「自転車の安全鉄則」などを読む2008-11-19 23:59

つーっ、寒い1日でした。今週は仕事ばかりなので合間を見つけて本を読みます。
孤高の人 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)
なぜかあまり本屋に置いていない「孤高の人1」をやっと入手。結局3-2-1と逆から読んでしまった。

自転車の安全鉄則 (朝日新書 147)
正論であり、主張に柔軟性もある。必ずしも自動車排斥主義でもない。でもまだスポーツ自転車に乗っていない3年前であれば手に取ることもなかった本だろう。 また、自動車中心で経済も政治も進んできた戦後日本の欲望資本主義は、一朝一夕では解決されないだろう。

読んだあとのちょっとした感想。
・自転車乗り(ママチャリを除く)がまだまだ少数派であること。
・都市交通の有効な補完手段として市民が自転車を「楽しく」活用できるかどうか(行政や警察が主導になると変な方向に行きがちだ)。
・マニア向けの自転車がより適正価格で供給されるかどうか。現在のロードバイクの値段はやはりマニア向けに高すぎると思う。これは需要が少ないということが主原因ではないか。17年前にパソコンを揃えた時50万円以上かかった。当時はパソコンはまだまだマニア向けの機械。それが誰もが使うようになって(もちろん技術の進歩もあるが)劇的に安くなっていった。
スポーツ自転車を「楽しく」使う人が増えれば、自転車もより適正価格に近づくのではないか。
・ただ30年前に今の分煙社会を予想した人はいないだろう。その流れからすると、著者の主張する自転車と自動車の適正な分担・分離社会は意外と遠くないかもしれない。

街中を走る時、車との安全の取り方も参考になる本ですね。

雑木の名と民俗
人の名も花の名も木々の名もほとんど覚えることがない。人の心が分からず、人の哀しみが分からない。だから時折木々の名を感じ、その由来を知りたいことがある。信州を中心にして雑木の由来・伝承を中心に落ちついた文章が続く。樹木辞典などとは異なる息づかいを感じる本。

ロードバイクに乗るようになって以前よりは寒さに強くなったが、週末は完全冬型スタイルに移行しそうだ。


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