岡本でお茶と読書 ― 2010-01-15 21:30
今日は仕事帰りに阪急岡本駅近くのマヒシャでお茶してきました。
奥まったソファで熱めのストレートティをいただきながら読書。
市川春子「虫と歌」。不思議なコミック。会話の流れといいストーリー展開といい、正直、私がなじんできた世界とは異質な感じがする。一読ではよくわからない魅力が隠れているのかもしれない。
くどいほど続く南木さんの陰鬱なエッセイ。でもなんか定番めいていて文庫化されるとついつい購入して読んでしまう。
・思い出さない記憶は無いのと同じなのだから(同書13頁)
・山と川。その間に立つあまりにも小さな自分。部屋にこもって小説を書いており、虚構の海の沖まで泳ぎだしすぎておぼれそうになったとき、信州の自然には等身大の己の姿を思い出させてくれる力がある。そこからはみだした言葉は過剰なのだし、その内面をなぞれない言葉は用いる意味さえないのだと静かに教えてくれる(同書55頁)
などの表現を読んでいると、歳をとっていくということ淋しくもあり残酷でもあるけど、則に従うのもよいかもしれないと思う。
なんとなく最終章へ近づいている感じ。
井上作品は唐突に終わることがある(スラムダンクもそうだし)から、いよいよ連載も今年限りだろうか。
ただ以前ほどバガボンドには魅力を感じないが、まぁ惰性で読んでいる。
京都のショップなどが特集で載っていたので時間つぶしに読んでみた。
でも京都市街地はロードバイクでは走りにくい。京都北山、西山方面を紹介しないのが不思議ですねー。
などの本をひとりで読みながら、眺めながら時間を過ごしました。
ロードバイクに乗ってもひとり、本を読んでもひとり。
友達募集中です(苦笑
次回は同じく阪急岡本駅近く(マヒシャの近くでもある)「春秋」の珈琲をいただきながら読書の予定です。
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