羊のレストラン ― 2009-09-16 23:59
夕食後、夜ポタをしてきました。ますます秋めいてきて、「今年の夏は短かったなぁ」とちょっと感傷的になる。仁川周辺をのんびり夜風とともに走って、走行距離20.77Km
古書店で見つけた「羊のレストラン[村上春樹の食卓]」(高橋丁未子 CBSソニー出版)を読了。奥付を見ると1986年8月5日第2刷版。
村上春樹小説の評論としては、喪失を中心とするものや、猫、音楽(Jazz),父性との葛藤、食卓(村上レシピなる本もあるほど)、村上春樹の小説に出てくる場所(関西では芦屋浜など)探索など、評者によってはキーワードがずいぶんと違う。
熱心に村上春樹評論本を読んでいるわけじゃないけど、村上春樹の小説を触媒としてそれぞれが自分の世界をついつい語っているって感じがする。
この「羊のレストラン」も食卓空間から見る村上春樹の世界というスタンスで、初期の村上春樹作品を紹介してるけど、ずいぶんと牽強付会なところもある。
でもそれがおもしろいんだなぁ。公正で正確な評論なんて、どうせ存在しないし。偏愛なり嫌悪なり、すこしアクが強い方が読んでいておもしろいもんだ。
最近は出版スピードが加速するとともに、すぐに絶版となる本も多い。古書店の絶版本の群生を眺めていると、数十年の期間というのもそれほど変化のないものかもしれないと思ったりもする。
最近読みたい本がないので、村上春樹の初期の作品を再読しようかな。
今度の連休に久しぶりに登山もするので、その計画も立てなくちゃ。
古書店で見つけた「羊のレストラン[村上春樹の食卓]」(高橋丁未子 CBSソニー出版)を読了。奥付を見ると1986年8月5日第2刷版。
村上春樹小説の評論としては、喪失を中心とするものや、猫、音楽(Jazz),父性との葛藤、食卓(村上レシピなる本もあるほど)、村上春樹の小説に出てくる場所(関西では芦屋浜など)探索など、評者によってはキーワードがずいぶんと違う。
熱心に村上春樹評論本を読んでいるわけじゃないけど、村上春樹の小説を触媒としてそれぞれが自分の世界をついつい語っているって感じがする。
この「羊のレストラン」も食卓空間から見る村上春樹の世界というスタンスで、初期の村上春樹作品を紹介してるけど、ずいぶんと牽強付会なところもある。
でもそれがおもしろいんだなぁ。公正で正確な評論なんて、どうせ存在しないし。偏愛なり嫌悪なり、すこしアクが強い方が読んでいておもしろいもんだ。
最近は出版スピードが加速するとともに、すぐに絶版となる本も多い。古書店の絶版本の群生を眺めていると、数十年の期間というのもそれほど変化のないものかもしれないと思ったりもする。
最近読みたい本がないので、村上春樹の初期の作品を再読しようかな。
今度の連休に久しぶりに登山もするので、その計画も立てなくちゃ。
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