落ち葉のツーリング旅行(奥上林・五波峠編) ― 2010-12-07 00:20
12月5日(日曜)のツーリング記録です。
午前6時起床。まだ暗く、寒い。午前7時前にロードバイクで発進。綾部市街地は丹波霧にすっぽりと被われている。
市街地を抜け、中丹広域農道を東進。旭町のお地蔵さんに旅の安全を祈願します。
府道1号線も丹波霧が盆地を被っている。
しばし走り続けていると、やっと霧がはれてきた。
府道1号線は16号線合流点まで、40Kmほど信号が一切無いという道路。
ゆるやかな上りがずっと続き、点在する集落を走り続けていると奥上林地区で店を発見。
水源の里というらしい。
キャラクターマスコットは「しずくちゃん」
おっ!、ぜんざいですか!、峠のおにぎりですか!
地元のおばちゃん二人が準備されていて開店したところ。
おばちゃんに「ここまで上りが大変だったでしょう?」って聞かれたけど
「へっ?そんなに上りがあったっけ、ゆるーい上でした」というと
「ここは君尾山(581m)と標高が同じなんですよ」と諭されました。
ロードバイク乗りは、やはりちょっとオカシイかもしれません(苦笑
ぜんざいをいただきます。
地元の男性も来られたので談笑。
冬は以前は1.5mほど積雪したけど、昨年は暖冬で30cmほどしか積雪しなかった。以前はトラックの往来が多かったけど、舞鶴若狭自動車道の無料化で、ほとんど往来が途絶えたとのこと。「商売、あがったりやわ(苦笑)」
ロードバイク乗りにとっては天国のような道が続くんですけどね・・・
今回、この奥上林地区を走りたかったのはフォークの神様といわれた岡林信康が1972年から1976年にかけて、ここ京都府綾部市老富町で農業生活をしていたからだ。
時代に翻弄されながらも、時代に負けなかった柔軟さが岡林信康にはある。
自壊しがちな僕らの先行世代、僕らの世代にとって、岡林信康は「このオヤジ、かっこよく年取ったな」という感じです。
1973年発売のアルバムに収録されている「26番目の秋」はここ奥上林地区で作られた曲。当時(僕は20才)、この曲を聴いたときは「岡林も変節したな」と生意気にも思ったものだ。
岡林信康 26番目の秋
たぶん「変節」などいうものは、この世に存在しないのだろう。人は自分がもつスペックの中で一所懸命生きていくしかないのだ。
それにしてもこの曲を作ったとき岡林信康は26才。僕は57才で、やっとこの曲の良さがわかりました(苦笑
おっと、またまた脇道に行っちゃいましたねー。
水源の里で昼飯用のおにぎりを買って、バックパックに入れる。
300mほど上ると福井県おおい町との県境に達する。
峠のお地蔵さんに願い事。
峠から府道16号線までダウンヒル。途中、野生の猿軍団が道路を占拠していたがロードバイクで突き分けるとボス猿が「キイキイ」とこちらを威嚇する。
ほんま、猿のボスもたいへんやねー。
こんな林道もいつか走ってみたい。
府道16号線(石山坂峠)を上る。新道の工事中。
R162(周山街道)に合流。
R162を北上。八ケ峰(800m)が見えてきた。
名田庄あきない館まえで休憩。
ここから五波峠(600m)までひたすら上り。お約束の「通行規制区間」の標示。
染ケ谷川沿いに上っていく。
八ケ峰家族旅行村を過ぎると、林道の匂いがプンプンとする。
立ち枯れの樹木。でもまだ枝を伸ばしている。
晩秋の尾根道。
いたるところで森から水が流れ落ちてくる。
心落ち着く雑木林に囲まれた五波峠に到着。
奥上林地区・水源の里で購入したおにぎりで昼食。風が落葉樹の枝を揺さぶっている。
しばし雑木林の中でぼーっとする。至福の時間。
2009年4月に田歌側から五波峠を越えている。ひさしぶりの五波峠。
午前6時起床。まだ暗く、寒い。午前7時前にロードバイクで発進。綾部市街地は丹波霧にすっぽりと被われている。
市街地を抜け、中丹広域農道を東進。旭町のお地蔵さんに旅の安全を祈願します。
府道1号線も丹波霧が盆地を被っている。
しばし走り続けていると、やっと霧がはれてきた。
府道1号線は16号線合流点まで、40Kmほど信号が一切無いという道路。
ゆるやかな上りがずっと続き、点在する集落を走り続けていると奥上林地区で店を発見。
水源の里というらしい。
キャラクターマスコットは「しずくちゃん」
おっ!、ぜんざいですか!、峠のおにぎりですか!
地元のおばちゃん二人が準備されていて開店したところ。
おばちゃんに「ここまで上りが大変だったでしょう?」って聞かれたけど
「へっ?そんなに上りがあったっけ、ゆるーい上でした」というと
「ここは君尾山(581m)と標高が同じなんですよ」と諭されました。
ロードバイク乗りは、やはりちょっとオカシイかもしれません(苦笑
ぜんざいをいただきます。
地元の男性も来られたので談笑。
冬は以前は1.5mほど積雪したけど、昨年は暖冬で30cmほどしか積雪しなかった。以前はトラックの往来が多かったけど、舞鶴若狭自動車道の無料化で、ほとんど往来が途絶えたとのこと。「商売、あがったりやわ(苦笑)」
ロードバイク乗りにとっては天国のような道が続くんですけどね・・・
今回、この奥上林地区を走りたかったのはフォークの神様といわれた岡林信康が1972年から1976年にかけて、ここ京都府綾部市老富町で農業生活をしていたからだ。
時代に翻弄されながらも、時代に負けなかった柔軟さが岡林信康にはある。
自壊しがちな僕らの先行世代、僕らの世代にとって、岡林信康は「このオヤジ、かっこよく年取ったな」という感じです。
1973年発売のアルバムに収録されている「26番目の秋」はここ奥上林地区で作られた曲。当時(僕は20才)、この曲を聴いたときは「岡林も変節したな」と生意気にも思ったものだ。
岡林信康 26番目の秋
たぶん「変節」などいうものは、この世に存在しないのだろう。人は自分がもつスペックの中で一所懸命生きていくしかないのだ。
それにしてもこの曲を作ったとき岡林信康は26才。僕は57才で、やっとこの曲の良さがわかりました(苦笑
おっと、またまた脇道に行っちゃいましたねー。
水源の里で昼飯用のおにぎりを買って、バックパックに入れる。
300mほど上ると福井県おおい町との県境に達する。
峠のお地蔵さんに願い事。
峠から府道16号線までダウンヒル。途中、野生の猿軍団が道路を占拠していたがロードバイクで突き分けるとボス猿が「キイキイ」とこちらを威嚇する。
ほんま、猿のボスもたいへんやねー。
こんな林道もいつか走ってみたい。
府道16号線(石山坂峠)を上る。新道の工事中。
R162(周山街道)に合流。
R162を北上。八ケ峰(800m)が見えてきた。
名田庄あきない館まえで休憩。
ここから五波峠(600m)までひたすら上り。お約束の「通行規制区間」の標示。
染ケ谷川沿いに上っていく。
八ケ峰家族旅行村を過ぎると、林道の匂いがプンプンとする。
立ち枯れの樹木。でもまだ枝を伸ばしている。
晩秋の尾根道。
いたるところで森から水が流れ落ちてくる。
心落ち着く雑木林に囲まれた五波峠に到着。
奥上林地区・水源の里で購入したおにぎりで昼食。風が落葉樹の枝を揺さぶっている。
しばし雑木林の中でぼーっとする。至福の時間。
2009年4月に田歌側から五波峠を越えている。ひさしぶりの五波峠。
2009年4月の記事
極悪林道ビレッジラインを経て五波峠に上る、そして低速落車
それにしても、前回同様、やはり行き当たりばったりのライドは相変わらずです(汗
田歌に下り降りて、
由良川沿いの府道38号線を快走。
茅葺きの里を通過。
ふらっと美山で「鯖寿司」が半額で売り出されていたので購入。
バックパックに入れると重い・・・。ここからまだ90Kmほど走らなあかん。
鯖寿司を背負って走る商人みたいですわ。
極悪林道ビレッジラインを経て五波峠に上る、そして低速落車
それにしても、前回同様、やはり行き当たりばったりのライドは相変わらずです(汗
田歌に下り降りて、
由良川沿いの府道38号線を快走。
茅葺きの里を通過。
ふらっと美山で「鯖寿司」が半額で売り出されていたので購入。
バックパックに入れると重い・・・。ここからまだ90Kmほど走らなあかん。
鯖寿司を背負って走る商人みたいですわ。
ここぞの時の「アミノバイタル」を一袋飲んで、ふらっと美山でおやきを食べる。
充電完了!
亀岡市鳥羽宿を通過して、ひたすらデジカメも撮らず走り続ける。
お世話になっているショップ「伊丹のカンザキ」に立ち寄り、焼き鯖寿司をおすそ分け。今回も安全に楽しくツーリング旅行できた感謝のしるしです。
ちなみに僕は心の貸し借りを一切しない人間なので、お気になさらずに>伊丹のカンザキAll
午後7時前に帰宅。
コース
綾部市街地ーR27ー中丹広域農道ー府道1号線ー府道16号線ー石山坂峠ーR162ー名田庄ー染ケ谷小倉線ー五波峠(600m)ー府道38号線ー美山ふれ あい広場ー府道19号線ー府道25号線ーR372ーR477ーひいらぎ峠ー106号線ー知明湖周遊道路ーR173ー猪名川堤防道路
走行距離 182Km
・2日間遊んで、1万円ちょっと。街でくだらないお酒のつき合いをするよりずっと安価。でも、こんな生活ばかりしてると友達、でけへん。
・輪行は電車に乗っている時間がもったいないので、奈良や琵琶湖方面へも泊まり込みツーリング旅行を活用したい。
・ほんま、ロードバイクって楽しいわ。
亀岡市鳥羽宿を通過して、ひたすらデジカメも撮らず走り続ける。
お世話になっているショップ「伊丹のカンザキ」に立ち寄り、焼き鯖寿司をおすそ分け。今回も安全に楽しくツーリング旅行できた感謝のしるしです。
ちなみに僕は心の貸し借りを一切しない人間なので、お気になさらずに>伊丹のカンザキAll
午後7時前に帰宅。
コース
綾部市街地ーR27ー中丹広域農道ー府道1号線ー府道16号線ー石山坂峠ーR162ー名田庄ー染ケ谷小倉線ー五波峠(600m)ー府道38号線ー美山ふれ あい広場ー府道19号線ー府道25号線ーR372ーR477ーひいらぎ峠ー106号線ー知明湖周遊道路ーR173ー猪名川堤防道路
走行距離 182Km
・2日間遊んで、1万円ちょっと。街でくだらないお酒のつき合いをするよりずっと安価。でも、こんな生活ばかりしてると友達、でけへん。
・輪行は電車に乗っている時間がもったいないので、奈良や琵琶湖方面へも泊まり込みツーリング旅行を活用したい。
・ほんま、ロードバイクって楽しいわ。
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