マイペース・マイタイム・マイスペース ― 2009-03-07 11:27
3月になると仕事が忙しくなるので今朝目覚めるとひどく疲れている。
最近、マイペース・マイタイム・マイスペースが自分には大切じゃないかなと思う。長く生きていると心身共に当然ながら疲弊していく。次第に身体は衰え、感性は鈍くなっていく。
だからこそ自分の歩調で、自分だけの時間と空間を大切にしていきたい。
いくつか本を読んでみた。
沢野ひとしさんの画文集。彼も64歳。後書きを読むとテント縦走泊・高山への山登りではなく、低山に帰るという意味がわかってきたと書かれている。そうだよなぁ。次第に低山へ、そして自転車で言えばツーリングへと私も向かっていくのだろう。
今回は人間を中心にした物語が多い。今夏は次男と日本アルプス縦走に行くので、きっと「岳」で見た風景を現実に眺めることができるだろう。
神に愛された者は神の気まぐれに翻弄される。アスリートや芸術家、小説家などはその非凡さ故に神の気まぐれで不幸になることもある。ヒルクライム王パンターニの生涯にもその傾向が垣間見られる。ただし、この本はもうひとつパンターニの人間性が見えてこない。翻訳本の限界か。
古書店で525円で購入。峠と聞くと心がすこし躍ります。
森見登美彦氏と並ぶ京都妄想文士。読み進めているがおもしろい。
さて珈琲を飲んですこしまったりして、ロードバイクで軽く走ってこよう。
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