asyuu@forest

昨日は午後からロードバイクで走ってきました。

コースは
猪名川堤防ーR173ー知明湖周遊道路ー阿古谷民田集落ー槻並集落ー県道12号線ー道の駅いながわー県道68号線ー県道33号線ー川下川ダムーJR道場駅ー県道327号線ーR176ー県道82号線ー金仙寺湖ー船坂峠ー県道51号線（有馬街道）ー蓬莱峡ー宝塚ー武庫川CR

走行距離98.23Km

BASSO VIPER 総走行距離10,002Km

VIPERに2007年8月4日から乗り始め1年半ほどで10,000Km走りました。
最も走った月は2008年9月の942.15Km
1日の最長距離は186.58 Km
湖西（高島市）を経て針畑郷・美山を走る（輪行編）

VIPERはクロモリロードで俊敏な自転車じゃない。重量9.7Kg、軽量なロードバイクが中心のなかでは鈍重ともいえるかもしれない。だがアスリート的な走りにこだわる年齢でもないし、いつまでも若さにこだわり続けるのはかえって零落を感じてしまう。

VIPERとは北摂の里山を中心に走り続けた。
そして自転車のよさって何？と聞かれれば、私はいまはこう答えたい。

「静かに滑るように道のむこうへ私たちを誘（いざな）ってくれるツール」だと。

街は喧噪にあふれ、人はコミュニケーション能力などという不確かなモノの呪縛に陥っている。
チェーンのかすかな音、静かに回転するホイール。こんな静かな移動ツールは他にあるだろうか。
そして里山の自然に触れ、雑多な喧噪からすこし離れて生きていく。

昨日も車が異様に行き交うR173を離れ、阿古谷民田集落を走った。


柔らかな草地の地道をすこし歩くと森の中に民田八幡神社がある。


神社の横にはツクバネガシの大木がある。樹木の地肌に触れ、樹上を見上げる。


白色に近い山桜の春、真夏の薄いブルーの空の下、彼岸花の秋、そして凛とした空気の冬のなか私は「道のむこう」を求めて走り続けたい。