村上春樹トークイベント2017-03-21 22:05

村上春樹の新作長編小説「騎士団長殺し」をまだ購入していない。長編小説を読むには気力と気分が必要なので、まだその気分じゃない。

村上春樹の新刊としてはこちらも刊行された。

『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』
村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事

書店で前書きを読んだけど、おもしろそう。村上春樹翻訳本のコメントと対談集、そして「翻訳」を巡るエッセイともいえようか。

でもこちらも購入は見合わせた。
東京の紀伊國屋書店で刊行記念トークイベントが行われ、チケットの予約抽選が4月3日〜6日に紀伊国屋書店のサイトで行われる。

https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20170317050000.html

トークイベントの要は

■日時  2017年4月27日(木) 19:00開演(18:30開場)
■出演  村上春樹 柴田元幸
■会場  紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
■入場料金 3,240円 (全席指定・税込・書籍代1,620円含む)

書籍代込みなので、当選確率は低いだろうけど、とりあえず購入はペンディングしている。

以前、京都で行われた「村上春樹 公開インタビュー」に当選して参加できた。

「村上春樹 公開インタビュー」とボクらの「巡礼」(2013.5.6)

取らぬ狸の皮算用、もし今回も当選したら、妻といっしょに(妻は村上春樹には全く興味がない)東京の美術館巡りなどを兼ねて、東京遠征をしたいなと勝手に思っている。

当選したらいいけどなぁ。



PEAKS2017-02-27 22:46

私は電子書籍を読むサービスとして、DマガジンとAmazon kindle Unlimitedを利用している。自転車関連ではDマガジンで「BICYCLE CLUB」を、そしてKindle Unlimitedでは「CYCLE SPORTS」を購読していたが、今月号から「CYCLE SPORTS」は対象外となっている。

Kindle Unlimitedはコロコロと読み放題の対象が変わるので、そのへんは出版社とAmazonの契約関係が影響しているのだろうか。

雑誌はよほどのものでないかぎり、紙書籍を購入することはないので、なかなかに出版状況は難しくなっていくのだろう。

ひさしぶりに登山系の雑誌を読んでみた。

ロードバイクに乗り始めて、山歩きをトンとしなくなったけれど、最近のウルトラライトハイキングの流れが簡潔に紹介されている。20kgのザックを背負い、由良川源流部テント泊をしたのは2002年の夏、まだ40代で体力も十分にあった。

あの野生めいた力はもう望むべくもないけれど,最近のウルトラライトは自転車やトレイルランとの親和性も高いようだ。

山ヤとしてだけでなく、いろんな自由なスタイルが出てきているのは、なんか楽しみだな。



ローカル的なもの2017-02-25 22:18

金曜夜は職場の定年退職者の送別会。一次会で帰宅して、午後10時過ぎには就寝。

今日は午前9時前に長男が孫を連れて我が家にきた。長男が歯科受診するので、それまで孫の子守をすることになっていた。実は前日に孫は熱を出して保育所はお休み、妻が朝から1日長男宅で孫の子守をしていた。私も仕事を休んで子守に参加したかったけど(苦笑)、仕事と夜には送別会があったので、残念ながら子守には不参加だった。

午前中は晴れていて風もなく天候が安定しているので、孫とともに近くの公園へ。孫は熱も下がって、かなりしっかりと歩くようになっている。広い公園なので、遊具に立ち寄りながら、公園に飛来する小鳥を眺めたりしていた。

小1時間遊んで、抱っこをせがむ孫を抱き上げると、すぐに寝始めた。横抱きにして自宅まで歩くのだが、以前よりはずっしりと重くなってきている、喜ばしいことです。

帰宅すると歯科受診を終えた長男も同時に玄関口に到着した。
部屋にはいると、次男がテレビを見ながらくつろいでいる。次男は昨夜、職場の飲み会みたいだったようで、大阪の自宅には帰らずに、深夜に我が家に立ち寄って、彼の部屋で(結婚後もそのままにしてある)爆睡していたのだ。

ひさしぶりに親子4人+孫で昼食。孫が録画していた「いないないばあ!」を見る姿が、長男に言わせると、私と次男にそっくりらしい。3人とも口を開けてテレビを見ている。
そういえば性格も3人とも似ているような気もする。

次男は機嫌良く新婚生活を送っているようだけど、まぁ奥さんがしっかりしてるからねー。

長男や孫、次男が帰ってからは、昨夜のお酒がすこし残っているので昼寝。

そして自転車関連の読書。

静岡で愉しむサイクリングライフ

岡という地域にはまったく土地勘はないのだが、あとがきにある著者の言葉「私がこの本を書いたのは、静岡がいちばんいいから、なのではなく、ローカルなものの中に世界の豊かさが開示されていると思ったからだ。」があるように、自転車に乗るということはローカルとの出会いがある。
ロードバイクで走った北摂・丹波・美山などはローカル的な風土が、私の身体に染みこむ感覚があった。この本を読みながら、それらの道や里山で出会った風景がよみがえるのだ。

これはゆっくりと読んでいる。


そして昨日、村上春樹の新刊とともに購入予定の本が書店では陳列されていなかったが、Amazonを覗いてみると、Kindle版が同時発売となっている。紙書籍とKindle版が平行して発売されていれば躊躇なくKindle版を購入することにしている。
バイクパッキング BOOK 軽量バッグシステムが創る新しい自転車旅

これは来年からの隠居生活に入ったさいのツーリングライドの参考として読むことにした。

来年3月末でひっそりと組織とは離れていこうと思う。



寒波の週末2017-02-12 20:53

寒波到来。

■読書

Hanako (ハナコ) 2017年 2月23日号 No.1127[本とカフェ。]

DマガジンでHanakoを読んでいると俳優の森山未來氏が読んでいた本が気になったので、購入してみた。

電脳のレリギオ:ビッグデータ社会で心をつくる
インターネットとかAIとか情報操作とか、けして明るい未来のみが展望されないテクノロジーの世界。でも不信や憎しみだけで人は生きていくことはできない。

テクノロジーやインターネットに対する「希望」の本。
もういちどゆっくりとYOGA BOOKのリアルペンでメモしながら再読の予定。


子育て奮闘中の母ちゃんドクターが書いた 「男の子ママ」の悩みをぶっとばす言葉
男の子二人を育てた父親として言わせてもらうと、そしてそれはもちろん普遍的な意見ではないけど、男の子は元気に育ててナンボですわ。
完璧な親などいない、完璧な子供がいないようにね(村上春樹風)
親の不完全なところを息子たちは改善しながら、結婚生活・子育てをしているのが親としても嬉しい。負の連鎖ではなく、自分が子供の頃、親に言われたり・叱られたりして不満足だったところを「しないでおこう」という選択をしている。家庭や家族もその意味では進化しているのかもしれない。


自由に食べ過ぎて米粒だらけの孫。いいね。


■クロモリロード
午後から2時間ほどクロモリロードでポタリング。北摂方面は積雪や凍結があるようで(昨日も西峠付近で交通事故があったようだ)、街中を走る。

ときおり粉雪が舞うが、晴れ間がのぞくとスッキリとした冬だ。

帰路に新しい日本酒を購入してバックパックに入れて帰宅。

おまけのステッカー。ノートパソコンに貼りましょうか(笑

午前中にアマゾンで注文していた書籍が午後6時頃到着。アマゾン、恐るべし。
静岡で愉しむサイクリングライフ

明日は妻と冬の京都へ。フレンチの店でランチして、石清水八幡宮に参拝予定。




コミック「リバースエッジ大川端探偵社」が渋すぎる2017-01-31 23:42

あいかわらずバタバタと生活している。
■日曜日
長男が孫を連れて来るので、その前に軽くクロモリロードで走ってこようと思ったが、尼崎の森中央緑地に到着した頃、小雨が降り始めた。1時間ちょっと走って、走行距離 21km

夕方、長男が孫を連れてきたので、早めに夕食。長男の奥さんがすこし遅れて合流、4人でたっぷり食べてたっぷりとお酒を飲んだ。途中、孫はスヤスヤと寝始める、育てやすい子だ。

■コミック「リバースエッジ 大川端探偵社」

Amazon Kindleで通読。なかなか渋いコミックだ、絵も私の好み。
主人公の探偵、助手の女の子、探偵事務所の所長がいい味を出している。探偵モノというと小説にしろコミックにしろ、裏社会、警察との軋轢がハードボイルドで描かれることが多いのだが、この作品にはそれを押し出そうとしていない。地味だが、ストーリーの展開がうまい。
リバースエッジ大川端探偵社 1巻 (ニチブンコミックス)

登場人物、とくに中年・老人の描き方が秀逸。人生を経てきた人の顔って意外と描きにくい。
映像化するならキャストは
主人公=綾野剛 受付の女の子=菜々緒 所長=竹中直人
と勝手に想像していたら、すでにDVDがあった。

リバース エッジ 大川端探偵社 DVD BOX(5枚組)

主人公=オダギリジョー 受付の女の子=小泉摩耶 所長=石橋蓮司
という配役だ。Amazonビデオで観ることができるようだ。

■HP Pro Slate8を初期化

外出用のタブレットPro Slate8がシステムエラーのため起動しなくなった。なんどか再起動したが、芳しくないので初期化した。
大切なデータ(そもそもそんなものはない)は内部ROMに保存していないし、アプリも必要最小限にして再設定した。いまのところキビキビと稼働している。

Androidタブレットはビュワー中心だし、結局シンプルな構成がよいだろう。


月・火は仕事。
加齢のためドッと疲れる。隠居生活を真剣に考え始めたのは昨年末頃からだけど、人生の潮時というのはあるのだろう。

明日は所用でロードバイクには乗れず。寒い2月到来だ。


「村上春樹と私」を読む2016-11-12 17:19

村上春樹の小説を翻訳しているジェイ・ルービンの新刊が発売されたので、Kindle版をダウンロードして読んでいる。
村上春樹と私

彼の村上春樹本としては「ハルキ・ムラカミと言葉の音楽」が2006年に発刊されている。村上春樹についての作家論・作品論は評者によっては、かなり我田引水めいたものになりがちだけど、ジェイ・ルービンは翻訳者であるだけに、村上春樹と直接の交流があり、私信も含めて村上春樹評論としては抜きん出ている。
ハルキ・ムラカミと言葉の音楽

10年を経て、彼の村上春樹本(といっても後半は芥川龍之介などの近代文学論だけど)が発刊された訳だけど、謡曲と村上春樹本が深層部分で通底しているという指摘も興味深い。あらためてこの本も併読する予定だ。
謡曲百番 (新日本古典文学大系 57)

村上春樹初期三部作である「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」には中国人バーテンダーのジェイが経営するジェイズ・バーが登場する。主人公やその友人である「鼠」のよき話し相手、相談相手である大人の男として登場している。

同名のジェイ・ルービンが翻訳者として、村上春樹作品をアメリカに紹介したというのも不思議な縁かもしれないな。

Kindleを読んでいると、長男と孫が来宅。次男の結婚式の写真をUSBデバイスに保存して持ってきてくれた。
今月は次男夫婦宅にも訪問予定

長男が昼食をとっているあいだに、孫と遊ぶ。表情がより豊かになり、得意げな顔、驚嘆したような顔をする。一対一の対応から、もうひとつの存在を認識し始めた特徴である「指さし」も最近はしきりにしている。


秋晴れで暖かいので長男と共に近くの公園へ。花壇の花、紅葉を眺め、そして芝生の道を孫の手をとりながら歩いていく。歩行もだいぶしっかりしてきた。

30年前、3歳の長男とこの公園によく来た。私も十分に老いたが、「後になるべき先の者」としての役割を果たせたかもしれない。

明日も天気は安定するようなのでロードバイクで走る予定。




異世界と夜2016-11-09 18:14

世の中にはずるい人、姑息な人、他者を批判するのに汲々としている人が多い。
もちろん自分自身だってホメられたものじゃない。そんな人と関わり合うのは時間の無駄とわかっていてもムカつくときはあるし、気分を害するときも多々ある。

そんな時は異世界という存在が私を救うように思う。

最近再読した村上春樹の「レキシントンの幽霊」には孤独と日常生活の軋轢が静謐な文章で描かれている。いまさらながらに心が落ち着いた。
レキシントンの幽霊 (文春文庫)

村上春樹作品に対する批判としては
・ストーリー性がない、意味不明に終わる。
・主人公のナルシストっぷりが気持ち悪い。
・ラノベを長編小説にしたようなもの
・日本以外で人気があるのはソフトなポルノ小説として読まれているからだ
などなど、なかなかに手厳しい(苦笑

でも、村上春樹作品は私の心の深いところに確かに届いている。

村上春樹は「村上さんのところ」で
村上さんのところ コンプリート版

「電車等でマナーを守っていない人に遭遇すると、毎回、猛烈な怒りが湧いてきて、目的地に着く前にぐったり疲れてしまいます。

なぜ彼・彼女達は、あんなにふてぶてしいのでしょうか?

ー中略ー

殺意に似た怒りを感じてしまう私に、何かアドヴァイスをいただけたら、助かります」

という質問に

「僕らは異界に生きているのだと思うことです。そういう人たちが普通であって、僕らの方がエイリアンなのです。僕らはその異界に、たまたま場所をもらって住まわせてもらっているのです。そう思うと少し気持が楽になりませんか?ならない?困りましたね。」

冗談めいた回答だけど、意外と重要なアドバイスだと思う。

村上作品はパラレルワールドや異世界を作品の軸とすることが多い。
リアルや日常生活だけに軸を置くことは、現実的に見えて実は貧相な生き方ではないか。私たちは「時の旅人」としていつか平等に死んでいく。だからこそ自分の中に異世界を取り込んでおくことが、世間や人に右往左往されない世界を構築してくれるだろう。

「レキシントンの幽霊」についで森見登美彦新刊「夜行」を読了。
夜行
森見氏、いちじスランプに陥って、連載をストップしていたけれど復帰して次々と作品を発表されるようだ。

魅入られる如く、読み入ってしまった。

「今こうして自分が夜をさまよっているとき、どんなに遠い街も同じ夜に包まれて、膨大な数の人々がそれぞれの夢を結んでいる。この永遠の夜こそが世界の本当の姿なんじゃないだろうか。
そのとき「夜行」という言葉が頭に浮かびました。」


作品中のこの文章が異世界への扉となっている。

ダヴィンチで森見登美彦特集が掲載されているので併せて読むと、面白いですね。
ダ・ヴィンチ 2016年12月号

異世界に行ったきりになる心配もあるけど、
私の場合、家族・友人・ロードバイクがあるから杞憂になるでしょう(苦笑




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