「昔の自分」に拘泥しない隠居、「今の自分」を追い越していく息子たち。2024-02-29 22:47

自分の隠居生活に変化がないことが、凡庸なれど落ち着いた生活だが、まわりの生き方は家族・友人を含めて変化していくのが世の常。

ランドナーで新しくできた生瀬トンネルを見に行ったり、歩くことが身体の基本だから甲山ハイキングに行ったりしていた。
(開通した生瀬トンネル。左のトンネルが歩行者用道路入口)



(西宮市山口町から下ってくるコース選択だったので、木之元地蔵尊にはじめて立ち寄った)


(JR福知山配線跡への案内がかなり目立つ)

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(甲山を望む)


(雑木林を歩く)

(仁川渓谷)


隠居として遊んでいたら、今日は次男から報告したいことがあるとLINEがあり、午前に次男が我が家に来宅。
ちょっと驚く内容だったが、前向きの内容なので父母としても応援するよと次男に伝えた。

我が家は比較的、忌憚なく話し合う親子関係なので、妻はかなり驚いていたが、私たちが次男を大切に、そして信頼する思いは変わらない。

平尾剛「スポーツ3.0」で紹介されていた、

「日本に足りないのは「めっちゃ楽しそうにサッカーをする下手なおっさん」 欧州で目撃した、勝利(とビール)を真剣に目指す大人たち」

の記事を読んでいたので、なんとなく次男の話とリンクしてしまう。


フットボールの「機上の空論」

日本に足りないのは「めっちゃ楽しそうにサッカーをする下手なおっさん」 欧州で目撃した、勝利(とビール)を真剣に目指す大人たち


老人になると、身体能力や未来への活力は次第に失われていくので、どうしても「昔の自分」と比較して消極的になりがちだ。若く、活力ある次男が「今の自分」を追い越していこうと思うのは彼の生き方を見てきて、必然なんだろうなと思う。

午後からは義父母宅の売買契約を不動産会社で契約するので、急遽、次男にも立ち会ってもらうことにした。
腹が減っては戦はできぬということで、鰻専門店でランチ。


事前に担当者から契約内容の詳細は提示されていたので、スムースに契約はすすみ、あとは粛々と引き渡しまで売り主としての責任を果たすことになる(もちろん担当者の協力を得て)。

次男も立ち会ってくれて、妻もかなり心強かったはずだ。

帰宅後、次男に長男も同じようなことを考えていることを伝えると、「兄ちゃんやったら、できるんちゃうかな。向いていると思うわ」と言う。
個性の全く異なる兄弟だけれど、どこかで生き方に関しては通底するものがあるのかもしれない。親としては完全に自立してくれたので、うれしいかぎりですわ。

案ずるよりは産むが易しという方向に進んでいくことになるだろう、たぶん。




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