Bike&Run(多田銀山・一本松山) ― 2018-04-20 08:45
昨日は猪名川町方面にトレイルランに行ってきた。
午前9時頃、今回はカーボンバイクで発進。猪名川ー県道12号線と北上して1時間20分ほどで猪名川町北田原の近畿自然歩道入口に到着。ここまで26km.新緑が眩しいほどだ。
午前9時頃、今回はカーボンバイクで発進。猪名川ー県道12号線と北上して1時間20分ほどで猪名川町北田原の近畿自然歩道入口に到着。ここまで26km.新緑が眩しいほどだ。
バックパックに用意していたランシューズに履き替えて、杉林の植林帯を抜ける。ガレ場に出ると溜め池があり、ジャリ池という名称らしい。
ガレ場を抜けると村上中池。
俄然、走りやすいトレイルとなる。
多田銀山方面に走っていく。
多田銀山付近を走ってから、再度「道の駅いながわ」方面に走る。
猪名川町の里山は杉や檜の植林が少なくコナラなど雑木林が多いので、新緑が美しい。青空の下、ゆっくりと地道を走っていると、幸福な気分になる。
「道の駅いながわ」方面への山道を登っていくと、垰が現れる。「とうげ」と読むよりは「たわ」と呼ぶのが相応しいような無名の峠だ。
峠の右に山道があるので上ってみることにした。尾根道などを経て、山頂に到着。一本松山(301m)という山らしいが、頂上は樹木に囲まれて展望はきかない。
東側に下りる道があるのでその道を下るが、かなりの急坂だ。シダ藪のなか転倒防止のロープが張られている。
ロープが張られた急坂を下ると尾根筋に出てきたが、支尾根が分岐して登山道がわかりにくい。赤テープにつられて東尾根を下ってみたが、途中から道が荒れ倒木が多いので元の場所に早めに引き返す。
300mほどの里山とはいえ、いや里山だからこそ分岐点が多く道迷いする危険がある。尾根筋に戻るが吉だろう。
再度、尾根筋から南下。シダ藪の途中で登山者の忘れ物(手袋)が枝に吊るさられている、これはこの道が登山道としてまっとうである証拠でもあるので、ひと安心だ(もちろん例外もある。とくに赤テープやペンキの表示は勝手にマーキングされたものだから、やはり読図が必要だろう。)
ちょっと荒れた植林地帯に下りてきた。横に溜め池があるので、里は近いだろう。
薄暗い樹林地帯を抜けると、ロードバイクを駐輪した舗装路に出てきた。
「北摂の山 下」を読むと

「ふれあい公園の麓を過ぎると、右の植林の縁に、見落としてしまいそうな小さな石碑がある。道標を兼ねた墓標のようで、中央に戒名と左右に「右やま道、左銀山、三田」と刻まれていた。」(同書40頁)
と書かれているので、この道標がこちらからの登山道の目印になったのだろう。
1時間半ほどのトレイルラン 距離 6.77km
再度、SPDシューズに履き替えてストレッチを兼ねながらロードバイクで走る。ランニングやトレイルランとロードバイクは使う筋肉が違うので、なかなかに楽しい。
北田原から一本松山の秀麗を眺める。
上記の本でも「麓から見て美しい山は、登りはきついものだと、一人で苦笑する。しかし、暑い季節にはとても登れたものじゃない」(同書42頁)と書かれている。
著者が登ったのは2000年11月下旬、秋の季節だ。今回は新緑の4月下旬、登るにはよい季節だったのだろう。
県道68号線ー千刈CCー神戸市北区道場ー西宮山口町ー船坂ー蓬莱峡と、微妙に上りが続く道を48km走って午後3時40分に帰宅。
青空、注ぐ太陽の光、たっぷりと汗をかいて隠居者として楽しい1日だった。
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