伊吹山ヒルクライムDNSとツーリング・前編2010-04-12 15:50

伊吹山ヒルクライム、DNSしちゃいました。
前日泊の米原のホテルで枕が変わったせいか1時間事に目が覚める。午前4時半頃目が覚めると、雨が降っているではないか。天気予報では曇りのち雨だったのに・・・。
午前6時起床して、外を見ると雨。伊吹山も全く見えない。TVで天気予報をチェックしたりアメダスを見ても雨雲が襲来している。
しばしホテルの中で「参加するか、参加しないか」葛藤。
こんな時に性格が顕れるのでしょう、「雨だしショートコースだし、山からの展望ないしDNSにしよう。」と後ろ向きの考えがムクムクと湧いてきます(苦笑

ロードバイクを分解して輪行で帰る準備を始めていると、なんと午前8時半頃、陽が差し始め雨も止んでいるではないか。
うそーっとあわてるが、今からでは受付にはとても間に合わない。
意気消沈。自分の後ろ向きの性格を呪っても時遅し。

そんなわけで伊吹山ヒルクライム&ツーリング旅行は目玉の伊吹山ヒルクライムが欠けてしまい「黄身のない目玉焼き」みたいになってしまいました。
よければツーリング旅行の記録でも読んでください。

2010年4月10日(土)伊吹山ヒルクライム前日(信楽まで走り近江鉄道サイクルトレイン)

前日、友人とハイキングしてすこし腰痛気味。歩く筋肉とロードバイクに乗る筋肉は違うようで、走り始めは身体に違和感がある。

猪名川堤防道路を走り、なにわ自転車道を経て淀川堤防道路に入ります。
DSC_0121
あいかわらずバイク止めがうっとおしいけど、車に煩わされないのが利点でしょうか。気温がグングン上がり汗ばむほどの天気。

枚方からR1をへてR307に入ります。木津川にかかる山城大橋を渡り宇治田原町に入ると宇治茶の香りが漂ってくる。
DSC_0128
田原川沿いの桜が満開です。


DSC_0133
地元の人しか花見客はいないようで、素朴な桜です。

DSC_0137

奥山田の茶畑
DSC_0140


DSC_0142
茶畑の濃い緑と青空。

DSC_0145
小学校のまわりをおおう桜。

R307と平行にある旧道を走ると、落ちついた町並みを楽しむことができます。
DSC_0147


裏白峠(380m)への上り。斜度7%で伊吹山ヒルクライム前日としてはよい上りだったのですが。
DSC_0151

峠を越え下り降りるとDSC_0153
定番の信楽の狸が集合しています。

信楽鉄道にもサイクルトレインが一部区間(信楽駅ー紫香楽宮跡駅)利用できるようですが、短い区間なので自走します。

紫香楽宮跡駅で休憩していると、信楽鉄道の電車が通過していく。
DSC_0165

JR貴生川駅に到着し近江鉄道改札を探すがわからない。駅前のタクシー運転手に尋ねると「この駅に信楽鉄道、近江鉄道が乗り入れているんです。2階に上がると各改札があるから」と教えていただきました。
DSC_0169
階段を下りると、近江鉄道の改札です。

DSC_0167
米原駅ではスロープからそのまま乗車できたので、ちょっとイメージが違いました。サイクルトレインは、乗客不足に悩むローカル線が集客の一環として始めたサービスですから勝手なイメージにとらわれていました。

乗車まで時間があるので旧水口町(現甲賀市)をプラプラと走ります。
DSC_0172
水口城址などがあり落ち着いた湖東の町です。

午後4時の電車に乗車。2両編成の後の車両に乗ります。
DSC_0178
ワンマンカーなので最後部にロードバイクを置きます。

電車内は始発なのでガラガラ。
DSC_0177
近江鉄道のサイクルトレインは平日は午前9時ー16時、土日祝日は終日利用することができます。ただ一部区間や駅では利用できないところがあります。

分解して輪行袋に入れなくてもよいというのは、やはり楽です。このような試みが広がればよいのですが、ローカル線が集客の一環として一部始めているだけに過ぎません。
DSC_0190
途中の駅から前カゴに買い物袋満載のママチャリが乗車してきたときには、驚きましたが私だって一般の人から見ればへんな格好でへんな自転車に乗っています(苦笑

湖東の風景を眺めながら1時間半の鉄道旅で米原駅に到着。

夕暮れまで時間があるので、駅の周辺を走ると川沿いに桜並木がある。DSC_0203

桜並木ごしに夕暮れの伊吹山を眺めます。DSC_0197
この時にはDNSなんてこれっぽっちも脳裏にはなく、「頂上まで走りたかったなぁ」などと考えています。

橋下の小舟が琵琶湖らしい。
DSC_0207

前輪のみ外したロードバイクを輪行袋に入れ、昨年もお世話になったホテルのフロントに室内持ち込みの許可を得て、部屋に運び込みます。
近くのラーメン屋さんで夕食。NHKワンダー・ワンダーで「谷川岳クライミング」番組を見てから就寝。

走行距離 105Km

では続編に続きます。

伊吹山ヒルクライムDNSとツーリング・後編2010-04-12 15:55

2010年4月11日(日)伊吹山ヒルクライム当日(湖東サイクリング)

伊吹山ヒルクライムDNSを決め、ホテルで輪行の準備をしていると午前8時半、陽が差し始め走れそうではないか。とても受付には間に合わないので、やけくそで海津大崎経由で自走して帰ることにしようと9時半頃ホテルを出発。

さざなみ街道を北上していると、雨が強まってくる。湖北は雲に覆われ、一方湖南には青空が広がり始めている。北上はあきらめ、湖南に向かって晴れ間を追い求めていくことにしました。

まず定番の彦根城に立ち寄ります。
DSC_0218

桜を求めて多くの観光客がいます。
DSC_0215
城郭のまわりは自転車も乗り入れ可です。

南下すると芹川を渡ります。ここの桜は自然の雰囲気が漂っていて私好み。
DSC_0221

桜のトンネル。
DSC_0223
お花見していた地元のおばあちゃん二人に「ここの桜は綺麗ですねー」と話しかけると「1000本のうち800本は彦根城に、残り200本をここ芹川に植えたそうですよ。」とのこと。
「おたく、自転車?どこから?」と尋ねられたので答えると、一方のおばあちゃんが「最近は、ほら電動自転車があるから」と得心されてしまう。いやぁ、あの、これロードバイクなんですが・・・
「気をつけて」とおばあちゃん二人に見送られ南下します。

琵琶湖1周のコースさざなみ海道は車が多く単調なコースなので、なるべく旧街道筋や農道を探しながら走ります。DSC_0227


気持ちのよい道です。
DSC_0229

対岸に比良山系を眺めることができます。
DSC_0230

安土城址を通過。
DSC_0237

近江八幡に立ち寄ります。
DSC_0240


ヴォーリズの洋風住宅街。
DSC_0243


DSC_0248
DSC_0250
落ち着いた町なのですが、日置や篠山、亀岡、古市などの街並みが好きかもしれません。

農道を選びながら走っていきます。
DSC_0251
JRの高架下をくぐると、地元の方々がお花見。日本酒のよい匂いが漂ってきて「酒、飲みてー」と思いますが飲酒運転厳禁。


湖東ののびやかな道を走っていく。
DSC_0254
DSC_0261

野洲川を渡ります。
DSC_0263

近江富士(三上山)が見える。何度かこの山に登っているが、ロードバイクから見る風景はまた違います。
DSC_0262

あとはR1から逢坂峠、山科を抜け、京都市街地へ。R171をひたすら走ります。市街地にはいると車が多く、とくにR171は追い抜きざま、急に左ウィンカーをつけてコンビニやファミレスに左折する車が多いので神経を使う。
途中、雨が降り始め阪急高槻駅で雨宿り。

雨脚は強くならず、西国街道ーR171ー猪名川堤防道路と経て午後7時帰宅。

こんな時にサイコンの電池切れまでしてしまう始末。距離はわからないですが、走った感覚・時間からいうと130Kmにしておきましょう(もうちょい走ったような気もしますが)。

今朝起きると、シッカリとした雨。昨日こんな雨だったら伊吹山ヒルクライムDNSも後悔しなかったけど、走る方はどんな時も走るんでしょう。
伊吹山ヒルクライムDNSは自分の後ろ向きの性格が顕在化したようで、なんか落ち込みました(苦笑

といっても性格はもう矯正できないので、騙しだましそんな自分とつきあっていくしかありません。でも悩んだら走れを次は鉄則にいたしましょう(笑

・Sugoiのウインドブレーカー、軽くて少しの雨はシャットダウンし風を防ぐ。
肩こりません。

・サドルNESS XP-30でそこそこ走りましたが、違和感はなし。意外と私に合うようです。今朝起きると腰痛も一切なし。追い込んで走っていないとはいえ、気持ちよくツーリングできるようです。

・米原のホテル、土日祝日は一泊4,200円。琵琶湖ツーリングには便利なので、ここを起点に走ってみたい。

・伊吹山ヒルクライムDNSだったので、口直しになんか自転車計画をいたしましょう(懲りていない・・・。


はてなブックマークに追加はてなブックマークに追加
Blog(asyuu@forest)内検索

Copyright© 2005-2024 asyuu. All Rights Reserved.