阪神間ポタリング ― 2008-06-01 23:59
山手幹線ー神戸三宮ー湾岸沿いー灘酒造巡りー西宮浜ー武庫川堤防ー伊丹天神川ー中山寺ー清荒神ー宝塚十万辻ー生瀬ー武庫川
という行き当たりばったりコース。
今日はなんか身体が重い。こんなときは北摂を走るよりはのんびりポタリングがいいだろうから、ちんたらと街を走る。
・山手幹線で信号待ちをしていると隣にランドナーが並ぶ。「今日は信号によくひっかかりますね」と声をかけられる。70歳は超えているだろうと思われるランドナー乗り。かっこよかったす。
・三宮、やたら警察官が多い。道路交通法改正が施行されたからかな。街中は走りにくい。捨てられたガムをタイヤが踏んじゃったりするし・・・。空き缶、盛り上がったアスファルト(めちゃこわかった)、違法駐車。街中は自転車にとってはジャングルですな。
・灘酒造巡り。自転車なので当然試飲せず。どこもけっこう来訪者が多い。最近冷酒が好きになっているので、日本酒も研究してみよう。
・R2沿いのラーメン屋で昼食。R2沿いには多くのラーメン屋がある。入ってみた店も繁盛しているが、味はまずくはないがうまくもない。こういう店特有の「食わせてやっている」という態度が鼻につく店だ。
二度といきません。
・ウェアショップ「SUGOI」の場所をチェック。今日はクレジットカードを持参していないので、外から様子見。ロックオヤジのミックジャガーも愛用しているという「SUGOI」。めちゃ、好みのデザインのウェアが陳列されている。
マイナー、変な物好きのasyuuですからサクッと買ってしまいそう・・・
・清荒神の参拝道をゆっくり上っていき、お参り。清荒神に来るのは何十年かぶりだな。
今日は上りがなかったので、清荒神から宝塚すみれが丘を経て十万辻まで上る。28歳の頃ランドナーで上ったがヒイヒイとしんどかった。ロードバイクだと楽に上っていける。やっぱロードバイクはいいな。
ダウンヒルを楽しんで、やっと自転車に乗った気分なる。
今日の走行距離【103.23】Km
梅雨入り ― 2008-06-03 22:56
夜のロードバイク ― 2008-06-04 23:48
でも朝は苦手だし、週末までまったく自転車に乗らないのはすこし淋しい。梅雨の時期、天候が不安定なので週末に乗れるとは限らない。
ということで帰宅後、すこしロードバイクで走ることにした。
武庫川の堤防道路そして湾沿いを軽く走ってくる。なんどもこの道は走っているし、車の交通量も少ないが念のためライトを二つセットして走り始める。
インナーパッドは付けず、MTB用のハーフパンツ・ポロシャツ・素足にビンディングシューズ、そしてヘルメット(GIRO)で走っていく。
9時から小1時間ほど。夜なのでスピードは上げず、ペダリングを楽しむ感じで走る。
ロードバイクって、なんて静かな乗り物なんだろう。夜の川沿いの道を走っているとチェーンのまわる音しか聞こえてこない。異音があれば、ロードバイクに不具合があることがわかる。
ロードバイクに跨ると最初の1時間ほどがいちばん楽しい時間だ。なぜか昔覚えた唄が甦ってきて口ずさんだりする。サドルTOUPEのしなりがきもちいい。今宵はサイクルグローブもしていないので、ハンドルバーからの振動も心地よい。
100Km以上走るときは、どうしても5-6時間はサドルの上にいる。後半は走りに専念して、唄を口ずさむことはないしロードバイクと一体化したような感覚になる。それはそれで楽しいのだが、ロードバイクと遊ぶって感覚は最初の1時間ほどがいちばん鮮明なような気がする。
安全に気をつけながら時折、夜のロードバイクも楽しんでいこう。
今宵の走行距離【22.85】Km
サイクルウェア「SUGOi」に出会う ― 2008-06-05 21:10
ロードバイクに乗り始めた頃、サイクルウェアはなんか戦闘的で趣味に合わないなぁと思っていた。
でも100Km以上快適に走ろうとするとサイクルウェアの機能性は捨てがたい。
最近、サイクルウェアの「SUGOi」に興味をもっていたが直営ショップに行ってきました。
今日は残業せずに退社。JR甲南山手駅を南に下がり、R2沿いを芦屋市との市境まで少し歩くとショップがある。
こじんまりしたショップだが、めちゃお気に入りのウェアが陳列されている。
サイクルウェアで萌えたのは初めてです(笑
当初はすこしラフなスタイルのウェアを購入する予定だったが、店長と話していて決めたのは
パワーシリーズ。
ジャージ・57403U RS Jersey WHS
サイクルパンツ・38377U RS Short SMW
切れのよいデザインで、ちょっと戦闘的。
赤のロードバイクなので白とグレイを基調にしました。
サイクルジャケットもよさげだったが、あまり初回から浪費するのもあかんので自制。でもそのうち買っちゃうだろうな。
ロードバイクは快適に遠くまで走るツールだ。サドルの上で何時間も過ごすのだから、快適で切れのよいウェアも欲しいですもんね。所詮はエンジン部分(じぶんの身体)に影響されるんだろうけど、趣味なんて偏頗なもの。
ちょっとワクワクすることがあってもよいでしょう。
ショップの店長は元競輪選手だったそうですが、なかなかステキなお店です。
土曜日は快晴らしいから新しいウェアで走ってみよう。
丹波篠山デカンショ街道を走る ― 2008-06-07 23:59
今日は梅雨のなかやすみ。この機を逃すといつ走れるかわかったもんじゃない、ということでVIPERで発進。
宝塚十万辻峠(360m)まで淡々と上っていく。今日は身体の調子がよい。十万辻トンネルを抜けて、西谷夢市場に到着。
ちらし寿司とパン(こしあんと餅がはいっている)で朝食。
R33を北上し大坂峠(280m)、切詰峠(244m)と小さなアップダウンを繰り返していく。
このあたりの里山の風景もお気に入りだ。
千丈寺湖岸を走りR309を経て、立杭陶の郷を通過。前回来たときに陶芸の見学をしているので、白髪岳(721.8m)登山口まで走る。白髪岳には何度か登っているが、白髪岳南に広がる住山の集落も落ちついた山里だ。
前方に白髪岳を望みながら何度歩いたことか。
畑の中に物置小屋をみつけるとつい撮影してしまう。物置小屋フェチです(笑
JR古市駅を通過してR372(デカンショ街道)に入る。造り酒屋を発見。
最近、冷酒に凝っているので試飲したいがロードバイク乗りの哀しさ、横目に見ながら通過する。
デカンショ街道と平行して走る農道に入り、田んぼの中をのんびり走っていく。
きもちいいですー。
でもなんかおなかが空いてきたぞ、コンビニ見あたらん、ブツブツと思いながら走っていると「自然薯庵」に行きあたる。
明治後期に建てられた古民家を改修し、蕎麦専門店として篠山では有名な店のようだ。
おすすめのそば膳(ざるそば、古代米ご飯、かきあげ、小鉢)をいただく。
自家製どぶろくも販売しているとのこと。ロードバイクでなければ・・・・ブツブツ。
エネルギー補充したので多紀連山を眺めながら走る。
天引峠(260m)を越えるとるり渓・西峠への分岐点を過ぎ、ひたすら東進して亀岡まで走る。
R477に入り、能勢町ー大槌峠ー川西ー池田と走り続け、猪名川堤防をクールダウンしながら走っていく。
今日のコース
宝塚十万辻峠ーR33ー千丈寺湖岸ーR309ーJR相野駅ー三本峠ー立杭ーR372ー白髪岳登山口ーデカンショ街道ー天引峠ーR477ー能勢町ーひいらき峠ー大槌峠ー川西ーR173ー池田ー猪名川堤防
今日の走行距離【144.31】Km
・デカンショ街道は走りやすい道だ。路面状態もよい。
・天引トンネルの上に旧道があるようだ。車進入防止の柵があったが、次回は旧道を上ってみよう。
・めちゃ速いローディ2人に遭遇した。バリバリの若さと速さ。オヤジライダーの私はしぶとい走りで一日走っていくしかないな。
・先日購入したSUGOIのジャージ・サイクルパンツで走ってみた。私は発汗性が高い方だが、ジャージもあっという間に乾く。肌ざわりもよい。サイクルパンツのフィット感はよい。サドルTOUPEとの相性もいいようだ。
けっこう高価だったので、そのような気になっているだけかもしれないが(爆
・夏のボーナスでVIPERの改造を考えているが、ペダルとスプロケット周辺、その他ちまちまと変更しようかなと思っている。
まだまだVIPERと遊び尽くしていないので2台目のロードバイクは我慢、我慢・・・
有川浩「塩の街」を読む ― 2008-06-09 23:59
有川浩のデビュー作「塩の街」を読了。電撃文庫として出版されその後、ハードカバーで出版された異色の本。
世界中に巨大な塩の物体が落下し、日本では8000万人の人々が塩に結晶化して死亡する。世紀末のなかで略奪、暴行が横行し、都会ほど被害は大きく、行政機能、マスコミ、通信網も崩壊状態になる。
両親を塩害で亡くした18歳の女子高生真奈と彼を助けた28歳の航空自衛隊パイロット秋庭。世紀末でなければ出会わなかった二人。そして二人が結ばれるのか、そして世紀末の中で、人々はどのような希望を持って生きていくのか。
スピード感があって、そして、男前(おっとこまえ)の小説だ。男前というのは男らしいということじゃなく、ぶれない自分なりの基準を世紀末にも貫いていくということ。だからそこには男女という性差は関係ない。
この小説の中で私が興味を惹かれたのは秋庭の高校の同級生入江。頭脳明晰で警察官僚となっているが、塩害のどさくさに自衛隊立川駐屯地の司令官にちゃっかりと居座っている。
圧倒的な不条理の中で入江が選択する価値観、そして秋庭がとる基準。どれも魅力的。
後半はちょっと甘々のラブストーリーになっちゃうけど、まぁそれもこの作者の魅力でしょう。
想像力と文章のスピード感。恐るべし、有川浩。
他の作品もしばらく読んでみよう。
無人島で読む本 ― 2008-06-11 22:19
夏の無人島で1週間ほど過ごし、そこで1冊の本を読むとするならどんな本がよいか妄想してみた。
まず装丁
・分厚い単行本では重すぎるし、ちっぽけな文庫では物足りない。
・蛍光灯のような白い紙質では日射しの中では反射しやすいし、夜のテントの中ではやさしい色を発しない。
・よくあるパターンの装丁ではなく独創性が欲しい。
そして内容
・ストーリー性が中心を占める本は何度か読むうちに新鮮さが薄れてくる。
・新しすぎる本は逆に飽きてしまいそう。発表されて20年ほど立つ新古典的な本がよい。
・読み返すほどに、新たな感覚が呼び起こされる本がよい。
ということで本棚から1冊選び取るとするなら
この本は装丁が洋書のペーパーバックのようで持ちやすく紙質、本の色合い、サイズも出色。村上春樹の1980ー1991年の短篇選集であり、なんど読み返しても飽きない作品で構成されている。
いちど本屋で手に取ってみてください。きっと惹かれると思いますよ。
無人島でなくても以前旅行した口永良部島(くちのえらぶじま)で読みたいなぁ。
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