「アンダーグラウンド・マーケット」 ― 2015-07-03 22:12
最近、藤井太洋氏の小説にかなり嵌っている。
文庫版で「ビッグデータ・コネクト」を読み、いまKindle版「アンダーグラウンド・マーケット」をスマートフォンで読んでいるところだ。
「ビッグデータ・コネクト」はマイナンバー制度、PC遠隔操作などリアルの事象を下敷きにしながらも、私たちの個人情報がいかに紐づけられ、悪用されていくかという未来をスピードある文章で描いていく。

「アンダーグラウンド・マーケット」はビットコインの出現、中間層が没落し、恐らく2020年東京オリンピックが日本にとって「最後の宴」になるかもしれない近未来を描いている。その日本、東京は、移民社会となり仮想コインを利用して「公平な税制」のしたスモールビジネスを営む若者を描く。

などと書くと暗澹たる未来のようだけど、藤井氏の描く人物はドライで且つズルをしない人々だ。私はチマチマした私小説を好まないので、スピード感ある藤井氏の作品は新鮮だ。
いま読んでいる「アンダーグラウンド・マーケット」では主人公達が自転車を愛用しているのも、ロードバイク乗りにとっては嬉しい限り。本格的に乗っておられるのかなとググってみると、藤井氏のこんなTweetがあった。
パソコンオタクであり、ロードバイク乗りの私にとっても、なかなか楽しめる本です。
そして今日は「Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)」を紙書籍で購入。
紙書籍は756円、Kindle版は630円、値段がそれほど変わらないなら、旧い世代なので紙書籍をやっぱり買っちゃうな。

ということで電子書籍であれ、紙書籍であれ、はやり積ん読は生じてしまうようだ。
そして帰宅時に、ショップに預けているオーバーホール代金を用意するため、ATMで現金をおろす。
明日は長男宅に招待されているので、ワインをもって伺う予定。
文庫版で「ビッグデータ・コネクト」を読み、いまKindle版「アンダーグラウンド・マーケット」をスマートフォンで読んでいるところだ。
「ビッグデータ・コネクト」はマイナンバー制度、PC遠隔操作などリアルの事象を下敷きにしながらも、私たちの個人情報がいかに紐づけられ、悪用されていくかという未来をスピードある文章で描いていく。

「アンダーグラウンド・マーケット」はビットコインの出現、中間層が没落し、恐らく2020年東京オリンピックが日本にとって「最後の宴」になるかもしれない近未来を描いている。その日本、東京は、移民社会となり仮想コインを利用して「公平な税制」のしたスモールビジネスを営む若者を描く。

などと書くと暗澹たる未来のようだけど、藤井氏の描く人物はドライで且つズルをしない人々だ。私はチマチマした私小説を好まないので、スピード感ある藤井氏の作品は新鮮だ。
いま読んでいる「アンダーグラウンド・マーケット」では主人公達が自転車を愛用しているのも、ロードバイク乗りにとっては嬉しい限り。本格的に乗っておられるのかなとググってみると、藤井氏のこんなTweetがあった。
藤井 太洋 on Twitter: "明日、ロードバイクで190kmの山中湖 ...
本格的です。パソコンオタクであり、ロードバイク乗りの私にとっても、なかなか楽しめる本です。
そして今日は「Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)」を紙書籍で購入。
紙書籍は756円、Kindle版は630円、値段がそれほど変わらないなら、旧い世代なので紙書籍をやっぱり買っちゃうな。

ということで電子書籍であれ、紙書籍であれ、はやり積ん読は生じてしまうようだ。
そして帰宅時に、ショップに預けているオーバーホール代金を用意するため、ATMで現金をおろす。
明日は長男宅に招待されているので、ワインをもって伺う予定。

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