「へんな会社」のつくり方 を読む ― 2006-02-18 21:09
CNETに連載された記事をそのまま書籍化した本らしいが、わたしには初読み。
「はてな」のサービスをわたしも利用している。だが、十分に活用しているとはいえない。
ブログの記事は、こちらのアサブロが中心となっている。
だが、「はてな」の機能は、興味深いものが多い。「はてな」キーワードなどはあまりに抽出率を高くすると、うっとうしすぎるが、適度に設定すると自分にも役立つ。はてなブックマークも活用次第では、なかなかおもしろそう。
そう、「はてな」のキーワードは「おもしろそう」ということなんだろう。
この本を読むと、「若い会社」の活気が感じられて好ましい。
・立ったままの会議
・ペアプログラミング
・開発合宿や移動オフィス
など、はじめて聞く仕事の仕方だ。
わたしの所属している会社などは、組織があまりに大きくなっている。
近藤氏は、いう。
「満員電車や大量の人にまみれて信号を待ったりしているうちに、人生はそうやって辛抱するものだ、というような方法論を身につけている人は一杯いるような気がします」(同所173頁)
「気がする」のではなく、「一杯いる」のが事実に近いでしょう。
とくにわたしの組織は、あまりに巨大になり、「辛抱すること」を錦の御旗にする人が多すぎるような気がする。
「辛抱すること=大人」みたいな。
ところで、この本に挿入されている「はてな」のスタッフの写真を見ると、ThinkPadを使っている人が多いですね。
Linux+ThinkPadで動いている会社って、なんかかっこいいですなぁ。
息子たちに薦めてみたい本です。
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