土佐の海を見たくなった(仁淀川河口まで) ― 2022-10-26 20:06
高知旅行三日目(最終日)
当初、鷲尾山ハイキングをしようかと算段していたが、気温が上がるし、いきあたりばったりの旅行なので、映画「竜とそばかすの姫」の舞台にもなった「いの町」に行き、仁淀川河口大橋まで自転車で往復してみることにした。
JR高知駅から伊野駅までは普通電車で所用時間22分、料金260円。思ったより近くて運賃も安い。
JR伊野駅には「竜とそばかすの姫」のポスターが待合室に貼られている。
JR高知駅から伊野駅までは普通電車で所用時間22分、料金260円。思ったより近くて運賃も安い。
JR伊野駅には「竜とそばかすの姫」のポスターが待合室に貼られている。
映画でもこの待合室は登場する。「竜とそばかすの姫」は高知を舞台にしているとはいえ、土佐弁は出てこないし、制作時期がコロナ流行期と重なったため、候補地を現地コーディネーターが写真に撮影して、その写真をもとに監督が場所をピックアップして映画の舞台としたようだ。映画をPrime Videoで見たけど、高知が舞台である必然性はないような気もする(苦笑
JR伊野駅北西にある「いの町観光協会」でレンタサイクル(クロスバイク1日1000円)を借りる。スタッフの方に仁淀川河口までの自転車ルートを説明してもらい、借りたヘルメットをかぶって仁淀川を南下。昨日のレンタサイクルよりは、たしかに走りが軽い。
途中、自動車と平行して走る部分もあるが、仁淀川・波介川沿いの堤防道路を南下。
京間の大銀杏。まだ残念ながら色づいていない。
JR伊野駅北西にある「いの町観光協会」でレンタサイクル(クロスバイク1日1000円)を借りる。スタッフの方に仁淀川河口までの自転車ルートを説明してもらい、借りたヘルメットをかぶって仁淀川を南下。昨日のレンタサイクルよりは、たしかに走りが軽い。
途中、自動車と平行して走る部分もあるが、仁淀川・波介川沿いの堤防道路を南下。
京間の大銀杏。まだ残念ながら色づいていない。
昔の道標。
とんびの群れが河口近く、堤防の護岸壁に多くいる。クロスバイクが近づくといっせいに飛び立っていくが、近くを旋回するので、目の前をトンビが横切っていく。ロードバイクで走っていると、ツバメやひな鳥と平行して走ることはあったけれど、トンビとは・・・
仁淀川河口に到着。仁淀川河口大橋は、1977年3月に開通している。高校のときだろうか、ママチャリで自宅からこの河口まで走ってきたが、当時はこの大橋はまだなく、仁淀川が太平洋に合流するのを鳥瞰できた。もう50年以上の前のことだ。
何人かがサーフィンをしている。
ここで折り返し、いの町に向かうが途中道を間違えて、集落から再度堤防道路に合流する。仁淀川右岸の町、土佐市高岡には叔父(母の兄)が住んでいたので、幼少の頃、何度か法事などで訪ねたことがある。親戚が集まる法事に厭きて、ひとりこのような道から仁淀川を眺めたことを思い出した。
花の群生が続き、「キバナコスモス」だろうか。気持ちのよい道。
仁淀川橋梁。
仁淀ブルー。ここから上流はより仁淀ブルーが鮮明になっていくけれど、上りが続くし、車と平行して走る必要があるので、次回、走ってみよう。
今回は、いの町ー仁淀川河口往復で30kmほど。
12時半過ぎにクロスバイクを返却。観光協会のスタッフに近場のおいしい店をいくつか紹介してもらったが、駅から近い「食堂フライパン」で「バナナやリンゴで甘さを引き出したジンジャーソースの生姜焼き」と瓶ビールを注文。古民家食堂で、なかなかいい雰囲気。店のおばちゃんの言葉は、純粋な土佐弁。
高知に戻り、都まん本舗でおみやげの都まんと、観光センターで四万十青のりを購入。
夕方、はりまや橋から三宮行き高速バスに乗車。疲れでうとうとしたり、読書したりしている間に三宮に到着。
三宮に到着して、旧中央区役所近くの吉野家で牛丼並と瓶ビール。なぜかジャンクが食べたくなり、吉野家にほんま久しぶりに入ってみたが、なぜかここの店舗が昔ながらの吉野家牛丼の味だ。以前、別の店で食べたら味つけが甘すぎた。チェーン店とはいえ、店によって味が違うのだろうか。
二泊三日のきままなひとり旅。当初は、高速バスでロードバイクを輪行しようかと思ったが、大阪発の土佐電鉄高速バスしか輪行には対応していないようだ。
かなりめんどくさい。ふらっと旅には、ちょっと敷居が高いし、きまま旅行が主眼だから今回のようなひとり旅がけっこう楽しかったな。
次回は来春、高知に行こう。来月はフェリー+ロードバイク旅をふらっとしようかなと算段している。もうね、きままに、ひとりで旅するのもいいだろう。
高知に戻り、都まん本舗でおみやげの都まんと、観光センターで四万十青のりを購入。
夕方、はりまや橋から三宮行き高速バスに乗車。疲れでうとうとしたり、読書したりしている間に三宮に到着。
三宮に到着して、旧中央区役所近くの吉野家で牛丼並と瓶ビール。なぜかジャンクが食べたくなり、吉野家にほんま久しぶりに入ってみたが、なぜかここの店舗が昔ながらの吉野家牛丼の味だ。以前、別の店で食べたら味つけが甘すぎた。チェーン店とはいえ、店によって味が違うのだろうか。
二泊三日のきままなひとり旅。当初は、高速バスでロードバイクを輪行しようかと思ったが、大阪発の土佐電鉄高速バスしか輪行には対応していないようだ。
かなりめんどくさい。ふらっと旅には、ちょっと敷居が高いし、きまま旅行が主眼だから今回のようなひとり旅がけっこう楽しかったな。
次回は来春、高知に行こう。来月はフェリー+ロードバイク旅をふらっとしようかなと算段している。もうね、きままに、ひとりで旅するのもいいだろう。
土佐の海を見たくなった(安芸自転車道) ― 2022-10-25 22:16
高知旅行、二日目
ごめん・なはり線で安芸駅まで行き、安芸駅に隣接する「安芸ぢばさん市場」で、無料のレンタサイクルを借りる。内装3段変速でママチャリに近く、走りはそれなりの自転車。「弘法筆を選ばず」と言いたいところだが、距離が伸びるとお尻が痛くなりそうなので、サドルを上げて乗車スタイルを調整。まあまあかな。
高知安芸自転車道を西進。高知市を中心として西海岸は入り江が多く、内陸部の盆地を鉄道や道路が通じており、海岸線を眺める道は意外と少ない。片や東海岸は太平洋と平行して鉄道が通じており、「高知安芸自転車道」はごめん・なはり線の旧線跡を自転車道に転換したものなので、いたるところで太平洋を眺めることができる。
高知安芸自転車道を西進。高知市を中心として西海岸は入り江が多く、内陸部の盆地を鉄道や道路が通じており、海岸線を眺める道は意外と少ない。片や東海岸は太平洋と平行して鉄道が通じており、「高知安芸自転車道」はごめん・なはり線の旧線跡を自転車道に転換したものなので、いたるところで太平洋を眺めることができる。
休憩所で「帽子パン」をいただく。安定のおいしさ。
浜に降り、石ころを眺めたり、波の音を聞く。
いい道やね。
朽ち果てた船が草に覆われている。
旧線跡のトンネルを通過。
夜須駅前にあるヤ・シィパークに到着。
途中、南国安芸道路の工事のため迂回させられる箇所があり、交通量の多い国道を走らなければならなかったが許容範囲内で、快適な自転車道のほうが大部分だ。
ここから西は一般道のようなので、安芸まで引き返すことにした。
気になるポイントに立ち寄りながら、レンタサイクルを漕ぐ。
ここから西は一般道のようなので、安芸まで引き返すことにした。
気になるポイントに立ち寄りながら、レンタサイクルを漕ぐ。
休憩所の木陰にて安芸ぢばさん市場で買ったお弁当でランチ。
炊き込みご飯に鯖の煮付けのほぐしたものが入っており、ちくわも土佐らしい味(安易なちくわはやたら甘ったるい)。
琴ヶ浜にて。
どこかでみた風景だと思ったら、映画「君が踊る、夏」でロケ地になった琴ヶ浜松原野外劇場。
どんどん東進。
往路で気になっていた入り江に降りてみた。急な階段を下り降りると、ここは波も荒く、太平洋の荒々しさをかいま見る。
これが、土佐の海だ。
おらんく(「私の家の」という土佐弁)まんじゅうでおやつ。
山友だったMさんの母校。校舎の前はすぐに太平洋の浜。3年半ぶりに来たよ、Mさん。校舎の窓から、あまり勉強もせず太平洋を眺めていたと謙遜していたね。
いっしょに山歩きをまだまだしたかったし、健在であれば今年59歳のはずだった。65歳を過ぎれば、人生はおまけだとおもって私は生きている。Mさんは本編を生きただけだったけれど、彼女の生活スタイルからするとそれほど後悔多しという人生ではなかったと勝手に思っている。残った者にとって、風景や匂い感じ、音楽を聴き、本を読むときに不意にその人とのことがリンクしていく豊かさを与えられたような気もする。
安芸川河口にて。
現在放映されている火野正平「こころ旅・高知編」で「県道29号から農道に下るジェットコースター道」と紹介されたこころの風景。
実際、走ってみたが、大人にとってはなんてない道だけど、母親に乗せられた保育園児にとっては確かにジェットコースターのように感じただろうな。
安芸のハウス園芸地帯を走る。
レンタサイクルでの走行距離 46km
ロードバイクの2倍ほどエネルギーを使った感じ。
ホテルに帰り、温泉で汗を流してから、帯屋町ではなく、はりまや橋東にある場所で居酒屋を訪ねてみる。暖簾越しに店内を覗くと、空席はなさそうな店が多い。一軒、覗いてみるとカウンターにはひとりのお客さんのみなので、入店してみる。カウンターに案内されて、ハイボール2杯、お刺身盛り合わせ、土佐の地酒を注文。
おなかは空いてなかったので、お通しも工夫されており、よい店。
あとで知ったけれど、以前女友達らと高知旅行した際に立ち寄った風街食堂のあとにオープンした店のようだ。奇遇だなあ。
夜、ホテルで無料の夜鳴きそばをいただく。
四万十きざみ海苔とシナチク、ネギが入ったシンプルな半ちゃんラーメン。〆のいっぱいにはぴったり。食後、爆睡
土佐の海を見たくなった(高知旅行1日目) ― 2022-10-24 21:14
無性に土佐の海を見たくなった。2019年3月にはひとり旅で、9月には女友達らと高知を旅行した。隠居生活なので年に一度は訪れようと計画していたが、そのたびにコロナの第○波が訪れて時機を失していた。
先日、クロモリロードで近場を散策していると七年半前に若くして亡くなった山友のMさんの家が取り壊されつつあった。ご家族とは交流がなかったので、建て替えなのか他の人に譲渡されるのか判然としないが、Mさんという友を無くしてからの寂寥感が再度、増してきた。
彼女が育った町、高知の東海岸沿いを再訪したくなった。
先週月曜にNetで旅行サイトを検索すると、全国旅行支援が始まり、コロナ感染者数も下げ止まりの状況なので、ホテルなどの空きは少ない。
なんどかサイトをチェックしているうち、割高だが(全国支援が始まったためだろう)、よさげなホテルを水・木と連泊で予約。
交通手段は三宮ー高知の高速バス往復チケットをNetから予約。高速バスはコロナ流行により減便されて、朝晩の二便しかない。そして28座席中、予約は三分の一ほどだ。みな車で移動するのが多いのだろうか。
一日目
早朝に起床して、高速バスに乗車。4時間ほどの移動だが、外の風景を眺めたり、読書などして意外と短く感じる。
昼前に高知はりまや橋に到着。バスから降りると、土佐特有のカンカン青い太陽の光が注いでいるが、秋晴れなので痛いような日差しではない。
先日、クロモリロードで近場を散策していると七年半前に若くして亡くなった山友のMさんの家が取り壊されつつあった。ご家族とは交流がなかったので、建て替えなのか他の人に譲渡されるのか判然としないが、Mさんという友を無くしてからの寂寥感が再度、増してきた。
彼女が育った町、高知の東海岸沿いを再訪したくなった。
先週月曜にNetで旅行サイトを検索すると、全国旅行支援が始まり、コロナ感染者数も下げ止まりの状況なので、ホテルなどの空きは少ない。
なんどかサイトをチェックしているうち、割高だが(全国支援が始まったためだろう)、よさげなホテルを水・木と連泊で予約。
交通手段は三宮ー高知の高速バス往復チケットをNetから予約。高速バスはコロナ流行により減便されて、朝晩の二便しかない。そして28座席中、予約は三分の一ほどだ。みな車で移動するのが多いのだろうか。
一日目
早朝に起床して、高速バスに乗車。4時間ほどの移動だが、外の風景を眺めたり、読書などして意外と短く感じる。
昼前に高知はりまや橋に到着。バスから降りると、土佐特有のカンカン青い太陽の光が注いでいるが、秋晴れなので痛いような日差しではない。
おなかが空いたので、ひろめ市場で昼食。平日なので人気店の前では満席だけれど、奥の場所は空席があり、「やいろ亭」で塩たたき定食と生ビールを注文。肉厚の塩たたきが美味。味噌汁もうまい。
ひろめ市場から高知城へ。高知県立文学館を見学。
高知ゆかりの文学者が多数紹介されているが、上林暁、大原富枝などの作品は「国会デジタルコレクション」でも読んでいる。
嶋岡晨の詩作に興味を持った。高知という町を離れた「離散者」がもつ故郷への愛憎が混じった詩がいくつか紹介されている。私自身、高知で19年生まれ育ち、離れて50年。高知という町と交わらずに生きてきた。老いると、昔の風景が懐かしくなるのだろう。
文学館からお気に入りの高知城北の道を歩く。観光客は石段から直截に天守閣を目指すので、この道は地元の人が散歩で歩いているくらいで人が少ない。
苔むした石垣の道は静寂だ。
嶋岡晨の詩作に興味を持った。高知という町を離れた「離散者」がもつ故郷への愛憎が混じった詩がいくつか紹介されている。私自身、高知で19年生まれ育ち、離れて50年。高知という町と交わらずに生きてきた。老いると、昔の風景が懐かしくなるのだろう。
文学館からお気に入りの高知城北の道を歩く。観光客は石段から直截に天守閣を目指すので、この道は地元の人が散歩で歩いているくらいで人が少ない。
苔むした石垣の道は静寂だ。
高校時代のガールフレンドと歩いた道。
不器用な潔癖さだけをもつしかなかった18歳の残像が、そこに残っているような錯覚を覚える。
高知城を散策してから鏡川へ。鏡川沿いを前回の旅行ではジョギングしたけれど、加齢とともに膝を気にしてウォーキング。数年の誤差はあれど人は平等に老いる。
鏡川大橋をチンチン電車(土電)が渡っていく。
母校の時計台は外装はきれいになっているが、昔の姿のまま。
母校の前にあるオーテピア高知図書館に入ってみた。2018年7月24日オーテピア高知図書館は開館しているので、館内は広々としていて蔵書も見やすい。近隣の高校生が自習席などを利用しているようで、平日なので高校生の姿が多い。私が高校の時には、ここには追手前小学校があって、高校の塀越しに屋台の冷やし飴を買ったりしていた(保健の先生から、あんな不衛生なものを飲んではいけませんと授業で忠告があったけれど、若かったので当然無視した)。
ホテルにチェックインして、ベッドでちょっとうたた寝。
夜のおまち(高知の中心部)で食事するのは気が向かないので、ひろめ市場前に小さな地元スーパーがあるので食材を購入してホテルの部屋でいただく。遅い時間だったので惣菜などはけっこう値引きされていた(苦笑
ホテルにチェックインして、ベッドでちょっとうたた寝。
夜のおまち(高知の中心部)で食事するのは気が向かないので、ひろめ市場前に小さな地元スーパーがあるので食材を購入してホテルの部屋でいただく。遅い時間だったので惣菜などはけっこう値引きされていた(苦笑
田舎寿司、さしみ、土佐の地酒、そしてホテルのWiFIが爆速。
(二日目に続く)
Mi Band 6 ― 2022-01-10 22:47
昨日注文したスマートウォッチMi band 6が午前中には到着。さっそく設定にとりかかる。
旧世代のMi Band 4を2年前に購入して、入浴時と充電時以外は装着しており、睡眠管理・ウォーキング(ロードバイクは専用アプリを使用)、アプリ通知と必須のツールとなっている。
旧世代のMi Band 4を2年前に購入して、入浴時と充電時以外は装着しており、睡眠管理・ウォーキング(ロードバイクは専用アプリを使用)、アプリ通知と必須のツールとなっている。
息子たちからのLINEや家族アルバムみてねの通知など、スマホと連動してMi Band 4に通知が来るので、妻も「それいいね、私も使ってみようかな」と最近言い出したので、善は急げと、昨日注文した次第。
さっそく開封するも起動しない。充電ケーブルに繋ぐと、バッテリー容量は0%なんや。1時間ほどで満充電近くになったので、設定を始める。
スマホアプリのMi Fitの設定項目が、当然ながらBand4とは異なる。ひととおり設定して、私のスマホから妻に電話するもBand6で通知のバイブがしない。「なんでやろう」としばし考えたが、結論から言うと「腕に装着していないと通知機能が働かない」ということ。そんなんわからんやん。
電話受信
LINE通知、LINE電話
家族アルバムみてねの通知などがちゃんとBand6で受信できることを確認。
アクティビティを確認するため、老夫婦で武庫川をウォーキングして喫茶店で妻は抹茶アイス、私は水出しアイスコーヒーを注文。昨日・今日と暖かく、本来なら長男夫婦らと白浜旅行をしていたはずだが、コロナ感染急拡大のため旅行をキャンセル。しばらくおとなしい生活をすることになるだろう。昨年からスマホ料金見直し、電気ガス料金の統一、フレッツ光のルーター無償交換・割引利用などをしてきたが、なんか「知らない人からはそのまま料金を取り続ける」というキャリアなどの態度が気にくわない(苦笑
今年はふるさと納税や投資信託もちょっと研究してみようと二人で話し合う。あと10年くらいはまだ頭が働くだろう、たぶん。
夜は吉田類さんの居酒屋番組をみながら、日本酒をちびちびと飲んだ。
「趣味としての孤独」と変態PC ― 2021-11-16 22:39
季節の変わり目のためだろうか、体調がすっきりしない。自分のなかに、沸いてくるようなエネルギーを感じない。高血圧、尿酸値高め、膝痛、そしてアラ古希だと、徐々に老人となっていくスピードが速まっているのかもしれない。非社交的で「趣味としての孤独」に沈潜しがちな性格なので、最近はPCに向かうことが多かった。
(初?の痛風アンソロジー。最も同情されない、笑い飛ばされがちな痛風をめぐるエッセイ集。いやいや痛風を発症したくないな)。
Regolith on ThinkPad X220の設定もひと段落。
文章作成はEmacs
ターミナル上でCUIファイラーのレンジャーを起動させて、画像ビュアーのuberzugで画像プレビューしていく。
Enterキーを押すとCUI画像ビュアーのSXIVが起動する。
画像サムネイル、フルスクリーンがマウスを使うことなく、きびきびと表示される。快適。
コロナ前に友人らと行ったフランス旅行、台北旅行、京丹後旅行、高知旅行のアルバムをLINEなどからダウンロードしてGoogle Driveにアップロード。それをX220のmSATA(128GB)に保存。
Rangerで閲覧していく。過去を懐かしむことはあまりないけど、コロナ後の制約された生活はまだまだ続くのだろう。
Ricing(デスクトップのスクリーンショットを披瀝するサイト)を眺めていると、見たこともないPCでLinuxを走らせているスクリーンショットを見つけた。
なんやこれ?と読んでみると、ASUSの変態ノートパソコンだ。
サブディスプレイを装備して、タッチ操作もできる。すごいやんこれと久しぶりにワクワクするPCだ。いやね、冷静に考えるとRegolith on ThinkPad X220ではタッチ操作できないとはいえ、ウィンドウを自由自在に分割・拡大・フロートができ、ワークスペースを作ってウィンドウを立ち上げたり移動させたりして、狭い画面を有効活用できる。なにしろ動作が俊敏。
とするとこの変態PCがどうしても必要という結論にはならないが、「人は合理性でのみ動くものではない」という法則(そんなものあるか?)からすると、ウキウキ・わくわく・ドキドキするPCであることは確か。
ということで今日、1年ぶりに大阪にでかけ、ヨドバシ梅田で実機を触ってみた。
とするとこの変態PCがどうしても必要という結論にはならないが、「人は合理性でのみ動くものではない」という法則(そんなものあるか?)からすると、ウキウキ・わくわく・ドキドキするPCであることは確か。
ということで今日、1年ぶりに大阪にでかけ、ヨドバシ梅田で実機を触ってみた。
キータッチは悪くないが、キーボードが狭いのでタイピングにはちょっと慣れが必要かな。
デュアルディスプレイはスムースに動くし、メイン画面とシームレスに使用することもできる。
かなり魅力的なPCだ。ただWSL上でLinuxを走らせると、この画面構成は制約が多いかもしれない。独自の仕様でデュアルディスプレイを制御しているだろうし(Window上で)、この変態画面だと保証期間が過ぎた頃にサブ画面が表示されないというトラブルが生じそう(単に長年のカンだけど)。
ちょっと様子見(価格も含めて)。
天気がよいので、中津・中崎・天神筋商店街をぶらぶらと歩いて、古書店をのぞいたり、平日昼間なのに賑わっている居酒屋を見たりする。
昔なら、速攻瓶ビール大、刺身盛り合わせで昼飲みしたけれど、まだまだ居酒屋の混雑にひとり飛び込んでいく蛮勇はない(苦笑
天神筋商店街を抜けて、大阪天満宮にお参りして、堂島川遊歩道をぶらっと歩いて、堂島ジュンク堂に立ち寄り、けっこう歩いたなと感じながら帰宅。
昨年、起動不可となり、機種変更した以前のスマホは文鎮化していたが昨日、Ubuntu Phoneにしようといじっていたら、リカバリーが始まってWiFi端末として使えるようになった。
現在、使っているミドルレンジのスマホAQUOS sense4 SH-41はカメラ機能が旧い機種のGalaxy S5 Activeより劣る。画素数の違いかな。
S5 Activeは
・自宅でのWiFi端末
・外出時のカメラ、電子書籍端末(honto,Kindle本を事前にダウンロードしておく)。
として使うことにした。
待ち受け画面はケン・リュウの短編集に影響されてSF風画面。
スクリーンショットをアップロードしようと思ったが、かなりヲタク風なので自制した。
(電車のなかで読むと読書がはかどる)
変態PCをやっぱり買うかもしれないな(苦笑
桜日和 ― 2021-03-28 10:53
平々凡々な日々。クロモリロードで散策して、公園の木陰で読書する。
戸外ではLinux Mint 20.1 on X205TAが持ち運びには便利かな。
戸外ではLinux Mint 20.1 on X205TAが持ち運びには便利かな。
柴崎友香さんの短編小説を読む。
連載時には「はじめに聞いた話」という表題だったが、刊行時に「百年と一日」となったようだ。短編が積み重なるが、長い表題がつけられている。
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----兄弟は仲がいいと言われて育ち、兄は勉強をするために街を出て、弟はギターを弾き始めて有名になり、兄は居酒屋のテレビで弟を見た
----屋上にある部屋を探して住んだ山本は、また別の屋上やバルコニーの広い部屋に移り住み、また別の部屋に移り、女がいたこともあったし、隣人と話したこともあった
----屋上にある部屋を探して住んだ山本は、また別の屋上やバルコニーの広い部屋に移り住み、また別の部屋に移り、女がいたこともあったし、隣人と話したこともあった
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どこかでみた風景、人々の話が続いていく短編集。
人生100年時代と喧しいが、人生は想像以上に短い。だから晩年、自分の人生に拘泥する人が(とくに私たち老人)多いけれど、日々は淡々と過ぎていくのだろう。それでよしという感じもする。
昨日は近くの河川敷を妻と散歩がてら北上。暖かく桜日和。例年なら、京都など遠くまで桜見物に出かけることが多かったが、このご時世、人の密集しない桜並木をのんびりと歩いた。
どこかでみた風景、人々の話が続いていく短編集。
人生100年時代と喧しいが、人生は想像以上に短い。だから晩年、自分の人生に拘泥する人が(とくに私たち老人)多いけれど、日々は淡々と過ぎていくのだろう。それでよしという感じもする。
昨日は近くの河川敷を妻と散歩がてら北上。暖かく桜日和。例年なら、京都など遠くまで桜見物に出かけることが多かったが、このご時世、人の密集しない桜並木をのんびりと歩いた。
宝塚に新しい喫茶店がオープンしていたので、入ってみた。珈琲とタルトケーキを注文。
すっきりとしたお店で妻と歓談。
夜はChromebook IdeaPad Duetで遊ぶことが多いかな。
デフォルトのキーボードがやはり使いにくいので、Bluetooth ThinkPad TrackPoint キーボードを自宅では使用。以前購入したトラックポイント・キャップの在庫がけっこう残っている(特にクラシックドーム)。もう余生はこれで十分足りるような気もする。
2週間ぶりのカーボンバイク(2011.7.13)
IdeaPad DuetはそこそこAndroidアプリが動いて、Linuxも走らせることができる。玩具としては秀逸。「創造的な作業には役立たない」というレビューをどっかで読んだけど、創造の源泉は私たちの頭脳にあってPCのなかにあるわけじゃない。癖が強いガジェットだけど、遊ぶにはなかなかおもしろい機種だね。
Amazonがまたまた値下げしている。変態ガジェット好きにはたまらない機種かな。耐久性はわからないけど。
今日は雨、ゆっくり読書しよう。
次男の卒業式 ― 2021-03-20 21:58
次男と一泊2日で淡路島へ旅行に行ってきた。こんなご時世だから、次男の車で移動して、ホテルも部屋に檜風呂があり、夕食も個室で食事できるスタイル。でも大浴場もほとんど独占状態で、ゆっくりと入浴できたな。
一日目
昼食はなぜか蕎麦屋。次男オススメの店で、たぶん年寄りの私たちに合わせてくれたのだろう。
昼食はなぜか蕎麦屋。次男オススメの店で、たぶん年寄りの私たちに合わせてくれたのだろう。
ぶらっと訪ねたところ
■あわじ花さじき
■洲本市街地
レトロこみち
厳島神社
曲田山公園(桜の名所)
洲本八幡神社
ホテルの露天風呂で入浴後、個室料亭で夕食。次男とゆっくりと飲みながら話すのは、ほんとひさしぶり。
私たち夫婦(67歳、64歳)、次男34歳。じゅうぶんに彼も大人になった。
彼と話していると「ていねいに落ち着いて生きていこう」という彼の思いを感じることができる。
なんども申し上げているように親は子供にとっては、なべて反面教師。息子たちは私たちの欠点を乗り越えていくようなライフスタイルを選択していくのだろう。
二日目
午後10時半ころ就寝、午前5時過ぎに起床。次男はイビキもかかず、静かに寝るタイプ(妻の証言、私は爆睡していて未確認)。
朝5時半に本館の大浴場で朝風呂。早朝も相まって、数人の客のみ。
ホテルの朝食後、意外と観光客は登らないだろう「洲本城跡」にみなで登ってみることにした。
淡路島旅行の際になんども見かける城跡だが、天守閣はレプリカなので、敬して遠ざけてきた。
彼と話していると「ていねいに落ち着いて生きていこう」という彼の思いを感じることができる。
なんども申し上げているように親は子供にとっては、なべて反面教師。息子たちは私たちの欠点を乗り越えていくようなライフスタイルを選択していくのだろう。
二日目
午後10時半ころ就寝、午前5時過ぎに起床。次男はイビキもかかず、静かに寝るタイプ(妻の証言、私は爆睡していて未確認)。
朝5時半に本館の大浴場で朝風呂。早朝も相まって、数人の客のみ。
ホテルの朝食後、意外と観光客は登らないだろう「洲本城跡」にみなで登ってみることにした。
淡路島旅行の際になんども見かける城跡だが、天守閣はレプリカなので、敬して遠ざけてきた。
20分ほど植生に特徴のある自然道を上って、城跡に到着。石垣がなかなか立派。
以前上った鳥取米子城跡とちょっと風景や佇まいが似ているね。
観光は
たこせんべいの里(詰め合わせセットをいくつか購入)
淡路國一之宮・伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)
淡路島国営明石海峡公園
海鮮丼の店でランチ
道の駅東浦ターミナルパーク
高速の事故渋滞に巻き込まれてしまい、予定より遅く午後5時前に帰宅。
次男とひさしぶりにゆっくりと過ごしたが、私たちの都合と合わせてくれて忙しいながら平日に休暇をとってくれた。今回の旅行のため先週の土曜は休日出勤したとのこと、でも恩着せがましくないのが彼らしい。
彼と話していると、風が吹き抜けるような心地よさを感じる(人たらしという面もあるだろうが)。
昨夜やゆっくりと食事しながら、彼の子供時代、青春時代のことも話したが悩みながらも成長していった軌跡を垣間見ることができた。今回の旅行は彼なりの「親からの卒業式」だったのではないか。親バカだろうが、嬉しいね。
淡々としているがエネルギーに溢れている次男、今日は9月出産予定の第2子の腹帯をいただくため、中山寺まで赴いたと家族アルバム「みてね」にその様子がアップされていた。
今日は義母とともに先祖の墓参り。そのあと伊丹図書館に立ち寄って予約本を受け取り、近くの古民家をリノベーションした喫茶店で珈琲などいただく。素敵な店。
クロモリロードで散策して、公園で読書。
Linux Mint 20.1 on ThinkPad X220でこの文章をタイピング。VScodeでのタイピングにも慣れてきた。
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