Linux Mint 20.1 on ASUS X205TA ― 2021-02-22 21:27
春めいた天気。ここ数日、昼間は軽くジョギングしたり、孫の子守をしていた。
なんとなく、Xubuntu 16.04 on X205TAをUpgradeすることにした。
いろいろと不具合がありそうなので、クリーンインストールを選択。
ググってみるとLinux Mintがこの機種に合いそうなので、無謀にも挑戦してみることにした。
以下、備忘録。
X205TAはかなり癖のある機種。
Ubuntuをインストールしてもデバイスを認識しなかったり、サスペンドするとフリーズしたり、キーバインドが効かなかったり、なかなかのくせ者。
その上、USBブートディスクを作成しても、bootia32.efiをEFIフォルダー下BOOTフォルダーに配置しておかないと、USBからOSが起動しない。
今回、Ubuntu 16.04 on ThinkPad X220上でUSBブートディスクを作成したが、読み込み専用でbootia32.efiをコピーできない。
そこでWindows 10 on ThinkPad X220をデュアルブートから起動させて、Linux Mint 20.1 Xfce(Xfceは比較的軽いデスクトップ環境)をダウンロード。
RufusでMint 20.1 Xfce(64bit版しかないのはUbuntuといっしょやね)をUSBブートディスクとして作成、bootia32.efiをUSBメモリの中のEFIフォルダを開き、BOOTフォルダにコピーする。Rufusで作成したUSBブートディスクはFAT32形式なので読み書きが可能。
USBからMint 20.1を起動させてみると、トラブルなく稼働するので、インストール作業に入る。とくにトラブルなくインストールできた。
設定としてはいつもの如く「Aの横はCtrlでしょ!」ということで、
■ [Caps-LockがCtrlキーとして動作する設定]
ルート権限で
/etc/default/keyboardをエディターで開いて、設定ファイルを書き換え。
/etc/default/keyboardをエディターで開いて、設定ファイルを書き換え。
-----------------------------------------------------
# KEYBOARD CONFIGURATION FILE
# Consult the keyboard(5) manual page.
XKBMODEL="pc105"
XKBLAYOUT="jp"
XKBVARIANT=""
# KEYBOARD CONFIGURATION FILE
# Consult the keyboard(5) manual page.
XKBMODEL="pc105"
XKBLAYOUT="jp"
XKBVARIANT=""
XKBOPTIONS="ctrl:swapcaps"
BACKSPACE="guess"
------------------------------------------------------
BACKSPACE="guess"
------------------------------------------------------
とXKBOPTIONS="ctrl:swapcaps" と書き換える。
■ [ホームディレクトリのフォルダ名を日本語から英語に変更]
以下のコマンドを実行
■ [ホームディレクトリのフォルダ名を日本語から英語に変更]
以下のコマンドを実行
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
■ [フォントはMiguが好きなのでフォントパッケージをインストール]
$ sudo apt install fonts-migmix
連続数時間、使ってみた。
[デバイス認識状況]
■ [フォントはMiguが好きなのでフォントパッケージをインストール]
$ sudo apt install fonts-migmix
連続数時間、使ってみた。
[デバイス認識状況]
Wifi OK
キーボード OK(以前は 「|」「 _」をタイピングできなかったが、問題なし。)
fn+輝度調整、fn+音量調整・消音もOK
タッチパッド OK、二本指スクロールもスムース。
fn+輝度調整、fn+音量調整・消音もOK
タッチパッド OK、二本指スクロールもスムース。
内蔵USBスロット OK
内蔵MicroSDスロット OK
内蔵Bluetooth NG(Bluemanをインストールして、そのへんにあったUSB/Bluetoothアダプタを認識させて可動させることは可能)
内蔵Bluetooth NG(Bluemanをインストールして、そのへんにあったUSB/Bluetoothアダプタを認識させて可動させることは可能)
内蔵スピーカー OK
イヤホン NG イヤホン差しても切り替わらない
画面の上についてるカメラ OK
画面の上についてるマイク OK
※上記2つはguvcviewで確認 (sudo apt install guvcview)
イヤホン NG イヤホン差しても切り替わらない
画面の上についてるカメラ OK
画面の上についてるマイク OK
※上記2つはguvcviewで確認 (sudo apt install guvcview)
MicroDMI 未チェック
Xubuntu 16.04ではサウンド用カーネルを用意したり、設定ファイルを書き換えないとデバイスを認識しない場合が多かったが、かなり進歩している。
カーネルが5.4.0-65-genericと新しいのもハード対応が広がったことに寄与しているかもしれない。
Linux Mint 20.1 Xfceのサポート期限は2025年4月まで。とりあえずモバイルノートパソコン/X205TAで使うのはいいかもね。
Linux Mintを初めて使ったけど、Ubuntu 20.04LTSをベースとしながらも、妙に親切というかお節介というか微妙な設定が多いね。
とくにTimeShiftというバックアップツールが初めからインストールされていたり、パネルにもけっこう個人用アイテムが並んでいるね。
Xubuntu 16.04ではサウンド用カーネルを用意したり、設定ファイルを書き換えないとデバイスを認識しない場合が多かったが、かなり進歩している。
カーネルが5.4.0-65-genericと新しいのもハード対応が広がったことに寄与しているかもしれない。
Linux Mint 20.1 Xfceのサポート期限は2025年4月まで。とりあえずモバイルノートパソコン/X205TAで使うのはいいかもね。
Linux Mintを初めて使ったけど、Ubuntu 20.04LTSをベースとしながらも、妙に親切というかお節介というか微妙な設定が多いね。
とくにTimeShiftというバックアップツールが初めからインストールされていたり、パネルにもけっこう個人用アイテムが並んでいるね。
なんかStay Homeで楽しめそうな(まぁLinux自体、ひとり遊びやけど)アプリが多そう(ラジオとかFree TVとか)。
「ひと休み」というアプリは30分経過すると、5分休憩するようポップアップ通知する。PCに向かっていると、あっというまに1時間ほど経過して没頭しやすくなるので、いいかもしれない。
とりあえずの設定は終了。とくにフリーズしないし、外で簡単なPC処理をするには、軽量(970g)、いまだにバッテリー保ちはよい(連続6-7時間は大丈夫そう)ので、モバイルPCとしては現役で使えそうだ。
とはいえやはり母艦はThinkPad X220、名機なり。
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