男自転車ふたり旅 〜イタリア1200キロを行く〜完全版2009-03-18 23:52

月曜から天気が安定しており、会社の窓から春空を眺めながら「ロードバイクで走りたいな」と思っているasyuuです。

NHK BSで放映された「男自転車ふたり旅 〜イタリア1200キロを行く〜完全版」(NHK BS hi)を録画して3度目を観ているところです。俳優の蟹江一平と猪野学の二人が、秋の北イタリア1200キロを自転車(ロードバイク)で旅する番組です。
前回の短縮版はイタリアでの人の交流が中心に描かれ、ロードバイクで走るシーンが少なかった。今回の完全版は新たに編集しているようでロードバイクで走る風景のすばらしさ。
トスカーナ地方の丘陵地帯を走るシーンで流れる音楽はギルバートオサリバンの「ALONE AGAIN」
Alone again, naturally(当たり前のように、またひとりぼっちだ)

トスカーナ地方を走りながら狩野さんはこう呟く。
「いくら走っても何度坂道を上っても疲れない場所というのがこの世にはあるのだ」
ロードバイクに乗っている人は、この気持ちはよく分かるんじゃないかな。

鴨川ホルモー (角川文庫)
を読み終えて
プリンセス・トヨトミ
を読み始める。

辛気くさい小説は好まないので、一気にその奇妙な、でもスピード感のある万城目の世界に入っていけることができる。
「鴨川ホルモー」では京都が舞台となっているが、今回の作品では上町台地など大阪が舞台。我田引水だけど、ロードバイクで北摂・神戸・大阪・奈良・京都・滋賀と走り続けると、風景が地形が、そして街並みが点としてではなく線として繋がっていく。
最近読了した「街場の大阪論」にも街がひとつのコミュニケーションや、よき妄想で成り立っているのではないかと感じさせるところがあった。
街場の大阪論
リアルな世界では、殺伐としたセコい江戸時代の「五人組」のような風潮が蔓延している。
悪しきものに対抗し続けると、自らも悪しきものに呼応していくのではないか。

だから私はロードバイクに乗る。
週末はタイヤをミシュラン PRO3に替えて走ってみよう。

最近、興味あるのは後川から曾地奥に抜ける林道。能勢地黄から堀越峠に抜ける林道、茨木街道にある桜峠の林道など、ロードバイクで走れる林道があることを知った。1日で走りきることができるだろうか。

いろんな走りをしていきたいなぁ。


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