうまくいかなくなっているようだ。

夏空の能勢

能勢の里道

下阿古谷集会所のツバメの巣。ひな鳥が数羽いるようだ


70年近く使ってきた肺・心臓などがポンコツとなっているのは当然だろうから、10年前のように「夏だ!100km~200km、ロードバイクで走るぞ!」といった無謀さは私の身体には残っていない。

71kmほどなのにバテバテ


ヘロヘロになって帰宅して、スマホのGPSアプリを停止。フリック操作の途中、なぜか電話帳から勝手に発信したようであせって、「誤って電話しました。すみません」とお詫びのSMSとメールを相手に発信する始末。
長らく交流のない人々の電話番号・メールアドレスをまだ電話帳に漫然と保存しているけれど、なぜか昔の女友達に電話していた。あ行で始まる人でないのに、なぜその人向けに発信したのだろう。

10年以上も交流はないので、メールアドレスが変わっているかなと思ったが、彼女から「熱中症にならないでくださいね」と律儀に返信があった。50代前半の頃ははまだまだバリバリの現役、そして交流関係も広かったけれど、猫の額より狭い心をもつ私はしだいに組織や人間関係からフェイドアウトしていった。

けっきょく、近しい友人関係は5人ほど。それぞれ17年から25年ほどのつきあいで、山に登ったり旅をしたり、お酒を飲んだりする仲間たち。オリンピック関連で過去の言動で批判され、排斥される事例が続いている。私は露悪的な私小説やエッセイを好まないが、それは「いまの自分が過去の自分に復讐されること」に無頓着なためかもしれないね。
露悪的な生き方はいつか自分を毀損するような思いがいつもある。

昨日は外出せず、音楽を聴いたり読書したりしながらまったりと過ごす。

最近逝去された中山ラビさんのアルバムを聴く。1975年の中山ラビ、森田童子、山崎ハコなど女性シンガーの歌声は懐かしい。思い出とともに歌は確かに存在する。

1975年、私は地方の国立大学に在籍していたが、秋の大学祭にゲストとしてラビさんが出演して、当時のアルバムの何曲かを披露してくれた。旧帝大をのぞいて、当時の地方国立大学は駅弁大学と揶揄され、建物はチープで図書館や学生食堂も貧弱な環境。でも学食のラーメンは80円で学費も年間36000円だった。前期の学費18000円を支払ったが、入学金5万円とあとの学費はすべて免除申請して認められ、わたしは大学を18000円で卒業した世代。

駅弁大学とはいえ、貧乏な家庭でも大学進学できた時代だったといえようか(高校の同級生で先に国立大学へ進学した友人は、学費値上げ前の前期3000円の学費のみをおさめて旧帝大を卒業している)。息子たちには「苦労は買ってでもするな」と彼らの大学・大学院の学費をせっせと支払ったが、当然ながら雲泥の差の学費ですね(苦笑

脱線したが、たしか大学のホールでラビさんのミニコンサートが開催された。

ラジオで彼女の曲「ひらひら」をよく聴いていたし、当時のシンガーソングライターの雰囲気をまとった歌姫という感じ。小柄でソバージュの髪型、でも歌声は力強い。ギターいっぽんで独唱していたと思うが、酔ってしまった学生(なんちゃって新左翼で下品な顔をしていた)が彼女にしょうもないヤジを飛ばしたが、ラビさんは軽くいなして「ぼうや、ちゃんと私の歌だけ聴いてね」というオーラがあった。カッコよかったな。

中山ラビ「ひらひら」

当時は私よりずいぶんとお姉さんに見え、年齢非公開であったが、どうやら4歳ほど年上だったようだ。いまあらためて彼女の曲を聴くと、詩人としての色あいが濃いね。

中山ラビ「人は少しづつ変わる」



学祭の別の日には理学部のキャンパス(私は法学部在籍)で野外の映画上映をみた。
映画は藤田敏八監督の「八月の濡れた砂」。アートシアター系の陰鬱で私小説めいた映画(「祭りの準備」「旅の重さ」など)がもてはやされる70年代だったが、少年時代にゴジラと若代将シリーズで育った私にはなじめない映画。時代が「悩むことは高尚なこと」「つんのめるように歩く思考態度」をよしとしたのかもしれない。

これから自分も含めて、人はすべからく滅んでいくのだから、日々を静かに送ればいいんじゃないかな。先日読んだ音楽エッセイの中で浅川マキが晩年、認知症の傾向があったことを暗示する記述があった。人は平等に老いるのだから、若ぶるのはかえって醜いね。

最近、よく聴く音楽は谷山浩子とN・S・P

つっぱって恋していた17歳のころを思い出す曲ばかり。同級生とデートしていた頃を思い出すけれど、昭和は残影の世界になりつつあるのは致し方ない。

コロナワクチン予防接種2回目も2週間前に完了。副反応は1回目と同様、接種部の鈍痛のみ。抗体はできただろうけれど、日常生活はまだまだ変わらないだろう。もともとオリンピックには昔から興味はないし、招致の際「原発はアンダーコントロールできている」と発言したことに唖然としたほど。

コロナウィルスは日本という社会が、学閥・門閥・閨閥、そして利益誘導社会であることをあらわにしているのではないか。そしてそこにポピュリズムがさも勇気のあるような振りをして入り込もうとしている。

ただ隠居としては、日々の生活をキチンと生きていくことだけだろうな。

今年は長らく友人らと会っていないが、8月上旬に山友とハイキング+銭湯+飲み会、女友達とワイン酒場、下旬には旅仲間の女友達らと食事会の予定。
私自身はコロナワクチン接種で抗体はできているだろうが、ワクチン接種したからといって感染しないわけではないし、人に感染させる危険がなくなるわけでもない。少人数で、しみじみとお会いするのが吉だろう。

そして家族はどんどん増えていき(来月には次男夫婦に第2子の次女が生まれる)、長男夫婦は男子二人、次男夫婦は女子二人と孫が4人になる。当然ながら孫守りの機会も増えてくる。長男夫婦・次男夫婦ともにフルタイムで働いているので、親の助力(次男夫婦は近くに住む奥さんのご両親がフォローしてくれている)なしには子育てはむつかしい時代やね。

それでも夏は好きな季節なので、まったりと楽しんでいきたいね。
   



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