北摂能勢町をゆるりと走る2008-03-09 22:33

時間があると戸外遊びばっかしているasyuuです。 今日はViperの変速機の調子がちょっと悪い。昨日、本を読みながら調整してみたが、もうひとつしっくりこない。 「不器用ですから・・・・」orz

北摂を走る前にショップ(カンザキ伊丹店)に立ち寄った。先客がいて待っていると、GIANT GREAT JOURNEYの引き渡しを受けているところだ。防水バック付きのツーリング車だが、軽く15Kgは超える。60代と思われる人だが、これでツーリングに行くとはすごいっす。ロードの軽快さに馴れると、このツーリング車で坂を越えていくのは想像できない。自転車にはいろんな楽しみがあるもんだ。だから魅力的なんだろうな。

店長にちょちょいと(さすがプロです)変速機を調整してもらって、すこし雑談をする。ありがとうございました、店長!

変速機がキビキビと動くようになったViperだが、時間もあまりなくなったので(早起きしろよ、自分)北摂能勢町を流して走ることにする。

定番の野間の大ケヤキの前で缶コーヒーを飲む。
野間の大ケヤキ
野間の大ケヤキ posted by (C)asyuu
今年は湖西の巨樹めぐりもしなくちゃと妄想の世界に入り浸る。

いつもは能勢を通過してしまうので、今日はのんびり周辺を巡ってみた。R477の脇道を走るとのんびりした風景だ。
野間里山
野間里山 posted by (C)asyuu

清普寺というこの地方の領主能勢家の菩提寺があったので立ち寄ってみた。
清普寺1
清普寺1 posted by (C)asyuu
静かな本堂でライドの安全ともうちょい遊ばせてくださいと祈る。

薬師如来坐像(鎌倉時代後期、花崗岩、高さ140Cm 像高 56Cm)を眺めたりする。
清普寺2
清普寺2 posted by (C)asyuu

境内を出るとViperが静かに私を待っている。
清普寺3
清普寺3 posted by (C)asyuu

ちょっとまったりしすぎたのでR477ーR106ーR4(名月峠)ーR602ー杉生ーR12とぐるっとあまり休憩せずに走っていく。

今日の走行距離【84.78】km

・やっぱ北摂は走りやすい。とくに今日は定番コースを走ったので、すっと気持ちが溶けていくような感じだった。
・紫合(「ゆうだ」と読む。猪名川町には難読地名が多い)から道の駅いながわに向かう道路の一部分に新しい道路ができている。従来の道はかなり混み合っていたが、車は新しい方に流れ、旧道となった方はほとんど車が走っていない。うむ、これで北摂への走りが楽になるなぁ。
・この3日間は戸外遊びばっか。明日から社会復帰できるだろうか・・・。まぁリアルはクールで合理的と勘違いされやすいasyuuですから何とかなるでしょう。

バックパッカーなど2008-03-11 00:00

3日ぶりに職場に出ると仕事が溜まっている。淡々と片づけていくしかないな。
気分転換に雑誌などを読む。

BE-PAL (ビーパル) 2008年 04月号 [雑誌]
高みを求めないバックパッカーに憧れを持っている。おすすめトレイルとして中央分水嶺高島トレイルも紹介されている。4泊5日コースか。長期休暇をとって歩いてみたいが、ちょっとムリかな。でもたしかこのコースは道路で分断されている、水を確保するのがむつかしい、幕営地に適した場所が限定されるという制約もあったような。
分割して歩くほうが現実的かもしれない。

ロードバイクに乗ることとと歩くことはすこし違うような感じがする。両方をうまくかみ合わせながら、遊んでいきたいものだ。

旅に出たくなる地図日本 15版

想像力をかきたててくれる地図。ツーリングマップルは詳細だが、煩雑になるきらいがある。シンプルで立体的に鳥瞰できる地図を眺めるのも意外と楽しい。

遅ればせながら「岳(ガク)6」を読む2008-03-12 23:08

岳 6 (6) (ビッグコミックス)

うかうかとロードバイクにうつつをぬかしている間に、岳(ガク)6巻が発刊されていた。さっそく読んでみた。
今までの中でも出色の出来だと思う。主人公三歩の超人的なレスキュー活動ではなく、人間ドラマをじっくり描いているストーリーが多い。

いろいろな思いを抱えて山に登る人々。街で生きていかざるを得ない私だけれど、山の中のじぶんをもっともっと大切にしていきたいなと思う。

単純だから
「シャカリキ」を読んでロードバイクを走らせたくなり、
「岳(ガク)」を読んで山に登りたくなる。

週末はロードバイク2008-03-14 22:54

「走ル」羽田圭介

昨夜は自転車仲間の友人と馴染みのレストランで食事。友人が「自転車に乗りたい!」と突如宣言して、興味もなく自転車Shopに同行した私がすっかり自転車病に取り憑かれている。 最近の互いの動向を報告し合って、料理・赤ワインをガッツリといただきました。

週末本を用意した。
走ル
自転車小説っぽいので購入。でもちょっと違うかな。とりあえず読書中。

自転車旅行をはじめよう―みんなで楽しむ新しいサイクリングのすすめ
昔ながらの「サイクリング」という響きが心地よい。ゆるゆる派としてチェック中。

関西サイクリングマップ (ジェイ・ガイドホリデー)
1998年5月発行で情報がすこし古いが隠れた名著だと思う。

ロックンロール (角川文庫 お 49-4)
大崎善生の小説。

週末はよい天気みたいだ。きっとどこかに走りに行く。

奈良当麻寺まで走る(ミニ山歩き編)2008-03-15 23:59

今日は奈良当麻寺(たいまでら)まで走ってみようとロードバイクで出かけました。
コースは
淀川堤防ー毛馬桜之宮公園ー大阪城ー東大阪市ー恩智川沿いー石川自転車道ー近鉄上ノ太子駅ー竹内街道ーR165ー当麻寺ー府道704ー富田林市ー羽曳野市ー石川自転車道ー恩智川沿いー東大阪市ー大阪市内ー毛馬桜之宮公園ー淀川堤防

毛馬桜之宮公園を出たところに大阪橋という横断歩道がある。ここから見る大阪城・ビル群の眺めはなかなかよい。
大阪橋から
大阪橋から posted by (C)asyuu

R170(東高野街道)を走ってもあまり楽しくないので、東花園駅から安堂まで恩智川沿いに走れることに気づいた。住宅道路なのでそれほど走りやすくはないが、信号がない・車に煩わされないということで、のんびり走っていく。
途中、生駒山系を眺めるビューポイントもあった。
恩智川
恩智川 posted by (C)asyuu

石川自転車道を走り、近鉄上ノ太子駅から竹内街道のゆるやかな上りを走っていく。何度かハイキングで歩いているが、ロードバイクで走るのも格別な気分だ。 R165に向かう途中、南河内の町並みを眺める。遠くにPL教団の塔が見える。
河内遠景
河内遠景 posted by (C)asyuu

当麻寺に到着。なんどか境内は見学しているので、山門前の店でアイスコーヒーを飲みながら休憩。
当麻寺山門
当麻寺山門 posted by (C)asyuu
小休止
小休止 posted by (C)asyuu

竹内街道を経て帰る予定だったが、府道704への分岐点を発見。地図を見ると破線(林道か?)があるのに、ついつい入り込んでしまう。予測通り府道というよりは途中から山道になる。トボトボとロードバイクを押していく。

平石峠に到着。しんどいよー。
平石峠
平石峠 posted by (C)asyuu

府道704はいわゆる「腐道」ですね・・・。もちろん「この先車両通行不可」の標識はありましたが。
府道704
府道704 posted by (C)asyuu

まぁそれなりに楽しかったす。

今日の走行距離【143.27】Km
&ちょこっと山歩き

・当麻寺にハイキングしたとき何度かロードバイク乗りを見た。自分がロードバイクでここまで走ってくるようになるとは想像していなかったなぁ。
・今年はサイクル登山(ロードバイクを登山口にデポして山に登る)したいなと妄想している。今日はミニ山歩きも兼ねたようなもの。でもすこし筋肉痛だ。
・石川自転車道は走りやすい道。川沿いの道は気持ちがイイですね。

羽田圭介「走ル」を読む2008-03-16 23:17

今日は雑用があったので自転車には乗ることができなかった。昨日、いちおうしっかり走ったのでまあいいか。空き時間で小説「走ル」(羽田圭介・河出書房新社)を読了。

枕帯には「授業をさぼった僕を乗せて自転車(ビアンキ)は、ひたすら北へと走る」と書かれている。
陸上競技の朝練のあと、復活したロードバイクでそのまま東京から北上する高校2年の男子が主人公。
1時間目の授業をさぼって帰る予定が標識に魅せられて北上していく。

そして青森までの行程で、まるでサイクリング記録(食料調達・野宿・道路状況など)のような文体が続く。
この間、だれかに出会って刺激的な体験をしたりするわけではない。いつも携帯電話にメール着信・受信履歴を気にしながら走っていく。台風の中走っているときでも、携帯電話が濡れないように細心の注意を払う。恋人や友人とはまめにメール交換する。孤独なのだが孤立はしていない。

ロードバイクでレースに出るとか、友と成長していくとか、恋人と心の齟齬が生じるとかといった「青春小説」をイメージすると違和感を感じるだろう。でも、17歳の精神状態が丁寧に描かれているんじゃないかな。根拠のない自信といいかげんさ。身体能力が最高潮の時にあり、そしてかなりHなことも考える年齢。

不思議な小説だ。ロードバイクに長時間乗る人間にはハッとする表現がいくつかある。

■自動車なんかとは違い、身体部品の延長線上に機械があるのだということが、ダイレクトに認識できる。(同書74頁)

■スピードに乗った自転車は、路面の多少の凹凸を平坦なものにしてしまう。こういう時、自分は凶暴な鋼(はがね)の骨に乗っかっているのだと実感する(同書96頁)

■走るのに肝心なことは、車道を堂々と走ることではない。止まりたくても止まらせてくれないような監督を、己の中に持つことだ(同書146頁)

著者はかなりロードバイクに乗っているんじゃないかな。
ある意味、真正な「ロードバイク小説」って感じもする。

仕事のことなど2008-03-17 23:59

京阪神の美味しい処をそれなりにチェックしているが、いま「福島」にちょっと注目している。西梅田に位置するこの街に元気があるようだ。神戸・京都・奈良といろんな処で食事をしたが、大阪はもうひとつ弱い。で、こんな雑誌を読んでいる。
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2008年 04月号 [雑誌]

Meets Regionalは良質な上方現代文化をうまく切り取っている雑誌だ。内田樹教授も長く連載されていた。

自転車のある生活を楽しむ [定年前から始める男の自由時間 ベストセレクション] (定年前から始める男の自由時間ベストセレクション)

「定年前から始める男の自由時間」という題が泣かせますねぇ。
「若かりし頃、自転車はあこがれだった…、そんな遠い昔の追憶から、団塊の世代の人に絶大な人気があるのが「自転車」。この自転車を男の自由時間に取り上げます。」
技術評論社ってPC本が多いと思っていたが、こんな本も出しているんだ。

私は団塊世代直後の世代だが、世代論なんか興味がない。なんか高級な自転車を買って「自転車って意外としんどいやん」となってしまう姿が目に浮かぶのは、ちょっとイジワルかな。

まぁ趣味なんだから、肩肘張らずに自転車で遊ぶっていうスタイルが好きだな。

2年間に渡る仕事の計画も一応目途が付いた。仕事仲間は、我慢強さ、緻密さ、気配りとも私より有能な仲間だった。2年に渡る残業・休日出勤など、時には体調を崩すのではと心配するほどよく働く仲間だった。組織人としてはよい仕事に恵まれたと思う。

その仕事もあと少し。来月にはチームも解散するので,交代ですこし休むことにした。 明日は、ロードバイクで走ってきます。


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