「旅先銭湯」と旅ラン2019-04-10 20:59

月曜は義父の入所している特養に出向き、車椅子で外に出て、近場で花見をする。

義父は大正最後のほうの生まれ、5月で94歳になる。
身体は不自由だが頭はしっかりしているので、桜の下、孫・曾孫たちの話をする。令和の時代、息子や孫たちはこれからの世代、義父や私たちは去っていく世代になるだろう。
今年は寒くて桜鑑賞が長い

火曜
長男夫婦の子守の手伝い。孫の保育所迎えに行って、公園で1時間ほど遊ぶ。
いろいろな本を読み、周りの人々の生活を見聞きしていると、私は十分に凡庸な人生を生きてきたなと思う。息子たちも親となり「平凡に生きるって意外と難しい」という。
そうなんだよね、凡庸であり続けることは意外と難しい・・・

「旅先銭湯」という本を読んだ。
隠居生活に入り、ジョギングして大阪や尼崎の銭湯に入り、立ち飲み屋で飲むということも楽しみのひとつにしているが、旅先のビジネスホテルの狭いユニットバスに入るよりは銭湯に入り、地元の居酒屋で飲むというのも小確幸のひとつだろう。

銭湯は老老介護(設備の老朽化と経営者の高齢化)で廃業に至るところが多くなっている。尼崎の銭湯もこの数年でいくつか廃業となっている。

この本で紹介されている福知山・舞鶴の銭湯に行ってみたいなと算段している。

福知山「櫻湯」

舞鶴「若の湯」

「日の出湯」


福知山や舞鶴はロードバイクで何度か訪れた場所、以前丹後半島を巡って福知山に到着した際に、銭湯を地元の人に尋ねたが家風呂の多い時代、知らない人が多くても当然だろう、「銭湯はないな」と言われたことを思い出した。


加齢とともに体力が低下しているので、輪行+ロードバイクOR高速バス+旅ランとするか逡巡中。先般の高速バスと旅ランを取り入れた高知旅も楽しかったので、そしてジョギングで走ると、小さな町を楽しめるので、それも魅力的なんですよね。

かくのごとく隠居生活は独り遊びの時間が多い。銭湯も立ち飲み屋も常連客が多く、アウェイ感は半端ない。でもね、子供の頃から孤独だった私は、そのようなアウェイ感が妙に心地よい。

三つ子の魂百まで。それもいいかな。


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