夏には長編小説を読もう ― 2008-07-16 23:59
関西地方は梅雨明け宣言。仕事を終えて会社を出ると夏特有の残り陽がまだまだ力強い夕暮れだ。
今日は早く職場を出られたので喫茶店で珈琲を飲みながら読書。
これから暑い夏が続くので、ゆっくりと長編小説を読みたくなる。心だけ夏休みの気分。村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」3部作を読み始める。ずいぶん昔に読んだ記憶があるが、読み返し始めるとひんやりとした冷気を感じる、暗めの赤色灯が灯る部屋に入ったような感覚が生じてくる。だがとても心地よい空間だ。
ここ数年、人との親和性に拘泥しなくなった。ロードバイクと山歩きがますますそれを進捗させているような気もする。孤独だけど、もう不確かな人の思いに振り回される時季でもないのだろう。
今年の夏はゆっくりと長編小説も読んでいこう。
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