読書とThinkPad2011-08-09 23:36

今週はずっと盛夏が続きそうです。

仕事以外にすることといえば
■読書
「岡林、信康を語る」
岡林、信康を語る
岡林信康が近江八幡市のプロテスタント教会の子息で中学校まで近江兄弟社に通学していたことを、この本で知った。
若い頃、ヴェーバーの「プロテスタンティズムと資本主義の精神」を読んだけど、今回このインタビューで構成された本を読みながら、ヴェーバーも読み返してみたいなと思ったりする。

僕らは時代の子であり、時代の呪縛からは逃れることはできないけど、岡林信康が時代を経て肩の力がずいぶんと抜けているのがいいなぁと思う。
気難しい顔だけでは時代を生きていくことはできないだろうな。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 新装版 (新潮文庫 む 5-4) 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 下巻 新装版 (新潮文庫 む 5-5)

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

「なぜHaruki Murakamiは僕らのコトを知っているんだ…」と世界中の読者たちに感じさせることができる記念碑的長編小説ではないだろうか。

下巻でパラレルワールドで主人公たちの「世界の終り」の場面が美しく、そして謎と余韻を残す。僕が人生でもし最後に読みたい本を1冊選べと言われたら、この本を選択するだろう。癒しとか許しではなく、僕らの路傍の人生にも何か意味があったのではないかと感じさせてくれるからだ。

「海辺のカフカ」以降の村上春樹の長編小説は読者サービスが満載で、なんとなく今までの集大成的な作品が多いような読後感をもつ。

この頃の作品が一番密度が濃いような感じがします。


村上春樹の世界にどっぷりと浸っていると日常生活に支障が出てくるので

恋文の技術 (ポプラ文庫)
この本を読み始めた。平成の文士としての森見登美彦らしい作品。


■ThinkPad
Ubuntu 11.04 on ThinkPad X40+Runcore SSD 64GBの設定も安定してきた。
Netとブログ書きと音楽鑑賞くらいしかしないので、ロートルなNotePCでも十分。
トラックポイント、打ちやすいキーボード。他に何がいる?

無線LAN環境とMozc日本語入力も快調。ATOK X3 for LinuxはUbuntuのUpdateのたびに支障が出てくるのでMozcを利用することにした。
ATOK X3はVIMで使えないのが痛い。Mozcは学習能力も高く、なかなか使いやすい。

最近のLenovo ThinkPadはキーボード、トラックパッドと改悪と見られるような構成になっているので、ThinkPad X40にはもう少し働いて貰いたいもんです。

ということでThinkPad4台目選択はなかなか悩ましい。

緊急でNotePCが必要なわけじゃないけど、
ThinkPad X20は日本橋でUsed PCとして2004年12月3日購入。
ThinkPad X21も日本橋でUsed PCとして2006年1月15日購入。
ThinkPad X40は日本橋でUsed PCとして2008年12月2日購入。

2年ごとにThinkPadの中古を購入しているので、ボチボチ買いどきかと(苦笑

でYUKIちゃんのPVを見ながら悩んでいる次第・・・
YUKI ×5は村上春樹の加納クレタ・マルタ姉妹より最強かもしれない。

明日は午後から会議なので余力があれば、帰宅後夜ポタをしたいもんです。




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