漫画と家族-バガボンドを読む ― 2006-01-28 18:38
講談社 (2005/09/21)
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展開の妙。
初版第1刷はなんと・・・
20代は、漫画しか読まなかった。少年ジャンプ、マガジン、サンデー、ビッグコミック、ビッグコミック・オリジナルなどなど。
30代は、まったく漫画を読まなくなった。仕事や子育てに忙しかったこともある。
でも、いまは家には漫画が溢れている。
息子たちが、大量のコミックを買ってくるからだ。
話題のコミックは、かなりあるんじゃないかなぁ。息子らの部屋を探索していないので、よくわからないが。たしか「NANA」シリーズもあったな。
わたしが、読ませてもらっているのは「バガボンド」「ブラックジャックによろしく」の単行本。
「バガボンド」は、わたしが生きている間に連載終わるんだろうかというほど、ストーリーが壮大になっている。とくに,佐々木小次郎を聾唖者に設定した井上雄彦の着眼はスゴイ。不定期に連載されている「リアル」も、別系統の作品で、楽しみに読んでいる。
「ブラックジャックによろしく」は、主人公の研修医の「熱さ」にときおり閉口するが、組織の病理をよく描いていると思う。ただ、主人公とその彼女の区別がほとんどつかないんだけどなぁ(わたしだけ?)。
漫画だけでなく、息子たちから借りるモノはJPOPなどの音楽CDもある。
30代が、ほとんど音楽のない生活だったのと比べると、音楽CDも家に溢れている。
それにしてもわたしが買ってきた本を、家族はあまり読まない。
「変な本ばかり読む」と不評。そりゃ、このあいだ読んでいた「世阿弥・風姿花伝」は、だれも読まないだろう、でも、他はちゃんとした小説が多いのに・・・。
最も人気のないのが、パソコン関係の本。Linux関連の本などは、だ〜れも見向きもしない。困ったモノだぁ。
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