復調?2011-08-02 23:01

■ロードバイク
2007年8月4日からクロモリロード(BASSO VIPER)に乗り始め、今年の1月21日からカーボンバイク(LAPIERRE SENSIUM 300CP)に乗り、まもなく(8月4日)ロードバイク生活が4年を過ぎようとしている。

この間、クロモリロードで走った距離 31,435km
カーボンロードで走った距離 5,284km 合計 36,719km

この2週間ほど体調が最悪だったが、昨日くらいから復調の兆しがある。
なんとなく生きる意欲が出てきた感じ(苦笑

ということで明日は有給をとってロードバイクで遊んできます。
蒸し暑そうなのでムリをせず、亀岡方面をのんびり走ろうと思います。

■読書
あとは本をパラパラと読んでいます。

岡林、信康を語る
NHK BSで岡林信康のコンサートを見たとき「うわぁ、カッコエエなぁ」と心底思った。
この歳になると妙に説教臭くなったり、見る影もなくなったりするんだけど「肩の力の抜き方」が絶妙。

同時代の雰囲気が近しくて、「そうやったんや」と妙に得心しながら読み進めている。

もう一冊。 リトル・ピープルの時代

気鋭の評論家の最新著作。もうひとつの村上春樹論として読むのもおもしろそう。


同時に村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド上巻」を読み終えて、下巻に突入したところ。

■Termtter
昨夜、Linux雑誌を読んでいるとTwitterクライアントの「Termtter」が紹介されていたのでインストール。

Terminal上で動くクライアントで、Rubyで書かれているらしいけど文系エンドユーザーの私にはよくわかりません。
でもターミナル上で使っていると、これ気持ち良いTwitterクライアントですね。

新しいNotePCも欲しいなー。



夏、七谷川林道を走る2011-08-04 23:46

昨日は有給をとってロードバイクで走ってきました。

7月は体調が冴えず、「私もついに男の更年期障害?」と弱気になっていたけど8月に入ってからなんとなく復調の兆しを身体に感じる。

2007年8月4日からクロモリロード・BASSO VIPERに乗り始め、ロードバイク生活も5年目を迎えるので「勝手にロードバイク記念日」ということで走り始めます。

午前10時前、ゆっくりとロードバイクで発進。
猪名川堤防道路ー県道12号線と北上し、一庫ダムの水場で水を頭からかぶる。
夏らしい天気なので、水場を発見するたびに熱中症予防のため水をかぶることにします。

いつもの府道106号線を北上しようとするも大型車の通行が多いので、知明湖周遊道路ー逢坂峠と経て、106号線に合流。

逢坂峠は峠の雰囲気がして大好きな峠。

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それに斜度がキツクなく上りも短い(笑


R477-R372を経て亀岡市街地に到着。

夏空や!
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今日は久ぶりに七谷川林道を上ってみることにした。
亀岡から府道50号線に合流するには
R477(適度な傾斜で渓谷を眺めながら登ることができる。酷道といえ道は最もよい)
松尾林道(保津峡を眼下に眺めながら走ることができるが、数kmダート部分がありロードバイクではキツい。崩落部分も多い)
愛宕谷林道(神明峠に抜ける林道。ゆるい傾斜だが、道はそれなりに荒れている。神明峠直下の上りが激坂)

そして今回の七谷川林道と4ルートあるけど、林道の中では七谷川林道が最も路面状況はよい。
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ただ七谷川温泉からしばらくはまとわりついて来るアブに閉口する。

堰堤直下の直登を過ぎ、堰堤でひと休み。

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いったん少し下って樒原(しきみがはら)集落から府道50号線合流点までが今回1番の激坂。愛宕山山麓斜面にへばり付くように樒原集落は広がっているが、思わず足を着いてしまう。

樒原から水尾方面まで杉林の中をゆったりと走る。平日のためか車の通行も一切ない。

下り基調になったので、樒原に引き返し

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越畑へ至る。
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越畑のオミナエシが満開。
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匂いを嗅いでみるが、外見と裏腹に苦味のある匂い。
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河原家住宅を過ぎ
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南丹市神吉を快走。
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太陽が雲間から現れ、ガンガンと身体を炙っていく。

神吉の公園で頭から水をかぶり
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木陰で昼寝。

「情熱の赤バーテープ」がやっと本来の力を発揮し始めたようです。

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未走だった紅葉山トンネルを抜けて氷室の郷までダウンヒル。でも、やっぱ紅葉峠を走るほうが楽しいな。

あとはJR吉富から454号線ーR477を経て「野間の大ケヤキ」に挨拶して、ひたすら走って帰宅。

走行距離 140.5km

結局、この4年間にロードバイクで走った総走行距離は36,860Km

54歳からロードバイクに乗り始め、まもなく58歳になろうとしている。
俊敏な力強い走りなんて望むべくもなく、スキルもまったく上達していないだろう。

でも色々な人や風景、書物、音楽が自分の人生を彩ってくれたと同様に
ロードバイクのある生活も春夏秋冬、色々なものを私に与えてくれる。

だから耄碌するまでロードバイクには乗るだろうな、うん。


真夏の80km2011-08-07 22:33

道場にて。六甲山系を望む。
今日は夏空の下、最も暑い時間帯にロードバイクで走ってきました。

昨年のスーパー猛暑と比べると、今夏は木陰に入ると涼しいし、公園などで水道の水を頭からかぶってもちゃんと冷たい。昨年は水道の水は温水シャワーのようでしたから。

今日走ったコースは

猪名川堤防道路ー県道12号線ー多田銀山ー地道ー東宝塚GCー県道33号線ー大坂峠ー切詰峠ー県道37号線ー神戸市北区道場ー西宮市山口町ー県道82号線ー有馬街道(船坂・蓬莱峡)ー宝塚ー武庫川堤防道路

距離 81.5Km

距離は短いけど、それなりにアップダウンがあり、多田銀山の地道もロードバイクで走るとパンクしないよう緊張してなかなかよい(苦笑

多田銀山の集落、道場の農道、そして山口町の古い町並みと走っていて楽しい道が多い。
山口町宮前の神社にもお参りして、いつもの願い事もする。

昨日は読書して、4台目のThinkPad候補をチェックしていたので引き篭りの1日。
今日は夏空の下、暑い時間帯に走ったので帰宅後は1時間ほど午睡。

夏空が美しく眩しく、不思議に切ない気持ちになるほどだった。

読書とThinkPad2011-08-09 23:36

今週はずっと盛夏が続きそうです。

仕事以外にすることといえば
■読書
「岡林、信康を語る」
岡林、信康を語る
岡林信康が近江八幡市のプロテスタント教会の子息で中学校まで近江兄弟社に通学していたことを、この本で知った。
若い頃、ヴェーバーの「プロテスタンティズムと資本主義の精神」を読んだけど、今回このインタビューで構成された本を読みながら、ヴェーバーも読み返してみたいなと思ったりする。

僕らは時代の子であり、時代の呪縛からは逃れることはできないけど、岡林信康が時代を経て肩の力がずいぶんと抜けているのがいいなぁと思う。
気難しい顔だけでは時代を生きていくことはできないだろうな。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 新装版 (新潮文庫 む 5-4) 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 下巻 新装版 (新潮文庫 む 5-5)

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

「なぜHaruki Murakamiは僕らのコトを知っているんだ…」と世界中の読者たちに感じさせることができる記念碑的長編小説ではないだろうか。

下巻でパラレルワールドで主人公たちの「世界の終り」の場面が美しく、そして謎と余韻を残す。僕が人生でもし最後に読みたい本を1冊選べと言われたら、この本を選択するだろう。癒しとか許しではなく、僕らの路傍の人生にも何か意味があったのではないかと感じさせてくれるからだ。

「海辺のカフカ」以降の村上春樹の長編小説は読者サービスが満載で、なんとなく今までの集大成的な作品が多いような読後感をもつ。

この頃の作品が一番密度が濃いような感じがします。


村上春樹の世界にどっぷりと浸っていると日常生活に支障が出てくるので

恋文の技術 (ポプラ文庫)
この本を読み始めた。平成の文士としての森見登美彦らしい作品。


■ThinkPad
Ubuntu 11.04 on ThinkPad X40+Runcore SSD 64GBの設定も安定してきた。
Netとブログ書きと音楽鑑賞くらいしかしないので、ロートルなNotePCでも十分。
トラックポイント、打ちやすいキーボード。他に何がいる?

無線LAN環境とMozc日本語入力も快調。ATOK X3 for LinuxはUbuntuのUpdateのたびに支障が出てくるのでMozcを利用することにした。
ATOK X3はVIMで使えないのが痛い。Mozcは学習能力も高く、なかなか使いやすい。

最近のLenovo ThinkPadはキーボード、トラックパッドと改悪と見られるような構成になっているので、ThinkPad X40にはもう少し働いて貰いたいもんです。

ということでThinkPad4台目選択はなかなか悩ましい。

緊急でNotePCが必要なわけじゃないけど、
ThinkPad X20は日本橋でUsed PCとして2004年12月3日購入。
ThinkPad X21も日本橋でUsed PCとして2006年1月15日購入。
ThinkPad X40は日本橋でUsed PCとして2008年12月2日購入。

2年ごとにThinkPadの中古を購入しているので、ボチボチ買いどきかと(苦笑

でYUKIちゃんのPVを見ながら悩んでいる次第・・・
YUKI ×5は村上春樹の加納クレタ・マルタ姉妹より最強かもしれない。

明日は午後から会議なので余力があれば、帰宅後夜ポタをしたいもんです。



明日から下鴨納涼古本まつり2011-08-10 23:48

森見登美彦の「恋文の技術」を読んでいたら、「古本まつり」のことを思い出した。

明日8月11日から16日まで「下鴨納涼古本まつり」が開催される。

過去、電車で

猛暑の下鴨神社・納涼古本まつり 2007年8月11日

ロードバイクで

京都下鴨神社納涼古本まつり(ロードバイク編) 2009年8月12日

出かけている。

出かけるなら蚊が多いので防虫スプレーは必須なり。

気が向いたら出かけるかもしれません。



58回目の夏2011-08-13 20:47

昨夜は友人らと飲み会。
1軒目でビールを飲んで、2軒目でウイスキーなどを飲んで、シメは長崎チャンポン+生ビール。オヤジの飲み会ですわ。妙齢の女性が参加していましたが。

梅田行最終電車に乗り遅れ、西宮北口駅からタクシーで帰宅。

で今日はのんびり自宅で読書。

恋文の技術 (ポプラ文庫)
森見登美彦「恋文の技術」を読了。
最初は「 なんじゃぁ、こりゃぁ」という書簡で始まる。
能登半島の研究所でクラゲ研究に 携わる理系大学院生男子が主人公。

ひたすら「恋文の技術」を極めるために学友などに書簡を送り続ける。
森見さん特有の阿呆らしい文章が続くけど、唯我独尊・妄想満開の主人公が最後に書く「恋文」に至る大団円が森見さんの小説らしい。

夏に読む本として、とても元気がでます。

小説で取り上げられている天狗ハム、ぷちぷち粽(ちまき)、猫ラーメン、そして三嶋亭のすき焼きがめちゃ気になる。

天狗ハムと三嶋亭すき焼きは実在するようなので、いちど食してみたい。
でも三嶋亭のすき焼き高級すき焼きですな(^^;

あと森見版京都案内はこの本が不可欠です。

森見登美彦の京都ぐるぐる案内
鴨川デルタ、吉田山茂庵、下鴨古本まつりも紹介されています。

今日はのんびりして疲れもとれたので、明日は長男と北摂サイクリングの予定。

最近、彼は私のクロモリロードに勝手に乗っているけど道を知らないので、明日は二人で北摂サイクリングしてうまいもんを食べようという計画です。

まだロードバイクには慣れていないのでサドルを下げて、のんびり北摂定番コースを走る予定。

会社員の長男は28歳、大学院に行っている次男はいま京都の財団法人に研修に行って町並み保存計画などの勉強をしている。ふたりとも私の妄想癖・唯我独尊癖・世間知らずのDNAを強く引き継いでいるので、これから色々と苦労するやろうね。

でも「生きているっておもろいやん」という経験をこれからもしてもらいたい。

こんな未熟なオヤジでも58回目の夏を今日迎えましたから。

頑張って遊んできたやん、自分。おめでとう(笑


息子と走る「くろまんぷ」2011-08-14 22:00

今日は長男とロードバイクで走ってきました。
彼は最近ロードバイクに興味をもっているようなので、初めて一緒に北摂里山サイクリングに発進。

午前9時半に発進して猪名川堤防道路を北上。
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私のクロモリロードに乗っています。「ヘルメットしたらどうや」と言ったけど、まだ抵抗があるみたい。まぁ私もロードバイクに乗り始めた頃は、ノーヘルで走っていました。
走ることによって「ロードバイクの作法」みたいなものを自然に見に付けていくんじゃないかな。


呉服橋信号で自転車人やのさんと久しぶりに遭遇。
相変わらず美しいスポルティーフですね。

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息子を紹介して少し雑談。涼しいうちに多田銀山方面を走られてきたとのこと。

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やのさんと別れて、県道12号線を北上。多田神社を過ぎ、多田大橋を渡ったところで長男のバイクがパンク。グレーティングの溝に嵌ったようで、リム打ちパンクかなと思ったが見事にチューブがバーストしている。

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チューブを交換して、空気注入は若者の長男に任せます(笑

パンクの神様がさっそく降臨したので、気分転換に中華料理店で早めの昼食。
餃子・酢豚・レバニラ炒め・中華丼と二人で平らげていきます。

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さて再出発して阿古谷から猪名川町クリーンセンターに抜ける坂道で、息子が「ギアの変換がうまくいかない」というのでチェック。シャキシャキと変換するので、ギアの変換の仕方を再度説明。

再発進しようとすると、ゆるい坂道で息子が立ち転け。
ハイ、今度は立ち転けの神様が降臨です(苦笑

阿古谷から道の駅いながわ、そして歴史街道を経て「くろまんぷ」へ。


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「くろまんぷ」への上りは、弱虫ペダルの小野田坂道のテーマソング「ヒーメヒメヒメ ヒメなのだ」と二人で歌いながら上って行きます。阿呆な親子ですわ。

「くろまんぷ」内は涼しい。


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しばし休憩。


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息子にとっては初めての里山サイクリングなので、今日はここで引き返します。
和菓子処「うませ」で猪名っぺとイチジクまんじゅうを購入して歴史街道をのんびり走る。
太陽が天空の中心にあり、暑さが最高潮。
暑いし、川で泳ごうやんということで歴史街道沿いの猪名川で遊泳。

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レーパンだけになって泳ぎます。

ゴミもなく、ほどよい水温で淵がすこし深くなっているが泳ぎやすい。

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それに誰もいない。

地元の中学生が泳いでいるのを見て、いつか泳ぎたいなぁと思っていたけど二人だと心強いものです(笑

夏空やねー。
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河童ではありません(爆
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30分ほど二人で泳いで、しばし日光浴。
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雨蛙も木陰で休憩している。
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息子もすっかり夏仕様。
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木陰では気持ちのよい風が吹き、あっという間に乾いたので再度、阿古谷集落を走っていく。
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呉服橋近くの喫茶店でカキ氷。休憩が多く、食べてばかりやん。

あとは猪名川堤防道路をのんびり風に吹かれながら走って帰宅。

今日の走行距離 70Km

そうですね、やはり「ロードバイクの作法」ってあるんじゃないかな。
今日はパンク1回、立ち転け2回とロードバイクの気まぐれな神様が息子に降臨。

ロードバイクに乗るということは安全に楽しく乗ることだと常々思っています。
・走って「しんどかっただけ」というのは楽しくない。
阿古谷や歴史街道、くろまんぷの魅力には息子も惹かれたようです。

・車道を走っていても、車にキチンとこちらの挙動を意思表示するとか、車と競わないというのも必要じゃないかな。

・パンクしたりトラブルがどうしてもあるので、自分で最低限対処できるようになっておくこと(といっても私も失敗ばかりしていますが)

今日はカキ氷を食べながら、息子とそんな話をしていました。

彼とは中学高校にかけて、六甲山系・比良山系・九重山をよく縦走した。
10年以上の時を経て、今日はロードバイクでサイクリング。
父と息子はそれほど人生について語り合ったりはしない。

ただ互いに信頼する感情が通底していればいいんじゃないかな。

彼はまもなく独立して結婚する予定だ。

これから妻となる人とも豊かな夏を迎えて行って欲しいと、出来の悪いオヤジは願うばかりです。

でも楽しい夏の1日でしたわ。
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