「ウェブログ・ハンドブック」を読む2006-06-17 22:26

ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス この本の初版は、2003年12月24日。まだブログが、いまほど利用されていない頃だ。
訳者のyomoyomoさんのサイトは、当時もよくアクセスし読んでいた。この本の発刊も知っていたはずなのに、何故か読まず、いま読んでいる次第。だが、自分がブログを書き始めて1年以上経て、この本を読むと著者レベッカ・ブラッドさんの語り口が、染みこむように私の中に入ってくる。

この本は、ブログ人気に便乗した本ではない。そもそも日本でブログが隆盛し始める以前に書かれている。
ブログを書き続ける意味、ブログを書いていく際の注意点、リアル(日常生活)とサイバースペース(ブログ)とのバランスの取り方などが、レベッカさんの経験から簡潔に、しかし、含蓄深く提示されている。

各章に書かれている扉文がおもしろい。扉文はレベッカさんの言葉ではないのだが、象徴的なのでちょっとコメントしてみよう。

第1章 ウェブログって何?
ウェブログとは、必要に応じて参照が付く、文章で行う茶話である。ーRebecca Blood


なるほど「茶話」っていいですね。過度に主張ばかりするブログ、垂れ流すブログってスキじゃないし。

第2章 なぜウェブログなのか
誰しも才能があり、独創的で、語るべき重要なことを持っている。ーBrenda Ueland


おそらく、語ることに意味がないものはない。ただし、独り言はチラシの裏にしないと(自戒)。

第3章 ウェブログの作成と運営
形態は常に機能に従うーLois Henri Sulivan


ちょっと哲学的すぎて、よくわからない。ブログのネーミングやデザインも大事ということか。

第4章 自己を主張する 誰も正確に私を演じることはできない。私でさえ、時折それに苦労することになるのだからーTallulah Bankhead

自己を主張しきることは、かえってできないということか。ブログにおける人格というのは、虚実皮膜の世界にいるというスタンスがよいのかもしれない。

第5章 オーディエンスを見出す
大衆のために書き、自分を見失うよりは、自分のために書き、大衆に知られないほうが良い。ーCyril Connolly


アクセス数に、あくせくするな、受け狙いの文章を書くなというように読んじゃいましたけど、誤読?

第6章 ウェブログのコミュニティとエチケット
君の行為や言葉が世界中に公開されたとしても、決して恥じることがないように生きなさいーたとえ、公開されるものが真実でないとしても。ーRichard Bach


はい、心します。負のエネルギーが生じるようなコンテンツは書かないようにします。
でも、時には愚痴りたいこともありますけど。

第7章 オンラインに生きる
内省なき人生など価値はないと皆聞いたことがあるだろうが、退屈な人生じゃ内省する価値がないことも考えてよ。ーJulia Cameron


情報を得るのがブログだけ、判断の根拠がNetだけじゃつまらない。本も読み、人ともリアルで交わり、山を歩き、そこで感じたこともオンラインに反映していくんじゃないかな。

この本の詳しい説明のサイトはここ

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