六甲白石谷で遊ぶ ― 2008-07-03 21:34
昨日は友人と六甲・白石谷を歩いてきました。宝塚から阪急バスに乗り有馬温泉に着く。林道に入り、しばらく紅葉谷を上っていくと白石谷の分岐に至る。「熟練者向き、岩場あり」の標識がある。
堰堤を越え、しばらく歩くと表六甲の整備された登山道とは趣の異なる谷が眼前に現れる。
白石滝を正面に見て右に谷筋を詰めていくと百間(ひゃっけん)滝(20m)に至る。
冬季には氷瀑した姿を見ることができる。
六甲で深山幽谷という感覚を味わうことができるのが白石谷の魅力だ。
百間滝からさらに奥に進むと似位(にい)滝(15m)が右手に現れる。
広葉樹林が豊かなので、新緑・黄葉の時期ともに楽しむことができる滝だ。
森を吹き抜ける風と滝の飛沫が気持ち良い。
白石滝へ引き返し、六甲最高峰を目指して谷筋を詰めていく。時には堰堤を迂回し、再度谷筋に降りて白石谷の流れを眺めながら歩く。梅雨の時期なので流れは豊富だが堰堤がいくつかあるためだろうか、渓流靴は不要だ。
以前歩いたときより標識は整備されており迷うことはない。だが、樹木ごと地滑りを起こした場所をいくつか通過する。倒木は自分が存在場所をなくしてしまったことに気づかずに、まだ緑の枝葉を伸ばしている。
ガレ場の急勾配を上ると白竜滝が左手に現れる。
しばらく歩くと堰堤沿いに小さな出合い。ここで大休止をとる。昼食をとり、ガスバーナーで珈琲を飲む。友人と登りたい山の話しなどをする。
すれ違った登山者は4人。皆、表六甲から歩いてきたようだ。
谷筋を離れ、クマザサの道を越えていくと魚屋道(ととやみち)と合流する。六甲最高峰はすぐ近くなのでひさしぶりに最高峰(931m)まで足を伸ばす。
帰路は魚屋道をのんびり下っていく。次第に有馬方面の山並みを眺めることができる。
・行動時間は6時間。滝ごとに休憩をとりのんびりした谷歩きだった。
・有馬温泉に下山し銀の湯で入浴。平日なので入浴客もすくなく何度もサウナに出たり入ったりして身体を絞り?ました。100円のマッサージ器がお薦めです(笑
・山歩きではおにぎり・インスタントラーメンが主食なので、入浴後はめちゃ空腹感を覚える。有馬温泉の地ビールの誘惑を振り切って友人と再度阪急バスで宝塚へ。宝塚のステーキ店でがっつりと肉をいただきました。
・白石谷は「熟練者向」と紹介されることが多いが、注意散漫にならず、危ないところは巻き道を利用すれば十分安全に歩くことができる。静かな山歩きをしたいときは船坂谷と並んでお薦めの谷です。
・やっぱ山もいいなぁ。新調したストックも使いやすかった。ロードバイクと山歩き、平行して遊んでいきたい。
コメント
_ Sirocco ― 2008-07-03 23:35
_ asyuu>Siroccoさん ― 2008-07-04 23:17
今年の夏はロードバイク+森へのテント泊と、大車輪で活躍する?予定です。
夏大好きですから!
地味でもしずかな山歩きが私には合っているようなのでテント泊を考えるとワクワクしてしまいます。Siroccoさんはアルプス方面でしょうか。
トレッキングストックの使用をお薦めします(笑
_ kemnpus ― 2008-07-05 18:06
滝が涼しげです。
僕が山歩きを始めたのは友人との渓流釣りがきっかけです。
奥多摩の谷歩きが楽しくて、ある日上まで登ってみようか?って。
水辺で入れるコーヒーは最高ですよね!
なんだかうずうずしてきました(笑)
_ asyuu>kemnpusさん ― 2008-07-05 23:11
渓流釣りとはいいですねー。私は魚釣りはしないので由良川源流部を歩いても食料を確保できません(苦笑
今夏は輪行でのツーリング、森へのテント泊ときちんと遊びたいもんです。
そうそうトレッキングストックは必携ですよ。ロードバイクのタイヤなどと同様、基本的に消耗品として使うのがいいかもしれませんね。
ではではまた。
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自分も最近、山に入っていないので、うずうずしてきました。登山靴にカビが生えないうちに、山に行かねば。