さんざめく孤独2020-10-29 22:46

ボーッと生きていることが多くなった、とはいえ無駄に走り回る孫たちの子守ヘルプで時折覚醒する(苦笑

風邪は治り、右膝の痛みも緩和されてきたが、しばらくは様子見、クロモリロードで図書館を回って毎日20〜30kmほどポタリングする生活。

ロードバイクの静謐さは街乗りとはいえ、気持ちいいね。
路地の奥を眺めるのが好き

村上春樹の短編集を読了。


「品川猿」

「私はこうしてこの心に(と言って猿は自分の毛だらけの胸に手のひらをあてた)、かつて恋した7人の美しい女性のお名前を大事に蓄えております。私はこれを自分なりのささやかな燃料とし、寒い夜にはそれで細々と身を温めつつ、残りの人生をなんとか生き延びていく所存です。」

という文章に惹かれる。

「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」
では14歳頃からのガールフレンドのことを思い出した、村上春樹の短編小説は誤解を恐れず言うと、恋した経験の多寡(いいとか悪いとかではなく)によって、「ここには自分がいる」「表現できなかった思いが小説の中にある」と思い起こさせる契機になるんじゃないかな。


ネットを離れて、ポタリングの途中、ポメラDM100で(DM100はモバイルワープロだから)昔の自分の「さんざめく孤独」(それは人生訓としての孤独じゃない)を文章化している。過去を反省することはあっても悔やむことはない生活だったが、村上春樹の小説を読み始めた40代、私は合理的な生活に倦んでいたんだろうな。

意外と人生は、確率論的には低い出来事が、分岐点で生じてしまう。だから村上春樹の短編(とくに女性との交流を描く作品)を陳腐だとは思わない。
そんな出来事が私にもけっこう存在したなと、この小説を読みながら思いだした。


あとは土佐の赤岡町に興味があったので、下記2冊を読了。

旅に行けないので、旅の本も読んだり、





三栄書房の本をAmazon Kindleでいくつか読む。この出版社はいろいろな雑誌を発刊するけれど、あまり長続きしない雑誌も多い。でも視点が紋切り型じゃなくて(既存の雑誌はほとんど滅びかけているだろう)、読んでいておもしろい雑誌が多いね。


秋晴れ、しかし膝痛があるので、ジョギングやウォーキングは控えている。
こんなときクロモリロードは膝に負担が少ないので、しばしのんびり走ることになるだろう。




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