秘境気分の?林道を走る2009-10-12 22:56

今日は午前7時に起床。昨夜は「明日は早起きできれば美山方面に行こうかな」などと言っていたが、冷静に考えると連日の峠込みのライドは無理っぽい。腰や膝や肩やお尻が痛いわけでもなく、筋肉痛でもない。シンプルに言うと加齢のため、ある程度走った翌日は足が回りにくくなるわけです・・・(苦笑

ゆっくりしてツーリングマップル関西を眺めていると高槻市樫田の奥に「気軽に秘境気分が味わえるルート」がある。亀岡に抜けることができるので、走ってみることにしました。

午前10時すぎロードバイクで発進。

猪名川堤防道路から五月山公園入り口に至り、府道9号線を東進。山手を走るコースなのでアップダウンがあり、やはり足が重い・・・

府道114号線を北上し、忍頂寺を目指す。なんか山肌をぐーっと上っていくような道だなぁ。

棚田があります。114号線は、車も少なく開放的な雰囲気があり冬場に訪れることが多い。

43号線から清阪峠を経て里山の風景を眺めながら休憩。

ここから道は狭くなり、酷道R477の日吉橋への下りと同じくらいの「腐道」っぷりです。人家のあるところは2車線の路面良好の道だが、山にはいるととんでもない道になるというパターンですね。

733号線をのんびり走り,田能の集落に到着。中畑回転場(バスの回転場?)に林道入り口がある。

「林道桜木線」という錆びた標識があり、明神ケ岳の登山口にもなっているようだ。


当初はしばらく雑木林が続きます。

途中、分岐点があるが右にいくとダート部分があるみたい。MTBだと楽しいでしょうが。

分岐点を左に進むと(林道森谷線)、薄暗い杉林の中をひたすら下っていく。落ち葉、小石で道はかなり荒れている。慎重にロードバイクで下っていく。

下り終えると、

山間の小さな集落に到着。数軒しか家がなく、まさしく隠れ里っぽい。

ここから道も良好になり、滑るように走っていく。途中,分岐点があったので散歩中の地元の方(犬の散歩をさせている人がやたら多い)に尋ねると、左は亀岡つつじが丘団地、右は林道を経てR9に達するらしい。当然、右の林道を選択。
京都縦貫自動車道の高架をくぐって、R9に合流。

帰路は犬飼川林道を走ることにした。

亀岡盆地。


走田神社でひと休み。


穴太寺にも立ち寄り、いつもの願い事をする。

R423からそれて、犬飼川林道を走っていく。


今回は、一部川のように水が流れる部分があり、タイヤが水浸しとなる。先日の台風の影響だろうか。

ため池でホイールのリムやタイヤなどの水分をキッチンペーパーで拭き取る(バックパックにキッチンペーパーを何枚か常備して、ちょっとした汚れを取るようにしています)。


林道を下って東加舎の集落からR477、106号線といつものコースで帰宅。

今日の走行距離 115.66Km

足が回らない割にはそこそこ走ったようです。

・犬飼川林道を上りきったところで、駆け抜ける音が聞こえたので見ると黒に近い毛並みの雄鹿と遭遇。奈良の鹿と違い黒褐色で堂々たる体躯と角。そういえば、昨日は火打岩で、これまた見事な体躯の猿にも遭遇した。 貧弱なオヤジは完全に負けています(苦笑

・夕暮れの猪名川堤防道路を走っていると、大学4年のころ、ひとりプールで泳いでいた感覚が蘇ってきた。肌寒くなったので長袖ジャージを羽織っていたが、汗をかいて冷えた身体がポカポカと暖かくなる。 就職が内定して、卒業までの6ヶ月は夜の公営プールで泳いでばかりだった。泳いだあと、服を身につけると身体が芯から温まる感覚。それを、今日は思い出した。
ロードバイクは、いろいろなものを私に与えてくれる。


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