10月 ― 2010-10-01 22:18
北摂彼岸花ポタリング ― 2010-10-02 21:04
先週は四国ツーリング旅行のため家を不在にして遊び呆けていたので、今日は午前中は家の雑事を済ませ、午後2時頃からロードバイクで発進。時間があまりないので、北摂の里山巡りをしてきました。
猪名川堤防道路を北上すると五月山が見えてくる。
県道12号線から肝川の旧道に入る。
今日は最高気温29度の予定だが、爽やかな天候でスーパー猛暑は確実に去った。
でもまだヒマワリが10月になっても当然そうに咲いているのが、スーパー猛暑の残滓を感じさせる。
猛暑のため彼岸花が例年より遅いが、肝川の旧道で竹林のなかに咲く彼岸花とまず遭遇。
旧道の野尻川
阿古谷の集落に入り、
槻並へと向かう。この道はしっとりとしていて大好きな道です。
今日はいつもより快適に坂道を上っていくことができる。ぐっすり寝ていることと、猛暑が終わったためだろうか。
槻並ではソバの花が満開。
ソバの白い花と彼岸花の赤が混ざった風景は美しい。
一方、しっかりとススキもたなびいて秋の訪れを主張している。
くろまんぷに向かう前に天沢寺に立ち寄り、いつもの願い事をする。
願い続ければ、その思いはいつか届くと強く信じている。他力本願ではなく、それは僕らの強い思いなのだから。
四国ツーリング旅行や最近の組織の仕事など、自分はほとほと孤独な人間だなとも思う。でも最近の組織によるスケープゴート探しの事件などを垣間見ると、人に過度に期待したり無邪気に組織を信頼したり依存したりするのは、もろ刃の剣だなとも思う。
くろまんぷを通過。
夏に悩まされたアブももうまとわりついてこない。
波豆川沿いのコスモス畑
彼岸花の朱が終わると、来週からは丹波篠山黒豆ライドをしなくちゃ。
68号線から県道12号線と経て、猪名川堤防道路を走り
今日の走行距離 80Km
距離は短かったけど、肝川・阿古谷・槻並・波豆川とお気に入りの道を走ることができた。
猪名川堤防道路を北上すると五月山が見えてくる。
県道12号線から肝川の旧道に入る。
今日は最高気温29度の予定だが、爽やかな天候でスーパー猛暑は確実に去った。
でもまだヒマワリが10月になっても当然そうに咲いているのが、スーパー猛暑の残滓を感じさせる。
猛暑のため彼岸花が例年より遅いが、肝川の旧道で竹林のなかに咲く彼岸花とまず遭遇。
旧道の野尻川
阿古谷の集落に入り、
槻並へと向かう。この道はしっとりとしていて大好きな道です。
今日はいつもより快適に坂道を上っていくことができる。ぐっすり寝ていることと、猛暑が終わったためだろうか。
槻並ではソバの花が満開。
ソバの白い花と彼岸花の赤が混ざった風景は美しい。
一方、しっかりとススキもたなびいて秋の訪れを主張している。
くろまんぷに向かう前に天沢寺に立ち寄り、いつもの願い事をする。
願い続ければ、その思いはいつか届くと強く信じている。他力本願ではなく、それは僕らの強い思いなのだから。
四国ツーリング旅行や最近の組織の仕事など、自分はほとほと孤独な人間だなとも思う。でも最近の組織によるスケープゴート探しの事件などを垣間見ると、人に過度に期待したり無邪気に組織を信頼したり依存したりするのは、もろ刃の剣だなとも思う。
くろまんぷを通過。
夏に悩まされたアブももうまとわりついてこない。
波豆川沿いのコスモス畑
彼岸花の朱が終わると、来週からは丹波篠山黒豆ライドをしなくちゃ。
68号線から県道12号線と経て、猪名川堤防道路を走り
今日の走行距離 80Km
距離は短かったけど、肝川・阿古谷・槻並・波豆川とお気に入りの道を走ることができた。
雨の前に川下川ダムー船坂を走る ― 2010-10-03 16:42
今朝は午前6時半起床。朝は苦手なので、ぐずぐずしながら午前8時前にロードバイクで発進。リアルタイムレーダーを見ると午前中はなんとか天気はもちそう。
走ったコースは
猪名川堤防道路ー県道12号線ー県道324号線ー宝塚市切畑ー33号線ー川下川ダムー神戸市北区道場ー西宮市山口町ー県道82号線ー船坂ー蓬莱峡ー武庫川堤防道路
適度にアップダウンがあるショートコースです。
324号線(切畑猪名川線)は最初は広くて快適な道が延びている。
北摂丹波の道によくあるパターンだけど集落を過ぎると、いっきに道幅が狭くなる。
324号線は好きな道だけど意外と車の通行があるので注意が必要です。新名神高速道路建設に伴い拡張工事なども予定されているようだ。趣きある道も次第に喪われていくのかもしれない。
川下川ダムへの道。川下川沿いを快適に走ることができる。
だが新名神高速道路の工事用道路が各所で建設されている。
川下川ダムの近くの山上に人工物が見える。
峡谷を跨ぐように「川下川橋」という高速道路ができるようだ。
雑木林の道を抜けて武田尾方面を望む。
神戸市北区道場から有馬川沿いに南下。土手に彼岸花の群生。
このあたりから小雨が降り始める。県道82号線を私としてはガシガシと上っていく。
来週、10月10日から船坂ビエンナーレが開催されるけど古民家でも作品の準備作業が行われていました。楽しみです。
船坂から蓬莱峡まで一気に下り降りて、宝塚ー武庫川堤防道路と走って午前11時30分帰宅。ロードバイクを門扉に立てかけたとたん雨脚が強まってきた。ぎりぎりセーフ。
今日の走行距離 68Km
すこしでもロードバイクに乗ると気持ちがいい。
チマチマとロードバイク貯金を始めたけど目標は72万円(現在貯蓄高10万円)。
プロ仕様のロードバイクは自分の貧脚には分不相応だし、気持ちのいいロードバイクに乗りたいな。
現在のVIPERは無名スチールで重いみたいだが、北摂丹波の里山をのんびり走るには良いバイクです。
走ったコースは
猪名川堤防道路ー県道12号線ー県道324号線ー宝塚市切畑ー33号線ー川下川ダムー神戸市北区道場ー西宮市山口町ー県道82号線ー船坂ー蓬莱峡ー武庫川堤防道路
適度にアップダウンがあるショートコースです。
324号線(切畑猪名川線)は最初は広くて快適な道が延びている。
北摂丹波の道によくあるパターンだけど集落を過ぎると、いっきに道幅が狭くなる。
324号線は好きな道だけど意外と車の通行があるので注意が必要です。新名神高速道路建設に伴い拡張工事なども予定されているようだ。趣きある道も次第に喪われていくのかもしれない。
川下川ダムへの道。川下川沿いを快適に走ることができる。
だが新名神高速道路の工事用道路が各所で建設されている。
川下川ダムの近くの山上に人工物が見える。
峡谷を跨ぐように「川下川橋」という高速道路ができるようだ。
雑木林の道を抜けて武田尾方面を望む。
神戸市北区道場から有馬川沿いに南下。土手に彼岸花の群生。
このあたりから小雨が降り始める。県道82号線を私としてはガシガシと上っていく。
来週、10月10日から船坂ビエンナーレが開催されるけど古民家でも作品の準備作業が行われていました。楽しみです。
船坂から蓬莱峡まで一気に下り降りて、宝塚ー武庫川堤防道路と走って午前11時30分帰宅。ロードバイクを門扉に立てかけたとたん雨脚が強まってきた。ぎりぎりセーフ。
今日の走行距離 68Km
すこしでもロードバイクに乗ると気持ちがいい。
チマチマとロードバイク貯金を始めたけど目標は72万円(現在貯蓄高10万円)。
プロ仕様のロードバイクは自分の貧脚には分不相応だし、気持ちのいいロードバイクに乗りたいな。
現在のVIPERは無名スチールで重いみたいだが、北摂丹波の里山をのんびり走るには良いバイクです。
秋の夜に溶けこんで(夜ポタ) ― 2010-10-04 23:55
今日は少し残業して帰宅。今週・来週とちょっと仕事が忙しい。
加齢のため老眼が進んできた(&極度の乱視)ので書類とにらめっこしているとひどく目が疲れる。
今日は帰宅後、夕食をすませて軽く夜ポタ。仁川沿いを走り、阪神住宅地の坂を上ったり下りたり。
すっかり秋となり、半パン・Tシャツだと少し肌寒いほどだ。でもロードバイクに乗ってペダルを回しているとほんのりと身体が温まってくる。
現在愛用しているサドルNESS−XP30は50Kmくらいだとレーパンなしでも全く違和感がない。カチカチのカーボンサドルなのに私のお尻にはフィットして、サドルの上にいるのが楽しくなる不思議なサドル。さすがに100Km以上走るときには、レーパンがあればより快適だけど。
ブラブラ走っていると、西宮北口近くの珈琲ショップHIROに行き当たる。
午後10時がラストオーダーで10時30分まで開いているんだ。
夜ポタの時、立ち寄ってもいいな。
村上春樹短編映画が上映されるけど、いくかどうか思案中。
10/30土
オープニングイベント1
地元再発見シンポジュウム「阪神間少年ムラカミハルキを観る」
人の多いところは苦手だから。
今日は1時間ほど走って走行距離 21Km
秋の夜に溶けていくような感覚を味わうことができた。
加齢のため老眼が進んできた(&極度の乱視)ので書類とにらめっこしているとひどく目が疲れる。
今日は帰宅後、夕食をすませて軽く夜ポタ。仁川沿いを走り、阪神住宅地の坂を上ったり下りたり。
すっかり秋となり、半パン・Tシャツだと少し肌寒いほどだ。でもロードバイクに乗ってペダルを回しているとほんのりと身体が温まってくる。
現在愛用しているサドルNESS−XP30は50Kmくらいだとレーパンなしでも全く違和感がない。カチカチのカーボンサドルなのに私のお尻にはフィットして、サドルの上にいるのが楽しくなる不思議なサドル。さすがに100Km以上走るときには、レーパンがあればより快適だけど。
ブラブラ走っていると、西宮北口近くの珈琲ショップHIROに行き当たる。
午後10時がラストオーダーで10時30分まで開いているんだ。
夜ポタの時、立ち寄ってもいいな。
村上春樹短編映画が上映されるけど、いくかどうか思案中。
10/30土
オープニングイベント1
地元再発見シンポジュウム「阪神間少年ムラカミハルキを観る」
人の多いところは苦手だから。
今日は1時間ほど走って走行距離 21Km
秋の夜に溶けていくような感覚を味わうことができた。
差し引きの小確幸 ― 2010-10-05 23:20
今日は
・頭が疲れる感じで仕事して
・昼休みと通勤電車の中では村上春樹のインタビュー集を読んで
・朝食はトースト+珈琲、昼はゆで卵1個+珈琲+読書、夜はがっつり食べて
・頭の疲れをとるために1時間ちょっと夕食後,信号以外は停止せずにロードバイクで走って
今宵の走行距離 約25Km
村上春樹のインタビュー集、おもろいわ。
秋の夜のロードバイクは頭の疲れをとってくれる。
まさしく小確幸。
・頭が疲れる感じで仕事して
・昼休みと通勤電車の中では村上春樹のインタビュー集を読んで
・朝食はトースト+珈琲、昼はゆで卵1個+珈琲+読書、夜はがっつり食べて
・頭の疲れをとるために1時間ちょっと夕食後,信号以外は停止せずにロードバイクで走って
今宵の走行距離 約25Km
村上春樹のインタビュー集、おもろいわ。
秋の夜のロードバイクは頭の疲れをとってくれる。
まさしく小確幸。
夏は終わりて ― 2010-10-06 23:27
今日もすこし残業して帰宅後、着替えてロードバイクで夜ポタ。
今日は風が強く、秋も深まったのでSugoiのHelium Jacketを羽織ってちょうどの気温だ。
仕事で頭の芯が疲れたら、ガード下で酒を飲んでグダグダ言っているより、ロードバイクのサドルの上にいるほうがずっと疲れがとれる。
宝塚山手などを走って、夜の小浜宿を流して帰宅。
小浜宿は夜訪れると、異界の雰囲気がして大好きな場所。
今宵の走行距離 28Km
大好きな夏も完全に終わり。夏は秋冬の1.5倍ほどエネルギー・気力があるので、これからは平常のエネルギー状態。200Km以上の距離を走ることはあまりなくなるだろう。
その代わり山に登ったり、じっくりと秋の里山を味わってみたい。
今日は風が強く、秋も深まったのでSugoiのHelium Jacketを羽織ってちょうどの気温だ。
仕事で頭の芯が疲れたら、ガード下で酒を飲んでグダグダ言っているより、ロードバイクのサドルの上にいるほうがずっと疲れがとれる。
宝塚山手などを走って、夜の小浜宿を流して帰宅。
小浜宿は夜訪れると、異界の雰囲気がして大好きな場所。
今宵の走行距離 28Km
大好きな夏も完全に終わり。夏は秋冬の1.5倍ほどエネルギー・気力があるので、これからは平常のエネルギー状態。200Km以上の距離を走ることはあまりなくなるだろう。
その代わり山に登ったり、じっくりと秋の里山を味わってみたい。
「走っているときに僕のいる場所は、穏やかな場所です」 ― 2010-10-07 23:03
今日も帰宅後、ロードバイクで猪名川堤防道路などを中心になるべく車のいない安全な道を選択しながら走る。
村上春樹のインタビュー集をいま読んでいるけど、「走ることについて語るときに僕の語ること」ドイツ語翻訳版発刊に際し受けたインタビューが興味深い。
村上春樹は小説を書き続けるために、そして時に深い井戸のような暗闇の世界で物語を構成していくためには健全な肉体が必要だと常に語っている。
だから彼は毎日ジョギングし、定期的にマラソンやトライアスロンの大会に参加している。
凡庸な僕は別に健全な肉体をもって対峙しなければならないものはない。
でも凡庸な人生であっても、小さな悪意の集積に耐えられるだけの精神性と肉体をもっていたほうがいい。
大きな悪意の存在については、僕らは異質なもの、彼岸にあるものとして無視したり興味本位で語ったりできる。でも日々の生活にある意識されない小さな悪意は、次第に僕らの精神をボディブローのように蝕んでいくときがある。
そんなときロードバイクに乗ると静謐な感情が自分を包んでくれる。
僕らは無機質な機械でもないし、合理性や自我の拡張だけで生きていくことはできない。
ロードバイクに乗っていると、最初は仕事のことやむかつくこと、哀しかったことなどをときおり思い出すけど、次第にそのような感情は薄れていく。
草むらや川から飛び出た小鳥と平行してロードバイクで走っていると、自分自身も小さな鳥になった感覚になる。小鳥の真横を同じスピードで走っていく体験なんてロードバイクじゃないとできない。
村上春樹の上記インタビューの表題は「走っているとき僕のいる場所は、穏やかな場所です」。
ロードバイクに乗っているとき、僕も穏やかな場所にいるような気がする。
今宵の走行距離 36Km
明日の午後からは天気が崩れてくるみたい。週末はなるべくロードバイクに乗りたいんだけど。
村上春樹のインタビュー集をいま読んでいるけど、「走ることについて語るときに僕の語ること」ドイツ語翻訳版発刊に際し受けたインタビューが興味深い。
村上春樹は小説を書き続けるために、そして時に深い井戸のような暗闇の世界で物語を構成していくためには健全な肉体が必要だと常に語っている。
だから彼は毎日ジョギングし、定期的にマラソンやトライアスロンの大会に参加している。
凡庸な僕は別に健全な肉体をもって対峙しなければならないものはない。
でも凡庸な人生であっても、小さな悪意の集積に耐えられるだけの精神性と肉体をもっていたほうがいい。
大きな悪意の存在については、僕らは異質なもの、彼岸にあるものとして無視したり興味本位で語ったりできる。でも日々の生活にある意識されない小さな悪意は、次第に僕らの精神をボディブローのように蝕んでいくときがある。
そんなときロードバイクに乗ると静謐な感情が自分を包んでくれる。
僕らは無機質な機械でもないし、合理性や自我の拡張だけで生きていくことはできない。
ロードバイクに乗っていると、最初は仕事のことやむかつくこと、哀しかったことなどをときおり思い出すけど、次第にそのような感情は薄れていく。
草むらや川から飛び出た小鳥と平行してロードバイクで走っていると、自分自身も小さな鳥になった感覚になる。小鳥の真横を同じスピードで走っていく体験なんてロードバイクじゃないとできない。
村上春樹の上記インタビューの表題は「走っているとき僕のいる場所は、穏やかな場所です」。
ロードバイクに乗っているとき、僕も穏やかな場所にいるような気がする。
今宵の走行距離 36Km
明日の午後からは天気が崩れてくるみたい。週末はなるべくロードバイクに乗りたいんだけど。
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