京都伊根方面へ友人らと旅行2018-09-03 13:47

先週の金・土曜は京都伊根方面に一泊二日の日程で、友人らと6人で旅行に行ってきた。
旧職場での20年来の友人、そして毎夏の恒例行事だ。とはいえ3人は現役、私を含め残り3人は早期退職・定年などで組織人ではなくなっている。

三宮に集合して、車で高速道路を利用しながら、まずは豊岡市但東町の卵かけご飯専門店「たん熊」で昼食。人気店なので(店が手狭というのもある)、30分ほど待ってから入店。卵かけご飯大盛りは籠に盛られた卵を幾らでも食べることができるけれど私や女性陣は4個から6個が限度。まだ40代の後輩男子は16個以上、食したらしい、食べ過ぎやろ。

久美浜近くの「木下酒造」に立ち寄って、日本酒の利き酒させてもらう。どれもなかなかの美味だが私は雄町米を使った純米吟醸を1本購入した。酒豪の女友達は一升瓶を2本購入、どんだけ飲むねん。
利き酒でほろ酔いになった


スーパーに立ち寄って、夜の飲み会用のつまみなどを購入。これはソウルや台北に行っても同じ行動をする。楽しいね。

午後4時に旅館に到着。私と後輩の男子二人が8月生まれなので、皆で誕生月を祝っていただき、ケーキをいただく。

食事は午後6時半からなので、宿の温泉に入る。

午後6時半から宴会場で食事。値段の割には海鮮料理をしっかりしていて美味。
食後、後輩男子は運転の疲れなのだろう、部屋で眠り始めたので、私と女子4人は夜の散歩に出かけることにした。宿からアップダウンのある道を経て、近くの海岸まで歩いていく。道の照明灯は少なく、暗いところでは互いの姿もはっきりとは見えないほどだ。だからこそ頭上の星の瞬きをみることができ、高校時代の林間学校の夜を思い出した。女子とグループを作って墓所を肝試しにまわるという馬鹿げたことをしていた。ただその夜は月明かりが冴え冴えとしていて、今回のような暗さはあまり感じなかったな。

1時間ほど歩いて、宿に帰り再度温泉に入る。

私たちの部屋で、木下酒造玉川の日本酒2本とシャンパンを飲む。
私とあまり年の変わらない人が、出世して功成り遂げたのちに、最近ガンで旧組織を退職したことを聞く。
神様は平等ではないので、病も平等には訪れない。

私もずっと友人でいたかった何人かの遠い友を惜しむ。

関川夏央はこの本でこう書く。
夏目さんちの黒いネコ: やむを得ず早起き 2

「衰退を長く晒す」方が残念ながら人として自然の道ではないかと思いつつ、同時代の友を私は惜しむ(がさつに元気だった、あの七〇年代ー同書42頁)

隠居生活になるとウカウカと時間を過ごしていく印象があるけれど、残り時間とやりたい計画、貯金・年金とのバランスを考えていると意外とボーッとしている時間は少ない。
夜に散歩したコースを見渡す

翌日、温泉入浴・朝食後、ゆったりめに宿を出発。伊根の船宿群・道の駅などをまわる。

微妙にアップダウンがあり、車で走ると楽ちんだが、以前ロードバイクでこの付近を走った際は、後半は心も脚も削られたことを思い出した。


もう65歳となったので、あのような走りはできないだろうな。

ワイン工場で土産物を買い、天橋立観光をして「股のぞき」もキチンとする。

地ビールもみなで飲む。

篠山のピザ・クワモンペで遅めの昼食。ピザを6枚注文して6人で分け、白ワイン2本を空ける。晴れ男・女が集合しているので、天候不順の天気予報のわりには傘をささなければならないシーンは少なかったな。
ロードバイクでも訪れたことのある店

独りでいるのも平気だけれど、ときおり旧友と会うのも楽しいものだ。




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