咳、止まらず。2019-04-18 20:24

風邪をひいてから咳が夜になると止まらない。ググってみると(素人判断だが)咳喘息の傾向があるみたいだ。アレルギー反応でも急に生じるようで、止まらないようであれば受診したほうがいいかもしれない。ただ薬に頼ると慢性化する恐れがあるので、自然治癒が望ましいようだ。

今まで大きな病気やケガをしたことのない人生だったけど、加齢とともにいろいろとガタが来ているのだろう。人生100年時代などと蒙昧な意見も化けの皮が剥がれて、「いつまでも元気でいろ、働いて納税しろ、国家など頼るな」というプロパガンダを心地よくしたものが「人生100年時代」という謳い文句だろうね。


ボーヴォワールも老年時代にはずいぶんと愚痴っぽくなっているし、この本を読むと老醜は忌み嫌われ、笑われ、憐憫の対象となった時代が当たり前だったのだ。昔は人の平均寿命が短く、50歳くらいで亡くなるイメージがあるが、これは子供の死亡率が高く、戦争などで平均寿命を下げていただけで、70代80代の老人はどの時代にもけっこういたようだ。
老人の歴史
20世紀から宗教施設に変わり社会保障としての救貧対策、老人の生活を支える年金制度などが確立されていくにつれ、(一部の裕福層を除いて)棄民としての老人から「隠居としての老人」がやっと成立するようになったようだ。


我が家も年金+貯蓄で生活をしているが、妻が6月から年金を一部受給できるようになったので、貯蓄をそれほど切り崩さずとも年金のみで老夫婦の生活はできるようになる予定だ。息子たち夫婦は忙しいとはいえ、私たち夫婦よりは当然収入が多い生活をしているので、親として援助することが少ないのも助かるね。節目ごとに孫たちにプレゼントする額などしれているし。

この本を読むと著者は小学生の孫の家庭教師をした経験を開陳している。
八十歳から拡がる世界
なるほど。孫たちの習い事の迎えや勉強の補助は昔受験生だったジイジ・バアバにもできるかもしれないね、もちろん息子たち夫婦が希望すればだけどね。

昨日・今日と孫の保育所の迎えをして、公園で小一時間遊んで帰宅。咳はひどくなかったので孫と公園内を走る。ジイジ・バアバで走っているのは私たちだけみたいだ。

読みたい本
「山海記」
十津川村を旅しながら気持の来し方を静謐に描いた私小説のようだ。私小説に私はあまり好意を持っていないが、十津川の景色や歴史をどう描いているか興味がある。

「我的日本」

「画家のむだ歩き」
旅エッセイを楽しく書ける人は魅力的だな。


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