偏愛すべし!「ビバ・イル・チクリッシモ!」2008-10-01 22:25

サコッシュ、どう使いましょ?

趣味すべからく偏愛の極みであり時間とお金の浪費である(By asyuu)
ということで
ビバ・イル・チクリッシモ!(2冊セット) 完全限定版
を読みました。

書店でチェックしてみるとビニールカバーに被われており中身は読めない。値段は・・・なんと6090円也。た、た、高い!!!
雑誌「電撃アニメーションマガジン」に連載された「カーボンハート」、「monoマガジン」に連載された「おしゃれハンドル」というコラムをまとめたものが1冊、そしてジロ・デ・イタリアの観戦記が1冊という2冊組。
電撃アニメーションマガジン?・・・知りません。monoマガジン?・・・ちょっと文房具ヲタクだった30代には時折読んでいたが最近はトンと読んでいない。

大友克洋・寺田克也という2大巨匠が挑む自転車の世界。1998年ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスを制したマルコ・パンターニに感銘を受け結成された自転車チーム(といっても大友ら3人だけだが)「倶楽部・パンターニ」。コラムは自転車への偏愛満載でイラストもカッコイイ。
でもやっぱ6090円は高すぎないか。限定版特典サコッシュ(レース用補給袋、コットン製)もちょっとチャッちい。
使うのにもすこし躊躇する・・・。
うーむ、こうなったら何度でもコラムを読み返してみよう。

しかしもう一度、自転車乗りは呪文を唱えよう。
趣味すべからく偏愛の極みであり時間とお金の浪費である。

秋晴れの下、百丈岩まで走り登る2008-10-02 23:05

今日は秋晴れ。休みを取得していたので、当初は湖西の山登りに行く予定でした。でもちょっと時間が足らないので、飽きることなくロードバイクで走りに出かけました。

宝塚から県道33号線を上り十万辻トンネルに至る。

このトンネルを抜けると一気に里山の風景に出会う。

川下川ダムへの林道に入いる。

緑のトンネルの中を走っていく。

林道を走っているとカマキリに遭遇。轢いてしまいそうになり思わずハンドルを切る。

なかなか動かないのでお尻をつついて草むらに移動させる。この林道は車はほとんど通らないが、アスファルトの上にいてもツマラナイでしょう?

川下川ダムに到着。


神戸市北区道場まで走り、百丈岩を目指す。以前きたとき百丈岩に登っていないので今日は登ってみようという計画。


秋空に百丈岩が佇立している。登山口にロードバイクをデポし、SPDシューズをスニーカーに履き替え登り始める。


次第に岩塊が近づいてくる。




先端部分まで登ることができるが、わたくし高所恐怖症&レーパン姿なので先端部分は今回は遠慮しました(苦笑。

秋晴れの下、北摂の山々を眺める。

北摂西部の尖峰群 百丈岩三角点付近からの眺め。 さんしょう山(中央左) 羽束山(中央右) 大船山(右)

ちょこっと山歩きを楽しんだので、後半は走りに専念する。 三田市内を経て県道37号線、切詰峠・大坂峠を走り抜けていく。


上佐曽利のダリア園にもまもなく様々なダリアが咲きそうだ。


県道12号線を経てお気に入りの槻並の集落に下り降りていく。

今日のコース
自宅ー武庫川CRー宝塚ー県道33号線ー十万辻ー川下川ダムーJR道場駅ー百丈岩・鎌倉峡ー三田市内ー県道37号線ー切詰峠ー大坂峠ー県道323号線ー県道12号線ー槻並ー県道12号線ー池田市ー猪名川堤防ー自宅

本日の走行距離【93.38】Km

・ウエストバッグにウインドブレーカー・スニーカーを入れて走りました。平日の山は誰もいない。北摂は独立峰が多く標高差もあまりない。ロードバイクを登山口にデポして登ることができる。次回は白髪岳の隣にそびえる「トンガリ山」に登ってみよう。
・輪行、ロードバイク+登山の組合せなどオモロイ自転車ライドをしてみたい。
・ここ数日の季節外れの寒さ・低気圧にマイッていたのでちょっと元気復活。

秋晴れなので洗車と読書2008-10-04 22:38

今日は晴天、でも身体が重い。で洗車日和なのでロードバイクVIPERとクロスバイクTREK7300、2台を洗車しました。ディクリーザーで油汚れを落とし、様々なブラシを使い洗車していく。水切り、錆落としなど2台で2時間ほどかかる。めんどくさがりだが自転車を洗車するのは楽しい。シンプルなロードバイクの構造にあらためて感心する。秋晴れとはいえ日射しが強く、汗がしたたり落ちる。4台も 5台も自転車を所有している人はどうしているのだろう?

自転車の洗車を終えて読書。

大金星 (アフタヌーンKC)
黒田硫黄の最新短篇集。「茄子ーアンダルシアの夏」のサイドストーリー「アンヘル」が出色。 その他の作品もそれぞれ個性がありお買い得の1冊でしょう。

詳しい解説は作者のサイトが簡潔にまとめられている(当たり前か)。

傘の自由化は可能か
大崎善生のエッセイ。作家の私生活には興味がないが(それに書くことは虚実皮膜だろうから)、彼が正真正銘の村上春樹ファンであることはわかる。大崎の小説に村上春樹との共通性を見いだすこともできるが、やはり違うような気がする。大崎の小説はもう少しグダグダした感情みたいなものがはっきりしているかな。

鹿男あをによし
いまさらながらに読んでみることにした。TV放映版は見ていないので(どうせ原作とは違うだろうし)、初読。 奈良が舞台になっているのもちょっと興味がある。

雨の日は映画「しゃべれども しゃべれども」、ロードバイクという乗り物2008-10-05 14:33

関西地方は雨。リアルタイムレーダーで雨雲を眺めると今日は一日雨みたいだ。
昨日、ロードバイクとクロスバイクの洗車を終えて車重確認しました。
ロードバイクBASSO VIPER 9.7Kg
クロスバイクTREK7300 13.1Kg

クロスバイク、重いなー。これで北摂の峠を登るのはしんどいはずだ。クソ重たいフロントサスペンション、サドル、ペダル、タイヤを交換すれば少しは軽くなるか。でも費用効果は低いだろうなぁ。

■雨なので映画「しゃべれども しゃべれども」を観る。
しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組)
江戸の雰囲気を残した下町、落語という古典芸能、そして現代的な登場人物。無骨な若手落語家・国分太一、無愛想な娘・香里奈、口下手な元プロ野球選手・松重豊、そして子役(森永悠希)がそれぞれうまい。
昔、東京主張の時、浅草の寄席で落語を聞き、どじょう鍋を食べたけど落語はTVよりナマがいいなと思ったことがある。 作品はすっきりとして押しつけがましくなく気持ち良く観ることができました。

■ロードレーサー(ロードバイク)という乗り物
Netを徘徊しているとこの記事に行き当たった。うーん、いいなぁと思う。同じブログの中にBASSOの新製品の記事もある。記事の最後の写真にクロモリのかっこいいBASSOが写っている。新製品だろうか。フロントフォークもクロモリっぽい。いいなぁ、いいなぁ!

ロードバイクはとても静かな乗り物だ。チェーンの「しゃっ」(黒田硫黄の漫画「アンヘル」でそう擬音されている)という音しか聞こえない。だから街中で整備不良のママチャリに慣れた歩行者にとっては、ロードバイクの静けさと速さに気づかないことが多いようだ。街中やサイクリングロードでは飛ばさない方がいいでしょうね。
私はなるべく人が少なく、信号がなく車が少ない道を探し求めて北摂を走ることにしている。遠回りでも旧道を選択する。自分にとっても周りにとっても気持ちのよい走り方ができればいいなと思う。

ツーリングマップルR関西2008-10-06 22:30

昨夜はWowWowで映画「ヘアスプレー」を観ました。
ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
アメリカ的な、あまりにもアメリカ的なミュージカル映画。日本では絶対に作ることができない映画だろうな。ダンスシーンの腰のひねりがスゴい。あれは日本人はマネできません。人種差別などもテーマになっているが、日本映画だと妙に深刻めいて辛気くさくなるだろう。トラボルタの母親役は「なんじゃこりゃ」と当初は思っていたが次第に可愛く見えてくるのは不思議だ。この映画に深い意味があるかどうかはよくわからない。

■ツーリングマップル関西
関西 2008 (2008) (ツーリングマップル)
ロードバイクで走るとき参考にしている地図。これを次男に譲ることにした。原付バイクを手に入れたので北摂を走るらしい。オヤジとしては自転車の方がいいんじゃないかと思うが、若者だから「自転車?そんなシンドイことでけへん」ということだろう。
次男は私のDNAを引き継いでいて「ひきこもり・妄想系」男子なので、事故に遭わないよう走ってもらいたいもんだ。

自分用の新しい地図は「字が大きくて読みやすい!」という年寄り向け「ツーリングマップルR関西」を入手。
関西 2008 (2008) (ツーリングマップルR)

この地図を眺めながらロードバイクで走る場所を妄想しましょう(次男と変わらないか・・・)

週末、走ることができなかったので夕食後1時間ほど宝塚山手などを走ってくる。ロードバイクを洗車したので乗り心地はしなやか。雑音も全くしない。さわやかな夜、どこからか花の匂いが漂ってくる。宝塚の夜景を眺めながら、しばしロードバイクを止めて缶コーヒーを飲む。自販機の缶コーヒーもホットが多くなってきている。

今宵の走行距離【24.2】Km

「鹿男あをによし」などを読む2008-10-08 23:55

鹿男あをによし
「鹿男あをによし」を読了。
平成の奈良版「坊ちゃん」のようなストーリーかと読み進めていくと、地震を起こすナマズを抑えている神様、その使いの鹿(奈良在住)・狐(京都在住)・鼠(大阪在住)、卑弥呼伝説と絡めながらの展開。
作者の万城目は森見登美彦と同じ京大出身。でも作風はちょっと違うみたいだ。森見の小説が妄想満開小説だとすると、きっちりと筋を押さえたファンタジー小説って感じだ。
近鉄奈良駅の像が行基像だとか、奈良公園の鹿はお辞儀しながら人間に近寄ってくるとか、鹿せんべいは意外と美味しい(私も食べたことがあるので同感)とか枝葉末節なところにも感情移入したりする。
平城京跡、奈良公園、飛鳥の亀石など奈良の有名所が適宜、配されているのも奈良好き人間には楽しめる要素だ。 最終のラストは、お約束の結末としているのも余韻を持たせているかな。あとは森見登美彦の奈良を舞台にした妄想小説も読みたいですね。

風の牧場
この人の文体は好きなんだけど、今回は主人公の女性にすこし感情移入ができない。母有吉佐和子との出会いと別れが色濃くこの小説に表れているような気もする。

Tarzan (ターザン) 2008年 10/22号 [雑誌]
ちょっと期待はずれ。Tarzanらしく、もっと肉体偏向・マッチョ的でもよいのではないか。カタログ雑誌は凡百の自転車雑誌に任せておけばよいだろう。表紙のイラストはカッコイイ。

平日はなかなかロードバイクに乗れないので週末を切望中。

たまには六甲ヒルクライム2008-10-09 20:42

今日は午後から私用で某手続きをしなければならない。会社を早めに出て関係先を廻る。テキパキすれば少し時間ができるな、自転車に乗れるなと集中して手続きを進めました。
で3時には終わったので帰宅してロードバイクに乗る準備を始める。背広を着ているよりサイクルウエアーを着ている方が落ちつく。うーむ、重症です・・・

時間もあまりないので、六甲山に登ることにしました。特にヒルクライムが好きなわけじゃないけれど、たまには六甲に登っておくのもいいだろう。北摂は適度にアップダウンを繰り返しながら高度が上がっていくツーリングに適したエリアだ。峠のアップダウンも楽しく走ることができる。
六甲のようにひたすらヒルクライムしていくコースをたまに走っておけば、「身体が坂を覚える」ので北摂ツーリングも楽になるだろうという目論見です。

仁川激坂を経て五ケ池ピクニックロード、北山貯水池を走り、いよいよR16に入る。渓流橋を過ぎた頃から斜度がキツくなり時折ダンシング。でも涼しいし周りの緑を眺めながら走る余裕がある。まぁ10Km以下のスピードで登っていれば楽なのは当たり前か。
宝殿ICを過ぎると斜度も緩やかになり六甲最高峰直下の一軒茶屋もすぐそこだ。
一軒茶屋はもう閉店していてホットの缶コーヒーを飲みながら大阪湾を眺める。今日はデジカメは持参せず。撮影を口実に足を着いてしまうから。

六甲の天上のような道路を走っていく。アスレチックセンターなどの施設があるところの道路はよく整備されていて、まさしく滑るようにロードバイクが走っていく。タイヤがスムースに、でもしっかりとグリップして氷上を滑っているような錯覚に陥る。

夕暮れも迫ってくるので表六甲ドライブウェイを下る。しかしこの道、逆コースだとハンパじゃないしんどさでしょう。急カーブが多く斜度もきつそう。私は逆コースは遠慮しておきます(苦笑。
神戸市灘区に下りてきて山手幹線などを経て帰宅。帰宅するとすっかり日が落ちていた。

今日の走行距離【52.27】Km

帰宅後、
文藝 2008年 11月号 [雑誌]
文藝最新号を読み始める。文芸誌を定期的に読むことはないが、「柴崎友香特集」に惹かれて購入。柴崎作品にはホンワカした浮世離れした男子が登場するのが特徴だが、そのモデルの「加地くん」が保坂和志などとの対談で登場している。実在のモデルがいるのか。ある意味驚愕!。
その他、文藝賞も発表されているので、ゆっくり読んでいこう。


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