人をまっすぐ立たせておいてくれるのは、決まった習慣だ2020-04-09 23:24

今日もジョギングしながら、公園で本を読む。

バックパックに入れたタブレットにダウンロードした本を読む。


読んでいると桜の花びらが舞い落ちてきて、見上げると満開の桜。


ついに尼崎市の図書館も明日10日から臨時休館となった。
HPや玄関には次のように表示されている。
<期間>令和2年4月10日(金)~当面の間

・原則、図書の返却と、予約図書の貸出のみを行います。

・返却及び予約図書の受け渡しカウンター以外の場所は、閉鎖します。

・書架への立ち入りや、新聞・雑誌を含む資料の閲覧はできません。

ジョギングの途中立ち寄って、短時間で本を数冊借りる。

この本にこんな文章がある。

『まわりの全てが崩壊してしまったとき、人をまっすぐ立たせておいてくれるのは、決まった習慣だ』

崩壊とはいえないが、人生100年時代というのが妄言だったと思われるような世情、しばし生き延びて来年の春には四国の谷を巡ってみたいなと妄想している。

この文章が美しい。

街をジョギングしていると、飲食店も休業や持ち帰りサービスを実施する店が多くなっている。いまケガや病気をすることができないので、人と接せずにジョギングやウォーキングで身体を維持するしかないだろう。

adidas Training - 自重トレーニング専用筋トレアプリ by runtasticをタブレットにインストールして、自室でときおり利用している、けっこうきつい。

阪神淡路大震災の時には私は41歳、体力は十分にあった。今回の見えないウイルスに直面している私は66歳、なんとかまだ余力があると信じるしかあるまい。

人をまっすぐ立たせておいてくれるのは、決まった習慣だ

この言葉をしばし反芻しよう。




土佐好古史談2020-04-06 22:38

桜は満開、でも鬱屈した世相は変わらない。

週末は孫守の手伝い。長男夫婦たちは老人である私たちへのウイルス感染を危惧してくれているが、息子たち・孫たちは運命共同体、孫たちと遊ぶと体力もアップするので悪いことじゃないだろう。

武庫川の桜は満開。

今日、スーパーに買い物に出かけると、とくに買い占めは生じていないようだが、カップ麺の棚にけっこう空きがある。私はときおりカップ麺などのジャンクを無性に食べたくなるので、3個ほど自分用に購入。あとは生鮮食品のみ。

旧い本をgoogl play booksで読んでいる。Dマガジン、Amazon Kindle,honto,青空文庫と電子書籍を利用しているが、Play booksでは著作権切れの古書を読めるようだ。

いま面白いのは、高知の郷土史家・寺石正路(慶応4年9月2日(1868年)ー昭和24(1949)年12月23日)著作の「土佐好古史談」

真覚寺日記、もともとは「地震日記」「晴雨日記」という表題で、現在の土佐市宇佐の真覚寺の僧侶・静照(じょうしょう)が書いたものも紹介されている。

安政(1858年)のトンコロリ(コレラ)の流行の際、
「誰言ふとなく唐辛(とうがらし)を頭上に頂けば病来らずとて男女共頭に辛を頂く 遠方より見れば簪(かんざし)の如し

比時静照師は戯れに左の狂歌詠じた

髪のある人は理屈がよけれ共 坊主頭はせん方もなし」

迷信がまだまだ跋扈する江戸末期に、知的な存在としての住職日記は、知的高潔さを感じさせる。いまの下品なマスコミとは当然ながら比べることなどできない。

「土佐史蹟巡遊」という本では浦戸湾内巡航船で桂浜・浦戸を訪れる記載がある。

「共日巡航船 に て 内海 を 航 し 午後 二 時 長濱 に 着 し 同 地 小学校」と記載がある。

「浦戸と長濱とは土佐の鎌倉と江ノ島である 其風光に富み海山 の 景色 麗しく 然も 名社古刹や英雄偉人の墳墓古跡も多くして 旦 城市に近く四 時の遊 者 をして 容易 一日の清遊を試みしめ 風詠と懐古の威 を併せ得せしむる所は相似て居る他日四国鐵道貫通の 暁には 室戸岬と相待ちて必ず日本名勝地の 一に挙げらるる事は疑をまたぬ所である」

私の生まれ故郷は江ノ島みたいにはならなかったが、桂浜は観光地として高知を代表する土地となっている。

宮本常一の民俗学の本を読んでいると、埋もれた史家の文章も面白いなと思う。
世相が不安定になると(阪神淡路大震災のときもそうだったが)、現在の小説などはなぜか読みたくなくなる。大正・昭和初期の市井の学者の本が、みょうに好ましい。


徳島のほんと2020-04-02 23:55


午前中は、病院の定期受診。2月に受けた特定健診の結果もDrから聴くことになっている。コロナ対策のため、Net予約してから3人づつ待合室で待機することになっている。

健診結果はとくに異状はなく(とはいえ加齢なりの衰えはある)、薬局で処方薬を用意してもらう。薬局も私ひとり、たぶんコロナ対策で病院に行かないほうがよいという選択になっているんだろう。次回、世の中の情況次第では電話でDr判断してもらい、処方箋を薬局にFaxしてもらうことになるだろう。

コロナウイルス、トップの迷走ぶりに(マスク2枚・・・)「これって自分で自分を守るしかないやん」と痛感する。日本という国はこれほど劣化したのか。

官僚はそれなりに優秀だと思っていたが、どうも大いなる錯覚だったようだ。

テレビのニュースやワイドショーを見ても、血圧が上がるだけなので、

旅の本と

題名はきわものっぽいが、力作の本を読む。

徳島ってたぶん鳴門以外、訪れたことがない。装丁、サイズ、そして見開きに写真と解説記事が載っているのが見やすくていいな。

西北のジュンク堂で購入して支払おうとしたら「Dポイントが支払として使えますよ」と店員さんから言われた、知らなかった。
スマホがドコモで、かつ家族会員として4台分を私が一括で支払っているので、Dポイントがそれなりに溜まっている。書籍代として使うのもいいかも。

老人なのでキャッシュレスには妙に抵抗があるけれど、Mi Smart Band5がGoogle Payに対応するかもしれないので、日本版ができれば導入するかもしれないな。

忘れられた日本人2020-03-30 21:35

Mi Smart Band 4のバッテリーが20%以下となったので充電。20%未満になるまで、充電後2週間ほど保つみたいだ。

Dマガジンでアップル信者用雑誌(私はUbuntu on ThinkPad利用者)を読んでいると、鈴木みそ氏はアップルウォッチではなく、シャオミ Mi Band 3を,そして現在はMi Band 4を使っている。

こんなセリフがある。

新しくなっても安い!
解像度も上がってメール本文が読める!
文字盤のデザインもDL可能!
壊れたら捨ててしまっても惜しくない
アフターサービスなんていらんのです。


痛快やと思うと同時に、いたく同感。入浴時・充電時以外は、Band 4を左手首に装着。
22gと超軽量なので違和感はない。
眠気がこない夜は、Amazon Musicやyoutubeで音楽を聴いているが、バンドから曲送りや音量調整ができるのが便利だ。谷山浩子、N.S.Pなどの音楽を聴いている。

アプリ通知や電話・メールなどスマホに着信があると、バンドが振動するので、着信に気づかなかったことに慌てることもなくなった。アプリ通知の対象を厳選すると、これはかなり便利やね。

睡眠のトラッキングも、うたた寝を認識はしないが、就寝時間・起床時間を正確にトラッキングしているようだ。眠りの質も身体の感覚と近い。

最近では抜群のガジェットであるのはまちがいない。

読了した本。


直接は関係ないが、近江鉄道の存続が決まったのは喜ばしいことだ。
地方は車社会だが、残念ながらより高齢化により車自体を利用することも難しくなってくるだろう、そのときに交通の選択肢として鉄道を存続させておくことは重要なことじゃないかな。


近江鉄道にまた自転車同伴で乗りたいね。

旅にまつわる本を、明晰に簡潔に紹介していく。

この本につられて、宮本常一の代表作を読み始める。

日本の村々の人々は意外と豊かで奔放な生き方をした人が多いようだ。グローバル化せずインターネットもない社会、そこは閉鎖的で因習に支配されがちとイメージするようだが、いまの日本のほうが相互監視社会で萎縮社会のような気もするね。

ここ数日はウォーキングしたりクロモリロードでポタリングしたり。
なんとなく鬱屈した3月。




日常と「朱夏」2020-03-20 22:03

世の中、閉塞状態、でも隠居は日々を淡々と生きるしかないだろう。

コロナウイルスの影響で、西宮・伊丹・宝塚と利用している図書館が3月末まで閉館となり、近隣では尼崎市の図書館のみ開館している。ただ自習室や閲覧席は利用できないので、昨日、中央図書館に訪れても来館者は数名のみ。日常、図書館に長時間いる隠居老人が利用しなくなったことも影響しているのだろう。

読了した本。


「ていねいなくらし」が欲望資本主義に翻弄されていないというライフスタイルということか。松浦弥太郎氏に対する違和感がなんとなくこの書籍でわかったような気もする。自己啓発と暮らしのカタログ化、彼はそれを美しく陳列する才能があるのだろうな。


金子光晴の旅と写真家としての著者の旅を重ね合わせる。
引用されているこの詩が心に残る。
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「南方詩集」
神経をもたぬ人間になりたいな
本の名など忘れてしまひたいな

女たちももうたくさん。
僕はもう四十七歳で
近々太陽にあたりたいのだ。

軍艦鳥が波にゆられてゐる。
香料列島が流し目を送る。

珊瑚礁の水が
舟の甲板を洗ふ。

人間のゐないところへゆきたいな。
もう一度二十歳になれるところへ。

かへつてこないマストのうへで
日本のことを考えてみたいな。

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私もまもなく67歳、やっとこさこの詩の気分になってきた。


名だたる書評家である北上氏にしても、息子二人の前では普通の父親なんだな。もちろん子育てと関連して多くの小説などが紹介されているが。

私は凡庸な父親だったので、息子たちの見本にならず、邪魔でもなかっただろう。何度も申し上げたように「苦労は買ってでもするな」と息子たちに接してきたくらいかな、あとは楽しく遊ぶのも大事って事くらいか。

今週は長男が残業続きだったので、妻とともに夕方から午後9時くらいまで長男宅で孫守の手伝い。息子たちは結婚して子供ができて、「朱夏の時代」をそれぞれ生きている。
私たちも経てきた時代だからこそ、「玄冬の時代」に入った私たちもすこしは役立つことがあるだろう。


大腸癌のため58歳で亡くなった新聞記者の連載作品と日記。死はたぶん日常生活の終焉、だからこそ日々のなにげない生活を愛おしく感じるだろう。
世の中が落ち着いたら旅にも出たいね。



坂東眞砂子氏(氏も癌で逝去されている)の次の文章がすてき。

「時たま、最近の日本の小説を読んだりして、何か精神的に汚れた気分になる時がある。そんな時、私は寺田寅彦の随筆を読みたくなる。心が洗われるのだ。」(同書17頁)


「田園雑感」「郷土的味覚」などの短いエッセイは、故郷土佐を題材にしている。大正10年、昭和7年とそれぞれ旧い時代に書かれているのに、私の感覚とそれほど齟齬を感じない、それも魅力かな。

風邪からくるぜん息で体調が悪かったが、ほとんど直ったようだ。
桜もまもなく開花、ロードバイクでふらっと回ることになるかな。




人生のエネルギー2020-01-27 19:23

2020年1月25日〜27日
25日(土)


クロモリロードで尼崎ー大阪市淀川区ー神崎川河川敷とのんびり走る。
三津屋商店街、大阪下町らしくアーケード・狭い商店街、庶民的でけっこう好きやね。

フラフラ走っていると結局神崎川に行き当たり、川沿いを走る。

41km

独居老人スタイル (ちくま文庫)
「独居老人スタイル」の文庫版あとがきを読んでいると、この本が紹介されていたので読了。
知識人99人の死に方―もうひとつの戦後史 (WONDER X Series)

有吉佐和子の死に方を描いた関川の文章が名文。

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サーモスタットのない人生(関川夏央)


私は実はこのたびはじめて有吉佐和子の小説を読んだ。あれだけの流行作家だったのに、なかなかその作品を買えない。ようやく特大書店で捜しあてたのだが、人は死んで三日たてば三百百年前に死んだと同じことになる、という山田風太郎の警句が身に沁みる思いだった。

有吉佐和子は速足で、また、靴のつまさきの内張に深い指の跡が残るほどに前のめりの人生を歩いた。誰でも人生のエネルギーは定量である。凡人はいたずらにそれを気化させて散じるが、非凡人たる彼女は燃焼効率よく集中して燃やし、多数の小説を書いた。しかし、才能に恵まれたかわり、彼女には体内のサーモスタットが生まれつき欠落していたから、肉体の加熱に気づかず、小説を生みだす体内の炎がついに彼女自身をも焼いた、私にはそんなふうに思えるのである。

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「凡人はいたずらにそれを気化させて散じる」というのが私にぴったりで、かえってなるほどなと感心したほどだ。

26日(日)
午前、伊丹図書館に本を返却。近くのホールで来月のコンサートのチケットを購入。
義父の施設訪問、それを終えて、義母宅へ。所用をすます。

帰りに伊丹の長寿蔵で地ビールを飲む。

夕方、長男夫婦と孫が我が家で食事。2時間ほど我が家に滞在して帰宅。

「PUBLIC HACKS」を読了。
PUBLIC HACK: 私的に自由にまちを使う


公共空間が官民一体化で消費生活促進に邁進したり(その究極がカジノ政策ではないか)、「けしからん至上主義者」(ルールから外れることを許さなかったり、自分以外が楽しんでいることを不快に思ったり狭隘な精神をもつ人々)のために街が不自由になっているのは確かだろうな。

清潔でお行儀よくが過ぎると、「けしからん至上主義者」が跋扈することになるんだろうな。

「サードプレイス」という概念も興味深いけれど、「私的に自由にまちを使う」という視点も、隠居生活者から見ても魅力的かなとおもう。
サードプレイス――コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」


27日(月)

天候不順。音楽を聴きながらウォーキング 
西北ー甲子園口とブラブラ歩いて、11.6km



ぼおっと隠居生活2020-01-20 18:20

2020年1月17日夜~20日

17日(金)夜

10kmほど武庫川ジョギングしてからシャワーを浴びて、電車で神戸へ。待ち合わせ場所は新開地なので三宮から元町商店街を抜けて新開地まで歩くことにした。

途中、古書店に立ち寄って本を探索。


現役の頃、よく食べた新開地の立ち食いうどん屋、ぼっかけうどんがめちゃ旨いのですこし腹ごしらえしようとおもっていると女友達からLINEを受信、すでに待ち合わせ場所に到着しているとのこと。後ろ髪を引かれながら、集合場所へ。

今宵は女友達二人と私の三人での居酒屋放浪記、まずは予約してくれていた居酒屋で飲む。
おでん盛り合わせ・量多し

刺身の盛り合わせもリーズナブル

店のお姉さんたちがとても素敵な店で、料金もリーズナブル。ビール、日本酒といただく。
お品書きの古さが味を出している

2軒目は立ち飲み屋福寿で日本酒と漬け物、店が早く閉まるので軽くしめる。

3軒目は割烹の店、オヤジはポテサラ・だし巻き・きずしが好みなのはなぜだろう。純米吟醸紀土をいただく。


4軒目はBar、飲み過ぎを自戒してアイリッシュウィスキーをロックで一杯のみ。女友達のひとりが寝落ちする(爆 

4時間半ほど、昔話(なにしろ25年の付き合い)、旅行の予定相談などしてハグして分かれる。

18日(土)
二日酔いではないので、午後から猪名川ー豊中ー千里ー箕面ー西国街道とクロモリロードでポタリング。千里は並行して走る道路が誤って自動車専用道に入りやすいので(いちど誤って入りそうになったことがある)、地道をおとなしく走る。

57.2km

閲覧用タブレット(HP Pro Slate8)の調子が悪いのでデータを初期化して、アプリを再設定。シャキシャキと動くようになった。
Windows7のサポートが終了した、私はLinux(Ubuntu 16.04 Gnome on ThinkPad X220)を使っており、鈍重で制約の多いWindowsを長らく使っていないので関係ないけど。

19日(日)
クロモリロードで尼崎の森中央緑地までぶらっと23km


夜は大河ドラマ「麒麟がくる」をBSで見る、やけに色彩が派手な衣装、そしてコンピュータグラフィックを多用している。「いだてん」のビートたけしの滑舌の悪いナレーション、せわしないドラマ展開に年寄りはついていけなくてたぶん「ぽつんと一軒家」に視聴が流れたのではないか。「ぽつんと一軒家」を地上波で見る、島根の一軒家だが「どこにでも神様」という島根の風土がよく現れている、でも住民が高齢なので将来的には消滅していく集落かもしれない、日本自体が縮んでいく宿命にあり、「今だけ自分だけお金だけ」の政治家・官僚はまさしく「我が亡き後に洪水は来たれ」のマルクスの言葉を体現している。

WowWowで映画「斬、」を見る、なんかよくわからない映画。上映館で見たら複雑な気分だったろうな。

清野菜名が好きな女優なのでドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」を見たが、演じるミスパンダが映画キックアスのヒットガールみたい。キックアスと違い、妙に深刻な人間ドラマを描こうとするのがあかんね、ここは突き抜けたドラマにしないと(苦笑

20日(月)
返却予定日が雨のようなので余裕があるうちに、図書館に本を返却。数冊本を借りた、バックパックが重い。




西北ジュンク堂の喫茶室で読書。
村上春樹の「品川猿の告白」を読む。「究極の愛情、究極の孤独」が品川猿主体によって語られるという、読者の想像力に任せる短編といえようか。


クロモリロードで23km

かくのごとくぼんやりと隠居生活を送っている。




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