「いつか、僕らの途中で」予告編2006-02-06 22:18

いつか、僕らの途中で

ダ・ヴィンチ3月号を読むと、柴崎友香さんの新刊が発売される。

田雜芳一さんとの共著で
「京都の大学院生の女の子と山梨で教師になった男の子、離れているふたりを行き交う手紙とそれぞれの日常を、言葉と絵をコラージュしながら描いていく」作品らしい。
柴崎さんの作品は、色彩と季節感、そしてやさしい関西弁であふれているのが、おきにいりの理由。
今回は、田雜さんのラフだけど、でも、質感のあるイラストとの合作。

柴崎さんの原作を映画化した「きょうのできごと」では、京都・出町柳の交差点が効果的にシーンに盛り込まれていた。
今回の作品では、三条河原町や山梨の街も描かれているようだ。山梨には山登りのために行ったことがあるが、山梨側からみる富士山は、駿河からみる富士とは全然違うんですよね。とにかく周りの山を従えていて、でかいという印象。 そして、山梨の郊外は葡萄畑も多い。山に囲まれているけど、開放感のある街だという印象がある。

京都・山梨がどのように描かれているかも興味深い。

発売されたら、即、購入です。


わたしの読んだ柴崎さんの作品
きょうのできごと 青空感傷ツアー フルタイムライフ ショートカット

コメント

_ MEME ― 2006-02-07 22:54

こんばんはー。
これ、絶対、読む・・・読みます。京都、院生、山梨・・・好き好きキーワードが。
ダ・ヴィンチに載っていた知らない人が紹介していた「薔薇は生きてる」も
かなりかなり気になるのですが、絶版なのですね。気長に探します。
因みに、今、私が読んでいるのは、いしいしんじさんの「雪屋のロッスさん」。
30の職業、30の人生の切れ端。ささやかです。

_ asyuu ― 2006-02-08 02:21

MEMEさん、まいど。夜更かしasyuuです。不眠症ではなく、短眠症です(^^ゞ。いちおうサラリーマンです。
やはり「薔薇は生きている」に注目しましたね。さすがです。でも、最近、MEMEささんの読む本、大正ロマン少女?みたいになってきていますね(ホメ言葉です、っていえばすむ問題じゃないか)。
柴崎さんの新刊、発売されたようなので、今日、買って帰ります。
それにしても積ん読の本が数冊。本業も、ぼちぼちしますね。

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_ 粋な提案 - 2008-03-27 04:49


装幀は名久井直子。『川南文藝』連載に加筆再構成。
京都と山梨に離れた二人の往復書簡ストーリー。全ページに描かれた繊細なデッサン画の�...

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