宝塚ガーデンフェスタ2025-05-13 21:27

2025年5月12日(月)
起床したらまずAmazon Echo Show 5に「Alexa 今日の天気は?」と話しかけてから、次いで「Alexa 今日の予定は?」と尋ねるのが日課となりつつある。
今まで老夫婦のスケジュール管理は共通のカレンダーに手書きで書いて、朝にそれを確認するという方法だったが、あまりにアナログ的だ。
私は今までスケジューラはスマホアプリのJorteを長年利用してきたが、Alexaとの連動がうまくいかないので並行してGoogleカレンダーに移行。妻もスケジュール管理はGoogleカレンダーを利用しているので、Echo Show 5と連動させる設定にした。

Alexaに妻をファミリーアカウントとして登録。妻のスケジュールを確認する際には、「Alexa ファミリーの予定を教えて」と聞くと、妻のスケジュールを確認することができる。
これで毎朝、いちいち妻に対して予定を確認することが不要となった。

夫婦とはいえ、当然ながら別個の嗜好や活動があるので、帰宅時間や入浴確認(妻はジムの際には、ジムでシャワーをしてくるので私も自宅でシャワーで済ましている)のためAlexaを活用することになる。あと孫守りヘルプが入ることが多いので、それもAlexaに登録して共通認識としている。

Googleカレンダーの予定やタスクは、各自のスマートウォッチに通知するよう設定している。便利な時代になったものだ。


そして今日は妻はジムが休みなので、宝塚オープンガーデンフェスタに行ってきた。すべてを回ることは不可能なので、雲雀丘花屋敷周辺の邸宅をメインに見てきた。
まずは腹ごしらえということで、前回の中村佑介展では休日だった魚料理の店でランチ。

究極のアジフライ定食とお造り定食を注文して、老夫婦でシェアしながらいただきます。究極のアジフライは中身が刺し身のようなレアな状態。まわりの衣とまって独特な食感。抹茶塩、自家製タルタルソース、白出汁などにつけていただく。
お造り定食も新鮮な刺し身が盛られている。しっかりと昼から瓶ビールも飲みます。


あまりにも美味しかったので来月、鱧のシーズンに夜、鱧鍋を食べに来ようと妻と意見が一致。

ランチを終えて、宝塚から阪急で雲雀丘花屋敷駅へ。この時期だけ公開されている正司邸へ。


室内は見学できないが、素敵なお庭を拝見。


ついで近くの高碕記念館へ。


前回の桜の時期にはお庭だけを散策したが、本日は館内も予約なしで見学できる。五月の風が室内を通り抜けて、遠く大阪梅田のビル街も眺めることができる。私たちは当然ながら庶民の生活をしてきたが、このような文化に触れる時間があることは喜ばしいこと。SNSの万人の万人対する戦いを眺めるよりは、はるかに健全だろう。

宝塚に戻り、喫茶店で珈琲を飲みたいなと思い、素敵な喫茶店が集まっている路地を歩いてみたがすべて月曜定休でお休み。Kanya Coffeeで水出しアイスコーヒーで休憩。近くのニトリに立ち寄って、タブレットスタンドを購入。

1000円弱だけれど、使いやすさ優先の商品をチョイス。斜度調整がシンプルなのがいいね。Androidタブレット+Bluetoothトラックポイントキーボードの組み合わせで、執筆ツールのポメラのように使えるのが自分の好みに合っているかもしれない。

夜はデュアルディスプレイでのショートカットなどを手になじませる。
Windows上でのデュアルディスプレイの設定はUSB Type-C接続だと、こんなに簡単にできるんやね。

Windowsで遊ぶのもそこそこ楽しいんや。


小さな旅(滋賀大津ー京都東寺・伏見)2025-04-24 22:33

桜の季節も終わり、青もみじが美しい季節になってきた。梅雨前の初夏のような天候がしばらく続くようだ。

シクロで散策したり、
名残のしだれ桜


読書したり、
最近は宮内悠介の小説・エッセイがおもしろい。直接関係ないがMSXの名機。



小旅行に出かけたりしていた。

最近は中華ミニPCを夜は起動することが多い。今まではLinux中心の生活だったけれど、Windows11も使ってみるとそれほどストレスではない。たぶんWordやExcelが不要な生活であることも影響しているだろう。

タイピングの音、キータッチともかなりお気に入り


Windows版VScodeの拡張機能Novel-Writerを利用して、昔話をつらつらと書いている。Novel-Writerは作家藤井太洋氏が作成した小説執筆用の拡張機能だが、小説を書かなくても(正確には書けなくとも)、文章作成に役立つ機能が満載だ。キーボードのS99で、遠い昔の自分を老人の私が眺めながら文章を書いている。

ベタうちの文章はGvim,日記はEmacsのOrgモード、そして昔の自分を書きとめているのはVScodeと分けているけど、ときおりキーバインドに混乱するのが難点ですね。

先週は一泊二日で滋賀・京都旅行へ行ってきた。もうバタバタした旅行は隠居には向かないので、ゆっくりと温泉旅館に泊まることにした。
旧い温泉街だが、湯質は肌になじみ、身体が温まる。


日中は大津の旧東海道を散策したり、琵琶湖疎水が山科へと通じるトンネルを眺めながら、三井寺に至る。
大津の旧い商店街は日曜定休が多い。近江商人は外食しないのか?

ここから山科を抜けて、翌日の十石船(宇治川)と合流する。


寺院は落ち着くけど、10年後は階段がきつくなるだろね。

翌日は、月一の京都東寺の市を覗いて、伏見に出かけて十石船に乗船。東寺市も十石船も外国人観光客が多くて、日本人はAwayの様相。JR京都駅切符売り場や緑の窓口、京都市バスのバス停などは外国人観光客で溢れかえっている。オーバーツリズム、ここに極まりといった状態だ。

若い外国人観光客が多い。国籍は判別できない(苦笑


伏見の酒小路でクラフトビールを飲んだり、利き酒セット(20ml×18グラス)をゆっくり飲んでから帰宅。

ここも外国人観光客ばかり。日本酒は口に合うのだろうか。


昨夜は長男宅でテイクアウトのピザなどを持ち寄って、夕食。持参した滋賀の日本酒をクイッと開ける。といっても来月、孫の迎えや家事の手伝いをしなければならない状況になったので、しばらくはボケているヒマはなさそうだ。




桜老いて、私も老いた2025-04-11 21:57

桜の季節。高度経済成長期に植えられた桜が各地には多いので、桜も樹齢50年以上の木が多くなっているようだ。
桜は樹齢40年ほどで成長を止め、多くの桜並木では剪定されて枝振りが弱くなったり、花のひろがりも昔ほどの勢いがない桜も多くなっている。人間でいうと、年老いて体幹が弱くなり、毛髪も淋しくなった状態といえようか。
桜も老いて、私も老いた。そんな今年の春、でもそれなりにやはり春は楽しい。今年は、近場で桜を楽しんだ。

■4月3日(木)

長男夫婦の息子たち(新小学4年と新1年生)をつれて、万博記念公園へ。当初は、国立民族博物館を見学する予定だったが、孫たちが興味を示さないので下の孫は妻とともに太陽の塔の内部を見学。孫たちは桜にも興味はないので、アスレチック迷路や縁日のゲームを楽しんだりした。

孫たちは、まるで昭和の子供のようです。彼らが生きる時代が幸いなることを願うとともに自分ができることをしていこう。



■4月6日(日)

次男が孫娘たちを連れて来宅。近くの公園の縁日で遊んで、ファミレスでランチ。我が家の近くの公園で、シンプルに遊びます。


私たちがもう老木とすれば、孫たちは若木。息子たち、孫たちと、時代を継いでいくことは喜ばしいことなのでしょう。

■4月7日(月)
ふらっと、清荒神へ。阪急清荒神駅前の宝塚図書館に本を返してから、清荒神参道をぶらぶら。小腹が減ったので、老舗の茶店でひと休止。ミニうどんセットと瓶ビール。月曜の午後1時過ぎなので、店ものんびりした雰囲気。

阪急宝塚駅まで街の桜を眺めながら散策。清荒神駅近くの高架をくぐると、漫画家の手塚治虫の実家ではないかと勘違いさせるような佇まいのある風景が残っている。手塚治虫の実家があった場所は、この場所ではないけれど、彼の漫画に描かれた風景ととても似ているような。たぶんまだ自然が多く残っていた時代の宝塚の風景が、ぽかっとした小さな空間に残存したのだろうと勝手に妄想。



宝塚花の道を通って、路線バスで帰宅。



残りの桜巡りはまた後日(書かないかもしれないけど)。
ロードバイクで桜巡りをしていた時代が過ぎて、私もしっかりと老人になった。
でも落ち着いた日々をそれなりにいとおしいとも思う。


この頃は56歳。数年前のような気もしたが、15年も昔になっていた。


今が老後でしょ!(隠居生活8年目)2025-04-02 19:32

4月、隠居生活8年目に入った。64歳で隠居生活となり、古稀を越えて、残り10年ほどを静かに生活できたらいいなと思っている。
されどそれは自分で決定していくものではないだろうという達観もある。老いのスピードを緩めることはできても、老いを止めることは誰にもできない。

肩肘張らずに日々を暮らして生ければいいなとおもう。ハレとケの世界でなくとも、刺激は必要なので小旅行をしたり、街歩きをしたり、友人と食事会をしたり、孫たちと遊んだりする日々は大切にしなければならないだろうね。

4月になったので、毛馬桜之宮公園の桜を見に行った。今年は寒暖の波が激しく、2月から3月にかけて順次咲いていく水仙・梅・ユキヤナギ・桜が並行して咲くという珍しい年。

桜は咲きかけたところだが、大阪には歴史のある建造物がけっこう残存していることに気づく。



大川沿いのOAPビルにあるお寿司屋さんでランチ。春らしいちらし寿司とビール。

造幣局博物館にも立ち寄ってみた。桜の通り抜けの際には、すごい人波で一方通行になるけれど、まだ桜並木は蕾の木が多い。造幣局のなかをゆっくりと歩けるのは、隠居生活の贅沢さだろう。




大阪に出て、KITTEのローカルショップで食材と日本酒を購入。最近、オープンしたウメキタ広場のショップを覗いてから帰宅。夜は土佐の地酒を飲む。



4月の予定。
明日は、長男夫婦の子供たち(小4と新1年生)二人を万博記念公園内の国立民族博物館へ連れて行く。春休み中の孫守ですわ。

週末は西宮神社で日本酒のイベントがあるので、遊びがてら行く予定。たぶん日本酒を買ってしまうでしょう。

4月中旬、サラリーマンを辞めて司法書士試験に合格した次男が「満を持して」事務所に就職して、司法書士としてリスタート。息子たちは、人格も頭脳も私よりは優れているので、活躍を期待していますわ。お祝いを兼ねて、食事会の予定。
友人も異動したり、退職したり、転職したりしながら、みな頑張っているひとばかり。陰ながら応援してます。

4月下旬、京都の東寺の市に行くことを予定していたが、日帰りはしんどいので前日に滋賀の温泉に泊まろうと旅館を予約した。一泊二日の小旅行。

あとは義父と母それぞれの墓参り。

最近、某株主優待の利用を思いついたので、NISAやネット証券のことを調べていた。今がまさに老後であって、「老後に備えて金融資産を増やす」という年齢ではない。
それに欲どおしいことを考えても、たぶんうまくいかないだろう。ただ株主優待制度はちょっと興味があるので、「形から入るのが大好き」人間である私は関連の書籍を読み始めた。
すこしは頭の体操になるかもしれない。

こんな感じで春を迎えた。身体が動くかぎり、それなりに前に進んでいこうと思う。




左利きのエレン2025-03-25 09:57

先週の土曜、午後からは長男夫婦の次男の孫守り。近くのショピングセンターでクレーンゲームをいくつかして、フードコードで孫はマクドのハッピーセット、私達はドリンクのみ。昼は私達は、基本的には食事しない生活のため。


午後5時ころ、長男がもう一人の孫とともに来宅。ついでに我が家で夕食をともにすることにした。長男の奥さんが仕事を終えて合流するまで、自宅前で孫とキャッチボール。粉砕骨折した右肩はピッチングするとやはり痛い。手術・リハビリを経て2年2ヶ月、軽い障害として症状固定ということだろう。

妻は「そんなん皆、もっと痛がる人も多いし、五十肩やったらそんなに(肩)、あがらへんで」というけど、私も妻も過去に五十肩になったことはないんやけどね。
日常生活は困らへんけど、もうね、孫とのキャッチボールは左投げもマスターしないと無理でしょうね。
なんとなく「左利きのエレン」という言葉がすぐに浮かんでくる。何だっけ?と検索すると、人気コミックの題名らしい。読んだこともないのに、ゴロが良すぎて語句として記憶していたのかもしれない。

合流した長男の奥さんと皆で、夕食。急遽、我が家ですることにしたので、出来合いのお惣菜も多い。次第に私達もますます老夫婦となっていき、そのあたりは臨機応変に息子たちとも交際していけばいいだろう。

日曜は、午後から妻はジムへ。私はバスで清荒神参道まで行って、巡礼街道をぶらぶらしながら中山寺へ。


中山寺梅林を散策。今年は寒い日が続いたので、例年より遅く3月下旬に梅が満開になっている。適度なアップダウンの梅林で中山寺裏手の広場にも出てこれる。




巡礼街道を戻って、清荒神参道の和菓子屋さんでお餅セット(4個で2個はよもぎ餅)を買って、宝塚まで歩いてバスで帰宅。
歩行数15,000歩ほど。

長く隠居生活をしていると、毎日が日曜なので、月日はわかっていても曜日の感覚がなくなりがち。店などに立ち寄って「今日は水曜だから、定休日やね」と気づくことも多くなった。曜日の感覚をキチンと認識知るために、スマートウォッチのウオッチフェイスで曜日をすぐにわかるものにした。

今日は火曜日で暖かいので、ブログ更新したら散歩に行こう。


老年のデザイン2025-03-22 10:58

日々凡庸に生きているけれど、このような生活がいつまでできるか自分で決めることはできない。されど静謐に「老年のデザイン」を自分なりにしていくことが、玄冬の時代にふさわしいだろうと予感している。

先日、神戸で女友達らとお酒を飲んで、歓談したけれど、みな長い道を歩んできた。とにかく交遊歴30年ですからね。それぞれの個性を尊重しながら、ときおりお会いして個々の生き方を確認できるのは贅沢な時間ですね。
(神戸北野山手のピザ専門店にて)



昨日は、ルーチンワークの路線バスによる街徘徊とウォーキングの日。
つかしんのTSUTAYA書店でおもしろそうな本をチェック。

つかしんから自宅までのんびりウォーキング。高度成長期に開設されたマーケットが廃屋となり次々と解体が始まっている。今年は昭和100年、まさしく昭和は遠くなりにけりだ。
(解体工事に入ったからこそ、現れた看板ではないかな)

途中、立ち寄った図書館で、いにしえのパーソナルコンピュータのグラフィック図書を借りた。バックパックに入れるとそこそこ重い厚さの本だ。

帰宅すると、Amazonで注文していたマイクロBタイプのケーブルが届いていたので、ミニPCのUSB2.0ポートにトラックポイントキーボードを接続。うん、ケーブルの取り回しもいいし、普通に使えるね。

3−4時間ほど戸外活動をすると眠くなるので夕食前に30分ほど昼寝。
こうやってぼんやりと老いていくのも悪くない。

夜はYoutubeで「昭和51年を歩く 高知市南部 (武吉孝夫写真集)」を見る。
19歳まで高知市の南部の町で生まれ育ったけれど、住んでいる周辺と通った高校周辺のことしか知らない。今年はまた高知にひとり旅をする予定だ。

今日は午後から孫守のヘルプが入っている。4月から小学校に入学する孫の相手をしていると、自分がずいぶんと遠くまで来たなと現実に知ることができる。
妙な妄想や陰謀論に嵌る老人になるまいと思いますね、はい。



6月の凡庸な日々2024-06-30 22:45


隠居の日々はあっというまに過ぎていく。ぼんやりと世捨て人として生きているので、凡庸な日々。

■某日
シクロクロスで池田城址、余野街道を経て久安寺へ。
(池田城址のユリ)

アジサイは咲き始めたところ。

帰路に無人販売所でトマトを買って帰宅。

40km

■某日
シクロで阿古谷へ。

定点観測・肝川旧道。

阿古谷川沿いに北上。

刈られた草地にお地蔵さんが鎮座していることに初めて気づいた。いつも雑草に覆われていることが多いので、数え切れないほどこの場所を通過していたが、気づかずにいたんだ。何も願わない、そっと手をあわせる。



三草山南麓の林道を10年ぶりに上ってみることにした。


道が荒れ始めると、押し歩くことを即決。10年前まではサドルから下りることを恥じるところがあったけれど、まもなく71歳、競ったり比較したりするものはもうないので、ゆっくりと上っていく。でも見晴らし地点までこんなに遠かったっけ(苦笑

途中、土砂崩れ防止の砂防堤が作られたり、見晴らし地点もガレ道が整備されている。

大阪方面を望む。風が気持ちよい。

63km


帰宅すると、肩甲骨あたりに凝りが生じているので、フォームローラーとマッサージガンで凝りをほぐす。頑強な身体ではなくなっていくのは当たり前。
でも身体と対話できるのはとても贅沢な時間だ。


■某日
ランドナーでポタリング。神崎川から安威川へ。吹田・豊中の商店街でランドナーを押し歩く。


46km

■某日
予約していた桂離宮見学。妻とともに1時間ほど、ガイドの説明を聞きながら庭園散策。


ランチは蕎麦屋。

隣接する甘味処でお茶。


早めの夕食は梅田のフレンチ風居酒屋。生ビール・赤ワインをいただいて、ふたりともほろ酔い。

■某日
予約本が用意できたのでランドナーで図書館へ。公園の緑陰で読書。

20km

■某日
孫のバスケット試合に妻が長男の車で同行。私はバス・電車で会場へ。

前回は私のみが長男の車で同行したが、下の孫と会場近くの里山で遊んでいた。


試合を終えて下の孫が「お花咲いてるね、いっしょに写真撮ろう」と言うので、長男が撮影してくれた。孫たちの子育てはヘルプが基本なので、ある意味気楽ですわ(笑

妻と二人で電車で阪神尼崎へ。沖縄料理の居酒屋で生ビール・ハイボールを飲んで、夕食代わり。

■某日
ランドナーで甲子園浜・西宮浜・芦屋浜をポタリング。





初夏めいた天気が続いたので帰宅後、村上春樹の短編「午後の最後の芝生」を再々読。何度も読んでいるのに、読むたびに新鮮なのが村上春樹の文体だ。
文庫本の裏表紙紹介文までかっこいい。


----------------------------------------------------

そうだった。村上春樹の初めての短篇集『中国行きのスロウ・ボート』が安西水丸の洒落たカヴァーで出版されたのは、1983年の初夏のことだった。僕たちは我れ先にと取り合い、結局、二冊買って、どっちがよけいボロボロにするか、競ったものだ。

あれから三年弱、1986年が明けて早々、その文庫本が出た。この小さな書物が、新たなどんな思い出を作ってくれるのだろうか。嵐や小波はいくつかあったけれど、僕たちの大いなる夏は続いている。

----------------------------------------------------

十分に老人になったけれど「大いなる夏」がしばらく続けば、うれしいな。故郷高知の小さな道がインスタにあがっていた。切り通しの小道を抜けると北には浦戸湾、南には太平洋が広がっている小道。たぶん子供の頃のこの隣町の小道を自転車で抜けた記憶がある。、年内に再訪したいのがいまの小さな希望だ。

■某日
奈良の美術館まで電車で行き、併設するカフェでランチ。


他の美術館も回って、大阪梅田の居酒屋で夕食。

6月は外食が多かったけれど、高級店ではないので、それほど家計負担にはならないかな。

■某日
妻とともにスマートウォッチをMi Band 8に交換。なんちゃってスマートウォッチなれど、アプリからの通知・電話受信にすぐ対応できるので、必需品となっている。
スマホの置き場所を失念することがあるので、スマートウォッチからスマホを検索(音を鳴らして所在を知らせる)できるのも便利。

長男から、孫たち用のタブレットが余っていないかと相談あり。個人的学習用に使うらしい。10年前のノートパソコン ASUS X205TAが長男宅にもあったので、Mxlinux+Fluxboxをインストール。alsamixerでサウンドが鳴るように設定。
小学生の孫が使いやすいように設定したつもりだが(要は私のようにヲタクっぽくしない設定)、OSがLinuxである時点で異端かもしれない(苦笑


■某日
義父母の土地の売却完了。いまはスマホで買い主が売り主の口座に送金する仕組み。ただ売り主の妻のスマホで口座確認するも入金が反映されない。
30分ほど経過して、やっとこちらの口座への入金確認ができた。都銀ではなかったのでタイムラグがあったのだろうか。とりあえずは年明けから開始した、相続土地の売却手続きは完了。土地の契約不適合責任が3ヶ月あるので(問題があれば、7月中には判明するだろうが)、そのあいだに来年度の確定申告の資料を自分で作成する予定


凡庸な日々が続くのはよいことかもしれない。
6月の自転車で遊んだ距離 411km ウォーキング&ジョグ 108Km





42年前にランドナーで琵琶湖一周をした。同じ自転車ではないけれど、42年目のランドナーが老人の足になる予感もする。
70歳過ぎれば、すべてが余生。こんな感じで生きていく。



はてなブックマークに追加はてなブックマークに追加
Blog(asyuu@forest)内検索

Copyright© 2005-2025 asyuu. All Rights Reserved.