四国ツーリング旅行2日目(しまなみ海道編) ― 2010-09-27 00:08
四国ツーリング旅行2日目です。
9月24日(金)
朝風呂して本日広島から来る同窓生を待っていたが、若い頃からのんびりとしか行動ができない人で9時に来る予定がずれ込んで正午近くに来るという。
彼は携帯も持っていないので、彼から連絡があったのは10時頃。彼の性格だから仕方ないけど、社会人になってもそれはどうよ?と正直思う。
怒ってはいないけど、メリハリはつけなさいよというのが私のスタイル。
結局、私ともうひとりの学友は自分の予定を優先することにした。
ホテルを出発してJR松山駅に着くと、次の波止浜駅方面は11時28分の電車しかない。
1時間ほど待って乗車。
当初は、四国山地越で高知方面に走っても良いかなと思っていたけど、出発時刻が遅いし、海側は青空が拡がっているのに山側は黒い雲が垂れ込め雨が降っているような天候だ。貧脚だし、山の中で夜を迎えるのもなぁと、おとなしく「しまなみ海道」で本州に渡ることにした。
それと「ロードバイクツーリング旅行(総論)」で書こうと思っているけど「記憶の過去へ」ではなく「未来の記憶へ」走っていくのが、ロードバイクツーリング旅の醍醐味じゃないかとも思うんだ。
待ち時間の間に観光案内所でしまなみ海道のパンフレットをいただき、熟読します。
うーむ、橋ばっかりやん。橋の通行料合計500円か。ふむふむ。
JR松山駅から1両編成のワンマンカーに乗ります。運転手さんに「混みますか?」と尋ねると「そんなに混みませんよ」とのことなので前輪のみ外して輪行袋に入れます。
12時半、JR波止浜駅に到着。
なーんもない無人駅。
でも駅にはこんなポスターが。
しまなみ海道のメイン駅の本領発揮ですね。
波止浜駅から少し走って、ここからしまなみ海道が始まる。尾道まで約70Km
最初の来島大橋を渡る。
来島海峡
展望台でぼーっとしていると
女性サイクリストから声をかけられました。もちろん当方、初老のオヤジなのでナンパではありません(苦笑
先ほど来島大橋で追い抜かれたサイクリストなのですが、走りなれた雰囲気のする方です。
「お弁当もっているんですが、食べきれないので半分食べてもらえませんか?」とのお誘い。
食い意地の張ったasyuuですから、大歓迎です。
おにぎり、ウインナー、果物などをつまみながらお話を伺うと
彼女は東京在住で実家が尾道とのこと。すでに四国などをツーリングしてきて(毎日200Kmほど走ってきたと!)、今日は実家の尾道に帰る、実家で食事がたっぷり用意されているので食べ過ぎるといけないので、私に声をかけたとのこと。
うーむ、食い意地のはった犬のように見えたのでしょうか(苦笑
スペシャのロードバイクに乗り、無駄のない装備でツーリング馴れしていそうな方。10年ほどロードバイクに乗り、現在5台目(2台はフレーム破損=1台は事故、もう1台は不良品)とのこと。
小柄な女性ですが、私なんか足下にも及ばないほど俊敏・タフそうです。
「10年のうち病気してロードバイクに乗れない時期もあったんですよー」と今は明るく話される。
尾道に向かうと話すと、今回のとっておきのコースと尾道の味処を教えていただきました。尾道から自走して関西に帰るかもしれないと話すと
「R2は大型車も通行して危ないですよ。岡山まで輪行して、岡山の島巡りもお薦めですよー」と教えていただきました。
彼女は「今から尾道までお腹をすかせるため走ります」と颯爽と去って行かれた。
貴重な情報とおいしいお弁当多謝!
私はのんびりと走っていきます。
大島大橋が見えてきた。
生口橋を通過。
青い海と空。確かに風光明媚なんだけど、正直単調。
しまなみ海道は、友人や恋人とのんびり、語り合いながら走るのに最適な道じゃないかな。孤高の?自転車乗りには、ちょっと馴染みがたいところがあるかもしれません。
ちょっと飽きてきたところで、先ほどの女性サイクリストに紹介された「因島水軍スカイライン」を走ることにした。彼女は何度もこの道を走り、すばらしいコースだという。
海道を離れて、因島の東側を周遊する。前方に白獄ノ鼻が見えてくる。このコースには地蔵鼻、梶ノ鼻とリアス式の湾となっている。
しまなみ海道と違い、傾斜のある坂道を上っていく。
見事な湾の風景
道は狭く、すれ違う車もサイクリストもいない。
遠くに四国も見える。
村上水軍の本拠地という歴史を持ち、入り江には寄り添うように集落がある。
私がしまなみ海道になんとなく馴染めなかったのは、そこに生活や歴史の匂いを感じないからかもしれない。北摂・丹波の里山を飽きることなく走るのは、そこにあるいにしえからの人々の気配、風景が持つ力や匂い、それらを強く感じることができるからだ。
この「因島水軍スカイライン」にはそれがある。
因島東半分を周遊すると、因島大橋が見えてきた。
向島に渡り、暮れかかる島を走り抜ける。
向島からは渡船で尾道に上陸。標示板では「自転車の方は渡船を利用してください」とある。確か尾道大橋は歩道がめちゃ狭いと聞いているので、そのためかもしれない。
70円を支払って尾道に上陸。
走行距離 97Km
パンフレットにも載っていたビジネスホテルに電話し、ロードバイクを部屋に持ち込めることを確認してから宿泊。
シャワーを浴びて着替えて、女性サイクリストのご推薦の店に行こうと思ったが午後7時閉店らしい。もう間に合わないや。残念、慚愧、無念。食い意地張ってます・・・
街をぶらぶらして客が大勢いる店に入ってみた。
刺身の盛り合わせとビールを注文。
うーむ、微妙・・・ 値段と味の均衡がとれていないやん。
生ビール2杯飲んで、さっさとその店を辞して、尾道ラーメンと瓶ビールで口直し。
背脂と濃いけどしっかり飲み干せるスープでやっとお腹が納得しました。
3日目(最終日)はR2うんざり編です。
9月24日(金)
朝風呂して本日広島から来る同窓生を待っていたが、若い頃からのんびりとしか行動ができない人で9時に来る予定がずれ込んで正午近くに来るという。
彼は携帯も持っていないので、彼から連絡があったのは10時頃。彼の性格だから仕方ないけど、社会人になってもそれはどうよ?と正直思う。
怒ってはいないけど、メリハリはつけなさいよというのが私のスタイル。
結局、私ともうひとりの学友は自分の予定を優先することにした。
ホテルを出発してJR松山駅に着くと、次の波止浜駅方面は11時28分の電車しかない。
1時間ほど待って乗車。
当初は、四国山地越で高知方面に走っても良いかなと思っていたけど、出発時刻が遅いし、海側は青空が拡がっているのに山側は黒い雲が垂れ込め雨が降っているような天候だ。貧脚だし、山の中で夜を迎えるのもなぁと、おとなしく「しまなみ海道」で本州に渡ることにした。
それと「ロードバイクツーリング旅行(総論)」で書こうと思っているけど「記憶の過去へ」ではなく「未来の記憶へ」走っていくのが、ロードバイクツーリング旅の醍醐味じゃないかとも思うんだ。
待ち時間の間に観光案内所でしまなみ海道のパンフレットをいただき、熟読します。
うーむ、橋ばっかりやん。橋の通行料合計500円か。ふむふむ。
JR松山駅から1両編成のワンマンカーに乗ります。運転手さんに「混みますか?」と尋ねると「そんなに混みませんよ」とのことなので前輪のみ外して輪行袋に入れます。
12時半、JR波止浜駅に到着。
なーんもない無人駅。
でも駅にはこんなポスターが。
しまなみ海道のメイン駅の本領発揮ですね。
波止浜駅から少し走って、ここからしまなみ海道が始まる。尾道まで約70Km
最初の来島大橋を渡る。
来島海峡
展望台でぼーっとしていると
女性サイクリストから声をかけられました。もちろん当方、初老のオヤジなのでナンパではありません(苦笑
先ほど来島大橋で追い抜かれたサイクリストなのですが、走りなれた雰囲気のする方です。
「お弁当もっているんですが、食べきれないので半分食べてもらえませんか?」とのお誘い。
食い意地の張ったasyuuですから、大歓迎です。
おにぎり、ウインナー、果物などをつまみながらお話を伺うと
彼女は東京在住で実家が尾道とのこと。すでに四国などをツーリングしてきて(毎日200Kmほど走ってきたと!)、今日は実家の尾道に帰る、実家で食事がたっぷり用意されているので食べ過ぎるといけないので、私に声をかけたとのこと。
うーむ、食い意地のはった犬のように見えたのでしょうか(苦笑
スペシャのロードバイクに乗り、無駄のない装備でツーリング馴れしていそうな方。10年ほどロードバイクに乗り、現在5台目(2台はフレーム破損=1台は事故、もう1台は不良品)とのこと。
小柄な女性ですが、私なんか足下にも及ばないほど俊敏・タフそうです。
「10年のうち病気してロードバイクに乗れない時期もあったんですよー」と今は明るく話される。
尾道に向かうと話すと、今回のとっておきのコースと尾道の味処を教えていただきました。尾道から自走して関西に帰るかもしれないと話すと
「R2は大型車も通行して危ないですよ。岡山まで輪行して、岡山の島巡りもお薦めですよー」と教えていただきました。
彼女は「今から尾道までお腹をすかせるため走ります」と颯爽と去って行かれた。
貴重な情報とおいしいお弁当多謝!
私はのんびりと走っていきます。
大島大橋が見えてきた。
生口橋を通過。
青い海と空。確かに風光明媚なんだけど、正直単調。
しまなみ海道は、友人や恋人とのんびり、語り合いながら走るのに最適な道じゃないかな。孤高の?自転車乗りには、ちょっと馴染みがたいところがあるかもしれません。
ちょっと飽きてきたところで、先ほどの女性サイクリストに紹介された「因島水軍スカイライン」を走ることにした。彼女は何度もこの道を走り、すばらしいコースだという。
海道を離れて、因島の東側を周遊する。前方に白獄ノ鼻が見えてくる。このコースには地蔵鼻、梶ノ鼻とリアス式の湾となっている。
しまなみ海道と違い、傾斜のある坂道を上っていく。
見事な湾の風景
道は狭く、すれ違う車もサイクリストもいない。
遠くに四国も見える。
村上水軍の本拠地という歴史を持ち、入り江には寄り添うように集落がある。
私がしまなみ海道になんとなく馴染めなかったのは、そこに生活や歴史の匂いを感じないからかもしれない。北摂・丹波の里山を飽きることなく走るのは、そこにあるいにしえからの人々の気配、風景が持つ力や匂い、それらを強く感じることができるからだ。
この「因島水軍スカイライン」にはそれがある。
因島東半分を周遊すると、因島大橋が見えてきた。
向島に渡り、暮れかかる島を走り抜ける。
向島からは渡船で尾道に上陸。標示板では「自転車の方は渡船を利用してください」とある。確か尾道大橋は歩道がめちゃ狭いと聞いているので、そのためかもしれない。
70円を支払って尾道に上陸。
走行距離 97Km
パンフレットにも載っていたビジネスホテルに電話し、ロードバイクを部屋に持ち込めることを確認してから宿泊。
シャワーを浴びて着替えて、女性サイクリストのご推薦の店に行こうと思ったが午後7時閉店らしい。もう間に合わないや。残念、慚愧、無念。食い意地張ってます・・・
街をぶらぶらして客が大勢いる店に入ってみた。
刺身の盛り合わせとビールを注文。
うーむ、微妙・・・ 値段と味の均衡がとれていないやん。
生ビール2杯飲んで、さっさとその店を辞して、尾道ラーメンと瓶ビールで口直し。
背脂と濃いけどしっかり飲み干せるスープでやっとお腹が納得しました。
3日目(最終日)はR2うんざり編です。
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