一年半経った2019-09-30 19:44

2019年9月29日〜30日

29日(日)
クロモリロードで図書館へ。最近読み続けている永井宏氏の旧い作品を借りる。
カフェ・ジェネレーションTOKYO

次第に生きている人より早世した、あるいは物故した作家などの文章を読むことが多くなっている。

生きてる人の表現はともすると押しつけがましく喧しい、そう思うのは、充分に自分が老化している所以だろう。

最近は隠居生活の足としてロードバイクに乗っているが、自転車保険を更新した。
100km、200kmと、ガシガシとロードバイクに乗ることはなくなっているが、対人賠償のお守りとしては役立つし、バイク故障により自走不可となったときのロードサービスがあるau損保の自転車保険をそのまま継続した。

ロードバイク走行距離 24.7km
武庫川右岸では駅伝の大会が開催されており、ガチランナーが集結していた。

公園で読書してから帰宅してジョギングシューズに履き替えて、ジョギングに出かける。
のんびりと6kmほど走る。

MGCの舞台裏などを取材した雑誌を読む。
Number Do(ナンバー・ドゥ)vol.36 MGC徹底詳報/秋のラン メンタル強化大作戦(Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))

私はヨタヨタと走っているけれど、なかなかおもしろい特集だ。

夕方は長男夫婦と孫が我が家で夕食。孫2号を私が入浴させる、あいかわらず彼はニコニコと笑顔。
残業続きで長男は疲れ気味、でも子育ては「明日にしとこう」はできないので、疲れることもあるだろう。孫1号は優しい性格なので、長男の奥さんが今後のことをちょっと心配していたけれど、優しいことがダメだとはとても思わないな。
声高に主張すること、合理的であること、ショートカットして人生を生きようとすること、そんな賑やかしの人生でなくともええやんと爺さんは思う。

と日本酒を飲みながら皆に喋ったが、たぶん誰も聴いてないほどワイワイと食事していた(苦笑

孫1号はそのまま我が家にお泊まり。三人で就寝。

30日(月)

午前6時、孫1号とともに起床。朝食を食べてから、近くの公園で1時間半ほど孫1号と遊ぶ。かけっこ、川での水切り遊びなどする、当然ながら孫は元気いっぱい。

午前10時半すぎに長男宅に孫を連れ帰り長男の奥さんに孫を託す。妻はそのまま歯科へ、私は帰宅して読書。二階のベッドで寝っ転がって読書していると例によって小一時間ほど昼寝していた。

夕方、再度長男宅に行き、孫の入浴・食事のお手伝い。2時間ほどいて帰宅。

隠居生活を始めて今日で1年半が経過する。四十年近く組織人をしてきたのに、旧職場を懐かしむこともなく、組織言語もすっかりと忘失した。とはいえ凡庸な人間なので、組織人としての衣を脱ぎさるとより凡庸な老人がいるだけだなと思う。

老人となるのは誰しも初めてなので、最近は老人本がやたら多い、あるいは自分が老人なのでその方面の本が目につくだけかもしれない。
老人も家の中(結局は個々の隠居生活)の多様性を大切にすればいいんじゃないかな。

昨年4月から隠居生活に入ったので収入は減少、私の年金と貯蓄の取り崩しで生活、今年からは妻が年金を受給する年齢になったので、老夫婦二人だけなら質素に暮らしていくことはできる。

孫たちの子守が意外と多いのが予想外だったが、これは次世代へのささやかなギフトとしての意味があればいいかな。

充分に睡眠をとって、お金はないけれど自由な時間がある、これは組織人になる前の学生代と似通っているような気もする。大きな違いは自分に感性と身体の若さは無くなっていることだけれどね。

凡庸に生きていくこともそこそこ楽しい。



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