3回目のワクチン接種とZbook2022-03-04 23:01


3月2日(水)
コロナワクチン3回目の接種。いろいろと自分なりに考えて1−2回と同様のファイザーワクチンを2月上旬に予約していた。午前、集団接種会場へクロモリロードで向かう。会場の間口は狭いが、館内はけっこう広い。スタッフのテキパキとした対応で、スムースに接種完了。ありがたいことです。

午後はまったりと過ごす。左腕の接種部にかすかに鈍痛があるのは、いままでの副反応と同様だ。
副反応を気にするよりは,ほかのことに集中したほうがよいだろう。Zbook 14 G2の設定にかかる。


まずはWindows10のインストールメディアをUSBドライブに作成した。内蔵SSDが突然逝ってしまった場合のバックアップ用OS。

でいろいろと調べていると、この機種の内蔵SSDの規格がかなり特殊であることに気づいた。

M2 SSDにはtype2280(22×80), type2260(22×60), type2242(22×42)という三種類の規格があって、M.2 SSDで一番品数が多いのはtype 2280。type 2242はIntel NUCやGIGABYTE BRIXの無線LANカードなどで使用されているそうな。

この機種にはtype2260が内蔵されている。

SanDisk SD6PP4M-256G-1006

かなりマイナーなサイズのようで、現在はほとんど利用されておらず、アマゾンでも販売は少ない。
いにしえのThinkPad X40/41の1.8インチHDDを思い出すね。
アマゾンでよくわからないメーカーのSSDが販売されているが、博打っぽい。とりあえずはデフォルトのSSDを使っていくことになるだろう。
ただ、デフォルトのSSDを取り外してみると、筐体は先代のZbook 14と同一。Zbook 14は2242のSSDを使っているので、対応するネジ穴がこの機種にもあるような気もする。



3月3日(木)

義母の電気あんかが故障したとのことで、点検のためクロモリロードで義母宅へ。
チェックしてみると、電源が入るもいつまでたっても暖かくならない。40年以上、使っているので故障しても不思議はない。その場でAmazonをスマホでチェックして、適当な電気あんかを注文。翌日、午前中に義母宅に届くようにした。

義母宅を辞して、クロモリロードで帰っていると、妙に身体が怠い。接種翌日にくる副反応のようだ。前回も2回めに同じような症状があったのに、すっかり失念していた。帰路に今日は妻の誕生日なので、ケーキ屋さんでおひなまつりケーキなどを買って帰宅。

身体がダルイので、2時間ほどベッドで午睡。夜には気だるさはだいぶ無くなってきた。

夜はZbook 14 G2に余っていたSSDを増設。底面をリリースするボタンをずらすと、ワンタッチで内部にアクセスできる。



2.5インチのSSD/HDDを内蔵できるが、SATA2 3Gbps/sの能力しかない。



余っているTOSHIBA THNSNC128GCSJ 128GBのSSDを装着




SATA2(確か当初のThinkPad X220に内蔵されていたもの)で、機能的には分相応なSSDといえようか。

認識はすれど、起動ファイルが入っているので、全ドライブをフォーマットできない。たしかWindows7が入っていたSSDなので、OS起動用に設定された「EFI システム パーティション」をフォーマットできない。このままではDドライブ「EFI システム パーティション」、Eドライブ保存領域となってしまう。ここは先達の教えに従って、下記の記事を参考に、Dドライブ(CドライブはWindows10がプレインストールされている)としてフォーマットできた。

CristalDiskinfoで計測してみると、CドライブのM2 SSDの3分の1くらいの能力かな。まあHDDよりは速いといえよう。

M2.SSD

SATA2 SSD


遊べるモバイルワークステーションやから、それなりにおもしろいPCやね。

内部にアクセスしやすいのは、やはり便利だ。

3月4日(金)
クロモリロードで散策。もういつもの身体に戻ったようだ。


2016年のMobile Workstation2022-03-01 21:45

凡々な隠居生活。2月には大阪日本橋の中古PCショップや近場のPCショップをのぞいたりしていたが、魅力的なPCがない。

母艦であるLinux Mint 20.03 on ThinkPad X220は、8年以上経過するのにバリバリの現役だし、最近のXシリーズもキーボードが劣化していて、食指が動かない。

先日、近場の中古ショップをのぞいたら、妙に魅力的なノートパソコンが店頭に陳列されている。機種名は「hp ZBook 14 G2」。聞いたこともない機種だが、法人用で使われていたモバイルワークステーションのようだ。1月に妻用のWindows11 PCをhpのオンラインストアで購入したが、個人販売用のPCではないので、hpのオンラインショップでも出てこない。法人用のリース経過分が市場に出てきているようだ。


ネットでこの機種を調べてみると、かなり魅力的。
発売は2015年4月。じゅうぶんにロートルな機種だけれど、枯れたPCには趣きと安定性がある、たぶん。レビュー記事や動画をみると、内部のハードウェアに容易にアクセスできる構造になっている。
そして私の大好きなポッチ(ThinkPadでいうトラックポイント)とテンキーなしの14インチモバイルワークステーション。

欲しい意欲が高まっていく。

で先日、近場の中古ショップで該当機種に通電してもらい、筐体や動作をいちおうチェックして4万円弱で購入。

さっそく動作環境などをチェックする。

■外観

マグネシウム合金やアルミニウム、まわりをラバー樹脂でかこって、なかなか質実剛健な雰囲気。



■ポート類

ポート類もけっこう充実(機能はそれなりにふるいが)。


右側面には奥側(写真右側)からACアダプター端子、ドッキングコネクタ、Gigabit Ethernet、USB 3.0×2、DisplayPort、音声入出力が並ぶ。USB 3.0ポート2基の下にはSDカードやMicroSDカードスロットも備える。
ただ、ショップでも説明があったが、Gigabit Ethernet(有線LAN)は破損している。使用頻度は少ないので、まあいいか。



左側面には奥側(写真左側)から盗難防止ロックポート、ミニD-Sub15ピン、USB 3.0×2(奥側は電源常時供給)、Smart Cardリーダが並ぶ。

スマートカードリーダーって何に使うんやろ。

■キーボード、トラックポイントに似たもの(入力環境はたいせつ)
ポインティングディバイスにThinkPadのトラックポイントに似たスティックとタッチパッドが装備されている。キーボードのタッチ感も、いまふうのペコペコタッチではなく、日本語キーボードも頻度の高いキーは余裕があり、Enterキーもやたらでかい。軽量化のためキーボードの配置が窮屈となっているNotePCが多い中で、なかなかタイピングしやすいキーボードだ。


キーボードのバックライトも2段階で点灯する。



タッチパッド上下には左右クリックボタンがあり、キーボード入力時でもマウスクリックがしやすい。上部のクリックボタンは、スティックを使うときに併用すると便利だろう。
タッチパッドの左上にシミみたいな点があるので、タッチパッドの劣化と思っていたら、左上をダブルタップするとタッチパッドがオフとなり、オレンジ色のLEDが点灯する。Vscodeなどで文章を作成するためにタイピングしているときには、タッチパッドの誤動作がないので便利だ。



スティックはこの機種にはもう付属していなかったので、家に備蓄してあるThinkPadのトラックポイント(赤ポッチ)を付けてみることにした。トラックポイントは嵩高いので、適当な長さに切って装着してみたが、あまり違和感なく使える。ただディスプレイと干渉する恐れがあるので、閉じるときには眼鏡用レンズ拭きをかぶせるようにした(爆)



無線LANを即座にオフしたり、サウンドのミュートボタンもある。

■ここにいちばん惹かれた、ハードへのアクセスの超簡単さ
この機種の最大の魅力は、ロックボタンを解除してアンダーパネルを簡単に外せる構造で、メモリ増設やSSD/HDDの交換、内部構造の確認がとっても簡単なこと。アンダーパネルのネジを外す構造は、ネジをナメたり、部品を破損したり、組みなおしたときになぜかネジが余ったりしてしまう。


これがこの機種の最大の魅力かな。

内部構造を見てみると、ファンのほこりはほとんど付着していない。



■ハードウェア


▼WiFiカード

Intel(R) Dual Band Wireless-AC 7265
5GHz 最高速 867 Mbps
なかなか受信機能は高く、実効速度400Mbps前後を計測する。

▼SSD/256GB
SanDisk SD6PP4M-256G-1006 - 238.47 GB(SATA3.0=6Gbp/s)
現在のSSDと比べると計測上は遅いが、体感上はあまり変わらないだろう。CristalDiskinfoでチェックしてみると、エラーは出ない。
総使用時間も5160時間だ。

▼RAM
16GB(8GB  Samsung 1600MHz/8GB  Micron 1600MHz)
デュアルメモリーなのにメーカーが違うんだけど(汗

▼2.5インチ7mm厚のHDDスロットは空きスロット

SATA2.0(3Gb/s)なので速度は遅め。たしかSATA2.0のSSD(128GB)が転がっているので、装着するのも一興。
ただ最近は無線ルータのUSBスロットに装着したUSBドライブ128GBを簡易NASとして使っているので、共有フォルダーとしては簡易NASが便利。バックアップSSDとして使うことになるかな。

▼これはなに?

電源アダプターにまで、なにやらUSBポートがある。
hp トラベルアダプター(65W)という種類で、本体は薄く、ケーブルは本体から分離でき、USBポートもある。だから「トラベルアダプター」というんやね。なかなか芸が細かい。


■ディスプレイ
フルHD(1920×1080)の解像度でIPS方式のパネルを採用。もともとそれほど輝度が高いディスプレイではないだろう。ディスプレイの劣化は経年相当で、最高輝度から3番目くらいの輝度でほどよい画面となる(最高輝度だとまぶしすぎる)。
14インチのNotePCではフルHDの解像度が適当だろう。とはいえ老眼なので、表示スケールを150%(推奨)に設定。

■重量 1.7kg
ソファや座椅子で、膝上でまさしくラップトップとして使うには上限の重さ。汎用性は15.6インチ以上のNotePCに軍配が上がるが、多くは2kg以上の重さになり、さすがにラップトップとして使うのは無理。
この文章も、座椅子で日本酒を飲みながら、膝上でタイピングしている(苦笑

■OSはWindows 10 Pro 64bit


CPU
Intel(R) Core(TM) i7-5600U CPU @ 2.60GHz

ビデオ
Intel(R) HD Graphics 5500
AMD FirePro M4150 グラフィックメモリー 3,922 MB

かなり快適に動作する。ゲームもせず、動画も扱わない私には、爆速モバイルワークステーションといえようか。

ちなみにUSB起動ドライブからLinux Mint 20.03を起動してみたが、普通に起動・動作する。
この機種はWidows11には対応していない。

Windows 10 Home and Pro

    2015 年 7 月 29 日 サポート開始
    2025 年 10 月 14 日 サポート終了

Windows 11 Home and Pro (Version 21H2)

    2021 年 10 月 4 日 サポート開始
    2023 年 10 月 10 日 サポート終了

の予定なので、3年半ほどWindowsPCで遊べるかな。それを過ぎたらLinuxマシーンにするのがベターだろうな。

■バッテリー
そうそう、中古PCは通常、バッテリーは保証対象外となっていることが多い。
㏋ Support Assistantでバッテリーチェックをしてみると、
サイクル数: 391 / 1000
設計容量: 4450 mAh
フル充電容量: 4212 mAh (94%)
となっている。計測はかなり甘めにバッテリ容量を表示しているが、意外と残量があったのはラッキーな感じ(中古でバッテリー残量80%以上あれば良品)。

ちなみに保証期間も上記アプリでみると
標準保証終了日 2019/02/03
HP Care Pack(延長保証)終了日 2021/02/03
となっていたので、発売日は2015年4月と古いが、この機種の仕様をみると、標準保証3年なので納品は2016年2月と逆算できる。ちょうど6年前の機種やね、わからんけど。

■サウンド
ステレオスピーカーやけど、まあそれなりのサウンドですね。

そこそこ遊べるモバイルワークステーションやね。
あとは鈍重になりがちなWindowsの設定を見直して、簡易NASなどを設定。
家族の共有フォルダーで老後の家計管理などをしていた。


Windows112022-01-22 22:26

寒さとオミクロン株急増により、気分がめいるね。とはいえひとりウォーキングしたりクロモリロードで散策する日々。
落とし物の温度計が樹に吊るされていた。


街中の雑木林

電車で三田まで行き武庫川をウォーキングしたり


寒くなるとガジェット類が急増しがちだ。

我が家の現役ガジェット類を今月、更新した(妻の分のみ)。

我が家のガジェット類は


・Linux Mint 20.1(Regolith 16.1) on ThinkPad X220(母艦)
・Chromebook IdeaPad Duet(最近はもっぱらタブレットとして使用)
・スマホAquos SH-41A(DoCoMoギガライト 4g),Galaxy S5 Active(iijmioデータ通信のみ=キャンペーンで1月から3月まで上限3GB使える)
・なんちゃってスマートウォッチのMi Band 4


・ThinkPad T400(Windows7=ローカルで使用)からHP Pavilion 15-eh0000セラミックホワイトに変更
・タブレット Zenpad S8.0(バッテリーがもたないが、UIなどはよくできている)
・スマホGalaxy A52-5G(DoCoMoギガライト)に変更。前機種Arrows NX-F-02Hは無線LANに繋いで音楽プレイヤーとして使用。
・スマートウォッチ Mi Band 6


妻のスマホA52-5Gは私がDoCoMoショップで現物をチェックして、オンラインで注文。妻はカメラも撮らず、性能には無頓着だけど、廉価版のArrows WeやGalaxy A22はあまりにディスプレイが貧弱なので私が気にいらない。ミドルレンジのA52を注文して、データ移行、初期設定をすませた。
妻は顔認証・指紋認証を好まないので、PIN入力設定のみ。Galaxyの売りであるエッジパネルも「ようわからんわ」といって利用しない。カメラもそこそこの機能があるが、ぜんぜん使わない(爆。

スマートウォッチMi Band 6はかなり気に入ったようで、通っているジムのズンパでも活動計として活躍している。義母からの電話着信、LINE,画像アルバムみてねの通知をスマートウォッチで確認できるので、スマホをいちいち確認する必要がないことが便利と喜んでいる(なによりです)。

問題は母艦である妻のノートパソコンがあまりにも貧弱でローカル環境とはいえWindows7で使用していること。私はLinuxの世界でまったく困っていないので、PCを新調する予定はないが(ThinkPad X220,そして持ち歩きようのASUS X205TAもまだ稼働するし)、妻のPCを新調することにした。

昨年からASUS,Lenovo,HPなどのセール・アウトレットなどをチェックしていたが、hpのサイトに手頃なPCがあったので、オンラインで注文。


DellやHPはとかく「納期が遅い。Amazonの感覚で使ってはいけない」と言われることが多いけど、たまたま在庫があったようで5日営業日(要は注文から1週間)で配達されることになった。

1月12日注文、1月19日、午前10時半ころ、hpのノートパソコンが到着。午後12時半ころから設定を始める。
先達に従って、マイクロソフトアカウントを作成せず、ローカルアカウントのみ設定。


ただプレインストールされているOffice2019利用にはマイクロソフトアカウントが必要なので作成。ただこのアカウントはあくまでもOffice2019を使う際に紐づけられているだけで、OneDriveなどと同期することはない。

旧Officeファイルと家計簿ソフトはUSBメモリー経由で新しいPCに移行。
家計簿ソフトはXPを対象としたアプリだが、互換性モードにしなくても起動している。今のところどちらもスムースに稼働している。
妻のGoogleアカウントをブラウザに導入して、設定が同期するようにした。

hpに保証延長の手続きをネット上でする。ただhpのMy hpサイトにアクセスするとすでに拡張保証が表示されるのだが。
その他、バックアップUSBを作成。

    HP Cloud Recovery Toolをインストール(マイクロソフトストアからダウンロード)
    64GBの空のUSBメモリを用意する
    HP Cloud Recovery Toolを起動し、製品番号を入力し進めてゆく

比較的スムースにバックアップ(現行環境ではなく、初期設定をダウンロードするということか?)。

ちょっと使ってみたWindows11の印象。


(1)Windowsの起点となるスタートメニュー、そしてアプリケーションのアイコンをセンターに配置

Macっぽい感じだけど、Linuxでもよく使われるスタイル。デスクトップにアイコンを配置するのは好みではないので、Windowsキーから起動できるほうが直裁かな。悪くはない。

(2)スナップ機能
いわゆる画面分割。Linuxでもっと柔軟に素早くRegolithやTmuxで画面分割できるので、新鮮味はないような。たぶん妻は使わない。

(3)ウィジェット機能
いやいやスマホじゃないんだから(爆 ウィジェットって最初は便利そうやけど、結局画面を占有して邪魔になるんやね。
ひさしぶりにWindowsを操作して、「若い人がスマホを優先するのはあたりまえやな」と痛感したな。PCはでかすぎて、めんどくさい(苦笑

(4)Microsoft Teams
オンライン会議を利用しないので、タスクバーから非表示とした。

(5)AndroidアプリがWindows11上で実行可能

将来(今年の秋くらい?)実装するようだが、GooglePlayではなくMicrosoft Storeで提供されることになるだろうから、純粋なAndroidアプリではないだろうな(ChromeBook上のAndroidアプリも同様だけれど)。Androidアプリはスマホやタブレットで使うのが最適だし。

その他、Windows Updateが「更新を7日間一時停止」と初期設定されている。従来から、Windows Updateを無頓着にするとWindowsが転けるということをマイクロソフトは続けてきたので、即時Updateをしない設定にしたのかな?

ちょっとWindows11を設定したが、以前のような「血圧が上がってしまうようなUIの煩雑さ」は感じないね。洗練されたというよりは、UIをシンプルにした感じ。妻の使用方法だと、このUIでも十分なような気がする。妻はExcelで家計管理したり、読書管理したりする以外は、スマホやタブレットを使っているほうが多いし。

1月9日 妻のスマホ機種変更・設定
1月10日 妻のスマートウォッチMi Band 6到着・設定
1月19日 妻のWindows11/PC到着・設定

妻の新しいPCのスペックは以下のとおり。
・HP Pavilion 15-eh0000セラミックホワイト(発売日2020年12月10日)←いわゆる型落ち
筐体の色はなかなかよろしい


・Windows 11 Home (64bit)←Windows10にこだわらないので、Windows11プレインストール版にした。

・Microsoft Office Home & Business 2019←WordとExcelで仕事してきた妻には必要らしい。私はLibreOfficeなどで十分やけど。org-modeでEmacsを使うのが便利やし。

・AMD Ryzen 7 4700U モバイル・プロセッサー←最新機種は5700u CPUスコア 16380。4700UのCPUスコア 13715。体感的には差はないだろう。

・15.6インチワイド・フルHDブライトビュー (1920x1080)・IPSタッチディスプレイ(光沢)←輝度は250nits,ちょっと暗めの画面かな。タッチディスプレイはAndroidが利用できるようになれば便利かもしれない。

箱の外装に輝度の表示があるね


・16GB (8GB×2) ←たぶんWindows11ではRAMは16GBが必須になるだろう。

・1TB SSD (PCIe NVMe M.2)←大きいことはいいことだ。

ポート類もそこそこ装備

・AMD Radeon グラフィックス (プロセッサーに内蔵)←グラフィックスは貧弱。ゲームなどしなければ問題ないだろう。
ライトアップしていると思ったら飾りか?上は指紋認証

・IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.0←Wi-Fi 6は我が家のガジェットではいちばん速い環境になる。
ThinkPad X220やChromebook IdeaPad Duetより2,3倍速い速度だ。平均ダウンロード速度 約440Mbps。


・バックライトキーボード (日本語配列、テンキー付き)←たぶんバックライトを妻は使わない。

電源ボタンが変なところにある。キータッチはまあまあ。


・B&O Playデュアルスピーカー←サウンドはけっこういい。

・HP Wide Vision HD Webcam(約92万画素)←カメラ機能は貧弱だが、オンライン会議などしないので問題ない。

・指紋認証センサー←たぶん妻は使わない。だからローカルアカウントでのインストールが必要。

・3年間引き取り修理サービス (本体用)←おまじないとしてオプションで2年延長(通常は1年保証)


と今月はデジタル強化月間。老人になるほど、デジタル環境にある程度なれているほうがいいだろうね。

あとはLinux/PCでHyperターミナルを導入して、ポケモンターミナルにしてファイル管理Rangerを起動したり、Tmuxを起動したりして遊んだ。
オミクロン株がピークを越えるまで、かなり自制の日々が続きそう。

Hyper上でTmuxを起動

Hyper上でRangerを起動





隠居生活4年目2021-04-03 21:54

4月。隠居生活4年目に入った。
1年目。旧組織の組合関係のゴタゴタを遠くから眺めていた。権力におもねるものは、いつか権力に裏切られる。組織人としてそれらとは一定の距離を置いていたが、不快なことも多かった。因果応報というよりは、人の弱さを感じさせるできごとだ。

2年目。猛暑。仕事に行く必要がなくてよかったなと単純に考える。旧組織が疲弊しつつあるのではないかとより遠くから眺める。

3年目。新型ウィルスが蔓延し始める。社交性がなく自分の世界にこもりがちな私にとっては、世界が変わるほどのできごとではない。隠居していちども属していた会社を訪れることはなかった。二度と行くものかと意固地になっているわけではなく、昔を懐かしんで意味なく会社員時代を反芻する習慣が自分にはないだけだ。

会社に属することによって安定した生活ができたし、今も遊んでくれる友人たちができた。小賢しい人、誠実な人、ペルソナがいつのまにか顔面に貼りついた人など、組織人だったからこそ出会えた人たちがいたのだろう。

でもそれはすべて過去のこと。過去を懐かしむよりは今を慈しんでいく時間が老人には必要だろう。

ただコロナによって移動の自由が制限されたり、友人と旅行したりする機会が減ってしまったのは残念だ。昨年、琵琶湖の湖西を一泊2日で旅行したとき、びわ湖バレイへの送迎バスの中で若い女性が「今年はほんまなんもできないわ。自分の人生のなかで、こんなになんもなかったのははじめて」と嘆いていた。話の流れからすると、たぶん二十歳くらいの女子大学生だろう。
「いやいや君たちは十分に若い。人生はまだまだたっぷりとあるんやから」といらぬおせっかいを心のなかでつぶやいてみたが、若者や老人であろうと「いま」を生きていることに変わりはない。

最近読んだ本にこんな表現がある。


中年の女性司書が卒業していく高校三年の女生徒にかける言葉。

「二人がわたしをとても年上だと感じているように、先のことは遠くに見えるだろうけれど、わたしが二人のことを、まるで自分を見ているみたいに親しく感じるように、過ぎたことは、いつでもすぐ近くに感じるのよ」

老人になると、この感覚はより身近になる。


私は現役世代の息子ふたりがいるので、いつまでも自分は変わらないとは感じない。
昨夜、家族のLINEに帰宅途中の電車からだろう、次男がLINEを送ってきた。内容は司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読んでいて、「父さんが思いうかびました」とのこと。
どうやらかっこいい竜馬ではなく、長州藩士の見目の秀麗さとくらべて、イモ顔が特徴の土佐藩士を意味しているようだ。



桜もまもなく終わり。クロモリロードで図書館へ。予約本を受けとり公園のベンチで読む。




AIとは何か、とくに「弱いAI(マーケット用語にすぎない)」という視点はなるほどという感じ。Googleはある意味では善意の神。気まぐれで利権まみれな人間という人格より、「強いAI」に委ねたほうが公正でより正義に近く、快適な生活になるのではないかとまで思ってしまう。とくにこのコロナ時代に、迷走する政府の施策によりコロナ疲れしてしまうご時世。でもまちがった選択をしながらよりよき社会をめざしていったのが、社会だったのだろう。AIという神に委ねるほど人は無機質ではない。

合理的に生きることばかりが人生じゃない、たぶん。

そういった意味でこの本も、人のダメさかげんがよくあらわれている。

私は倫理的に生きてきたわけではないので、このようなライフスタイルもありだろうと読んでいた。いろんな人を愛した経験は、ひとりの春に桜をより美しく眺めることができるだろう。

今日は長男夫婦の次男(孫2号)を預かっていっしょに遊ぶ。午前中は武庫川河川敷へ遊びにゆく。
孫は終始ごきげん。1時間ほど遊んで、帰宅して昼食。正午頃か2時間ほど、孫2号は午睡。



夕方、妻とともに長男宅に孫2号を連れていく。明日は孫1号のピアノ発表会。だが三密を防ぐため、家族でも多人数参加は不可とのことなので、長男宅で孫2号の子守ヘルプをする予定。

夜は読書。Termux関連の英文を読む。コンピューター関連の英書は、なぜか大意をつかむことはできる。
Chromebook IdeaPad Duetは非力なれど、そばに置いていても邪魔にならないし、気軽に使えるのがいちばんのメリットかな。


桜花妄想2021-03-31 21:59

先週末は長男夫婦が有給をとっているので孫守りヘルプはなし。
日曜、次男夫婦が孫娘と久しぶりに我が家へ来宅。次男の奥さんは妊娠5か月、8月には出産予定。つわりも収まり、元気なので立ち寄ってくれたようだ。

孫娘は恥ずかしがりやなので、両親にまとわりついている。来宅前に、京都のお寺を訪れたとのこと。交際している頃からなんどか訪ねたお寺で、孫娘を妊娠した際も安産祈願したので、今回も同じお寺で祈願したとのこと。
お土産に高級チーズケーキを持参してくれた。次男夫婦の近所に新しいケーキ屋ができて、そこのチーズケーキがとても美味しいとTVで放映されたのを妻が知り、LINEで次男に情報提供。さっそく購入したが、燻製の匂いがキツくて次男夫婦にとっては微妙な味だったようだ。でも持参してくれたときには一日経過していたので濃厚な味なれど、燻製のような臭みを感じず美味。次男もあらためて我が家で食べると同じ感想だ。この結末に次男は得心していない感じだっだけど。仲むつまじくやっているようなので、親としてはひと安心。

昨日は長男が残業なので孫二人の保育所迎えをして晩御飯を食べさせて、仕事から帰宅した長男の奥さんが孫1号を、妻が孫2号を入浴させる。孫たちはご機嫌さん。


昼は近場をクロモリロードで散策。桜が満開だ。花芯が赤くなると桜は満開となり、花散らしの雨であっというまに葉桜となってしまう。



近江の本を読む。山登りやロードバイク、そして旅で何度も訪れた近江の地。とても好きな場所だ。私が死んだら、灰のひとつまみを湖西の武奈ヶ岳にそっと置いてほしいと息子たちに頼んでいるが、まだ覚えているだろうか。

Linux本をIdeaPad Duetを起動して読む。
Duetから仮想環境でLinuxを起動できるが、アンドロイドアプリとしてTermuxがあったことに気づいた。スマホにインストールして使ったことがあるが、スマホの狭い画面ではとても窮屈。
Duetなら外付けキーボードでサクサクとタイピングできるし、画面も広い。ただAndroidアプリのTermux、仮想環境のLinuxと自分がどこにいるのか方向音痴になりそう。Termuxのよいところは、ChromeOS下では「free -m」などのコマンドが正確なこと。仮想環境のLinux下でTerminalから「free-m」コマンドを打つと、「メモリー余裕ありすぎ。嘘やん」という結果を出力するからね。

IdeaPad Duetは非力だが、ブラウザ(Chrome)、Android、Linuxがひとつの端末でシームレスに稼働するのが魅力。かなり目からウロコという感じ。




今日もクロモリロードで散策。1日中ロードバイクに乗っていた頃は、美山・丹波・北摂などの桜を眺めたが、加齢とともに集中力は残念ながら継続しなくなってしまう。右膝と右腕の鈍痛も完治しない。老いていく自分を哀しんでも意味はないので、老人なりの所作を身に着けていくほうが小確幸だろう。
いよいよロードバイクに乗れなくなったら、3台のバイクを整備して近所を点検ライドするという余生でもいいだろう。

バックパックに入れているLinux Mint 20.1 on X205TAを取りだし、公園のベンチでタイピングしていたら、頭上の木にとまっていた小鳥がキーボードの上にフンを落下させた。あわてて水に濡らしたティッシュで汚れをとる。春やね。

VScodeの設定をしていたら、作家の藤井大洋氏が最近VScodeで執筆環境を整備していることを知った。

さすがプロの作家、めちゃ
かっこいい。VScodeの拡張機能も作家のこだわりが垣間見えて、参考になる。

氏のブログ画像がHHK無刻印キーボードにチョークで書きなぐったように刻印しているのがギークぽいね。
氏の著作も本日文庫化されている。以前Kindleで購入して読んだが、再読してみよう。
氏の著作を通底するのはITや技術に対する、過度に楽観的、悲観的にならない態度だ。それをリズムある文体で小説化しているのが魅力だ。


いま公園のベンチでタイピングしている。VScodeやTerminal+Mozcで文章を作成していると、カーソルが勝手にあらぬところへ飛んで文章が作成しがたいという現象が続いていた。

ふと「マウスの設定を見直せばいいんじゃないか」とヒラめいて、設定画面を開く。
「タッチパッドをタップでクリック」を無効にしたら、カーソルのランダムな移動は生じなくなった。これで心穏やかにタイピングできるね。戸外でVScodeを使って文章作成するストレスがなくなった。なぜいままで気づかなかったんだろう。でもそんなもんか。

Chromebookはおもしろい玩具だけれど、ググっているとGIGAスクールなる教育が始まっていることを知った。用意するPCの基準がかなり貧弱なので、廉価なChromebookやiPad、そしてWindowsPCが各学校に配備されるようだ。Chromebookを採用する学校も増えているようだ。でも文科省が旗を振ってよい方向に向かったことってあったっけ。自宅でサクサク動くスマホやタブレットを使っている子どもたちにとって、お仕着せの窮屈な端末を押しつけることにならないか。


ChromebookにはLinuxを稼働させることができるけれど、教育現場ではこの機能は使えなくするかな。ターミナルからslやcmatrixのコマンドを走らせたり、自由さをLinuxで味わう経験をしたら未来のより良きギークが誕生するだろう。ほんまは「家族って落ちつくな、遊ぶっておもしろいな、自然てこわくてでも楽しいな」という経験を孫を含めた子どもたちにはしてほしい。

あらゆる大人は子供にとっては反面教師なんだから。


桜日和2021-03-28 10:53

平々凡々な日々。クロモリロードで散策して、公園の木陰で読書する。
戸外ではLinux Mint 20.1 on X205TAが持ち運びには便利かな。
Terminal+Vim+Mozcで文章作成

柴崎友香さんの短編小説を読む。

連載時には「はじめに聞いた話」という表題だったが、刊行時に「百年と一日」となったようだ。短編が積み重なるが、長い表題がつけられている。

-----------------------------------------------------------------------------

----兄弟は仲がいいと言われて育ち、兄は勉強をするために街を出て、弟はギターを弾き始めて有名になり、兄は居酒屋のテレビで弟を見た

----屋上にある部屋を探して住んだ山本は、また別の屋上やバルコニーの広い部屋に移り住み、また別の部屋に移り、女がいたこともあったし、隣人と話したこともあった

------------------------------------------------------------------------------
どこかでみた風景、人々の話が続いていく短編集。

人生100年時代と喧しいが、人生は想像以上に短い。だから晩年、自分の人生に拘泥する人が(とくに私たち老人)多いけれど、日々は淡々と過ぎていくのだろう。それでよしという感じもする。

昨日は近くの河川敷を妻と散歩がてら北上。暖かく桜日和。例年なら、京都など遠くまで桜見物に出かけることが多かったが、このご時世、人の密集しない桜並木をのんびりと歩いた。


宝塚に新しい喫茶店がオープンしていたので、入ってみた。珈琲とタルトケーキを注文。

すっきりとしたお店で妻と歓談。

夜はChromebook IdeaPad Duetで遊ぶことが多いかな。

デフォルトのキーボードがやはり使いにくいので、Bluetooth ThinkPad TrackPoint キーボードを自宅では使用。以前購入したトラックポイント・キャップの在庫がけっこう残っている(特にクラシックドーム)。もう余生はこれで十分足りるような気もする。





IdeaPad DuetはそこそこAndroidアプリが動いて、Linuxも走らせることができる。玩具としては秀逸。「創造的な作業には役立たない」というレビューをどっかで読んだけど、創造の源泉は私たちの頭脳にあってPCのなかにあるわけじゃない。癖が強いガジェットだけど、遊ぶにはなかなかおもしろい機種だね。

Amazonがまたまた値下げしている。変態ガジェット好きにはたまらない機種かな。耐久性はわからないけど。



今日は雨、ゆっくり読書しよう。




家族の肖像2021-03-23 22:46

旅行後は隠居生活の通常運転。雨のあいまにウォーキングしたり、孫の子守をしたりして過ごす。

本をいくつか読了。


子育ては卒業したが、凡庸な父親だったので結果オーライの子育てだったような気がする。
子供は多ければ子育ては楽しい、でも我が家は息子二人で妻の子育てエネルギーは尽きた感じ。服部家は子供3人、なかなか賑やかでいい雰囲気。されど当然ながら、子育てにはいろいろな問題が生じる。

意外だったのは著者が学歴にこだわる人だったこと。高校受験で教育ママによってシゴカれた経験がやはり影響しているのだろう。我が家は妻がストレートに大学ー就職と経たコース、私は3年間のプータロー生活を経て大学に入学したので、息子たちにとっては「オヤジ以上の人間にはなれるな」みたいなイメージがあったのだろう。

次男などは勉強しないのに自信家という、私のDNAをそっくり引き継いで高校生活ー大学生活ー大学院といろいろと苦労したようだが、いまのところ私同様に結果オーライのようだ。

著者はあとがきで「サバイバル登山」にも興味が薄れてきたと告白している。いまはもっぱら田舎の廃屋を借り受けて、自給自足生活にエネルギーを注いでいるようだ。その体験記もいずれ出版されるだろう。楽しみだ。




ゆるい台湾での隠居生活記。あらゆる人が前向きでエネルギッシュに生きなければならない社会は窮屈だ。著者のようなライフスタイルがあり、それを寛容する社会のほうが私たちも生きやすいのではないか。

台北旅行で訪れた夜市の賑わいを思い出した。

夜はVScodeの拡張機能textlintをインストール。Nodejs、npmをまずインストールするとけっこう容量をくう。テキスト校正くんよりシビアな校正をするみたい。

現在、VScodeを利用している端末は下記の3台。
■Linux Mint 20.1 on ThinkPad X220
■Linux Mint 20.1 on X205TA
■Chromebook IdeaPad Duet
3台の設定や拡張機能を同期できないものかと検索してみると、「設定の同期をオンにする」という項目がある。

まだ実験的な機能であるが、GitかMicrosoftアカウントで同期できる。
技術者じゃないしGitは敷居が高い。Microsoftアカウントで同期してみた。以下の記事を参考にさせてもらった。

なかなか便利やね。

今日はクロモリロードで西北の書店へ。新刊をチェックして、喫茶室でストロング珈琲を飲む。

土佐の遍路宿のことも書かれていて、なんとなく親しい感じ。

このシリーズもおもしろそうだ。



バックパックにIdeaPad Duetを入れてきたので、珈琲を飲みながらブログの文章をタイピング。Free-Wifiに繋ぐこともできるんやね、知らなかった。



変速キーボードも馴れてくると耐え難いほどタイピングしにくいことはない。でもX220のような快適さは当然ない。ただ純正キーボードなのでタッチパッドの独特な作法を活用できるのは便利かな。
ディスプレイのフィルムは100均のフィルムを適当に貼っていたが、さすがにこれはないなという感じになってきたので、正規のフィルムをポチった。


Amazonポイントなどを利用して100均よりすこし高い値段で、購入。
ピッタリサイズなので最初貼ったときに、角に浮きが生じてしまったが何度かセッティングを見直して貼りなおすとピッタリとディスプレイに収まった。

想像していたより良好なフィルム。ガラスフィルムなのも私の好み。
IdeaPad Duetを戸外に持ち出すときにも、少しはデイスプレイ保護になるだろう。
ただAmazonのレビューは5つ星評価すると1500円ギフト券獲得できるということで、星5つが並んでいるようだ。なんだかね。そんなことしなくとも、そこそこ妥当な商品かな。

長らく続いていた右膝と右肩の痛みが緩和されてきた。もうすこし距離を伸ばせてロードバイクに乗れるようになるといいけど。



はてなブックマークに追加はてなブックマークに追加
Blog(asyuu@forest)内検索

Copyright© 2005-2024 asyuu. All Rights Reserved.