村上春樹最新長編小説 ― 2009-05-29 22:38
昨夜は友人と餃子Day。焼き餃子、水餃子、豚足などを瓶ビールとともにいただく。お腹がふくれたので、日本酒の店に行って冷酒をクイクイと飲む。帰宅後は案の定、砂のように眠る。
昨日、村上春樹の最新長編小説を購入しました。
村上春樹の小説に対しては、とてつもなく読んでみたくなる読者と、読んでも興味を惹かれないその他に分かれるのかもしれない。
村上春樹の小説に馴染めない人は
・ストーリー展開が茫洋としていてつかみにくい。
・主人公の男性があり得ないほど簡単にモテる。
・結末で突き放されたような感覚になることがある。
・メタファーが多く、わかりにくい。
といったところだろうか。
村上春樹の小説は100人いれば100人が違った読後感をもつことができる小説だ。そして彼の小説に中に、自分でも気づかない自分を見つけてしまうこともある。
私が村上春樹の小説を読んでお気に入りな点は
・文体が好きなこと。
・効率や合理性を求める人には、なんの役にも立たないこと。
・たぶん何十年経っても、彼の小説のもつ意味が陳腐にならず古ぼけないこと。
・あたりまえと感じる日常と、異次元のワールドが絶妙に行き来すること
今回の小説も読み始めたが、村上春樹ワールドに引き込まれていく。
村上春樹の小説は、家で読むより走行する電車や静かな喫茶店で読むほうが、なぜかしっくりと心に入ってくるような気がする。
週末は天候が不順ぽい。村上春樹の小説とロードバイクの週末になりそう。
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