エンゾ早川「まちがいだらけの自転車えらび」を読む2008-06-25 22:35

今日は有給休暇をとってロードバイクで走る予定だったが、天気予報を確認すると午後から雨。 で予定を順延したが、結局降らなかったじゃないか。走りたかったなぁ。

自転車本をぱらぱらと読む。
まちがいだらけの自転車えらび―幸福な自転車乗りになるための正しいロードバイクの買いかた
おもしろく読めました。著者のエンゾ早川さんは自転車評論家やエッセイストとして見ない方がいいんじゃないか。
自転車を題材にした「お笑い芸人」として読めばこの本も楽しく読める。 社会時評に対し辛口のコメントで笑いをとる芸人といったところか。

・インターネットや2ちゃんねるへの批判が多いが、彼の文章自体が2ちゃんねる的な側面が多い。伝聞で批判したりする文章がけっこう目につく。
・なんか学歴にやたら敏感。「○○大学出」という表現も目につく。社会に出てある程度経てば「高学歴低能力」の人がいかに多いか体験できるはずなのに。
・団塊の世代に批判的。でも団塊世代の一部の悪しき部分をもっとも踏襲しているように見える。抽象的な批判と唯我独尊。つまり暑苦しく、ひとりよがり。

と批判めいて書いちゃいましたけど、この人の本は好きですよ。意外と繊細でシャイな方かもしれませんね。
あとBASSO VIPERをなぜか褒めているので乗り手としてはちょっと嬉しい(笑

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく (講談社文庫 あ 105-1)

文庫化されたので読んでみることにした。本自体は、ランス アームストロングのインタビューから構成作家が書き下ろしたものだろう。読み始めると小説のような感覚がする。フィッツジェラルドが南部を題材にした小説を読んでいるようなのだ。

自転車本を読むよりは、楽しくロードバイクを走らせたいけど天候不順ですね。

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