シートポスト、1Q84、Ubuntu9.04と8割の孤独2009-06-02 22:42

今日は西風が強い。以前は風向きなんか興味がなかったのに、ロードバイクに乗るようになってから風向きがいつも気になる。「うーん、しんどい向かい風だな。おっ、快適に追い風で走ることができるぞ。」とロードバイクに乗っている自分を想像する。

■KALLOYのシートポスト
今日は会社の帰りに自転車ショップに立ち寄る。

KALLOY(カロイ)SP-248 シートポスト シルバー
KALLOYのアルミシートポスト26.6mmが無造作に段ボール箱に突っ込まれている。愛車Viperのシートポストのサイズは超マイナーな26.6mm。26.6mmサイズのシートポストは日東かKALLOYくらいしかない。以前ネットで日東の26.6mmを注文したが在庫がなかった。
現在のシートポストで困ってないけど、超マイナーなサイズなので補充用に1本購入。
ステムのネジのサビが目立ってきたので、交換用ネジも購入。ネジを交換してすっきり。ステム自体には今のところ不具合はないので交換は考えていない。 あとパッド付きインナーパンツも購入。

■1Q84
読書中の村上春樹の小説「1Q84」も残り100頁ほど。読書はもっぱら電車の中か喫茶店でする。なぜか集中して読むことができるのだ。多くの読者が感じることだろうが、村上春樹が描く登場人物に近しいものを感じる。とくに下品で実利的で、醜いモノの象徴として現れる人物(この作品では牛河という人物)にいつも興味を惹かれる。人は自分と全く接点のないものを厭うことはないし、気にもしない。 厭うべき人物像は、自画像の一部という面があるかもしれないのだ。

「1Q84」はすでにベストセラーになっている。読後感は、2回ほど読んでから書いてみよう。

■Ubuntu9.04
週刊アスキー別冊 さくさくUbuntu! 新バージョン9.04 CD-ROM付き (アスキームック)
Ubuntuをバージョンアップしようと考えているが、ATOK X for Linuxが動かないらしい。ATOKがないと日本語入力に難があるなぁ。ちょっと様子見。Ubuntu9.04がどうなっているか興味があったので、このムックを読んでいるところ。

ロードバイクに乗って、小説を読んで、ThinkPadをいじる。風がつよい1日だったが、ずいぶんと自分は静謐の中にいる。ひとりの時間が生活の8割以上を占めるので(仕事でしゃべる言葉は組織言語に過ぎない)こんな生活になるのかもしれない。

山のことを考える日2009-06-03 22:38

今日は山のことを考える日。山友だちのことを想いながら山の本を読む。

六甲山を歩こう!

六甲山登山ガイドに新しい本が加わった。六甲の登山コースをほとんど歩いているが、お気に入りは船坂谷、白石谷、西お多福山の3つのコース。どのコースも人がほとんどおらず、静かな山歩きができる。
ロードバイクにとっても、六甲ヒルクライムができるから、六甲山は近しい山になっている。もっともっと歳をとって、ロングライドができず遠くの山にも行けなくなったら、ゆっくりと六甲をロードバイクで上ったり歩いたりしてみよう。

ヤマケイ JOY (ジョイ) 2009年 07月号 [雑誌]
ぼちぼち次男との夏のアルプス縦走の計画を立てないとダメなので、アルプス特集のこの本を購入。次男が熱心に読んでいる。人のあまりいない南アルプス縦走が希望だが、最近、トレイルラン、ジムなどで鍛え上げている次男に付いていけるだろうか。
次男は子どもの頃は運動大嫌いだったのに、どういうこっちゃ。でも私も40歳まではまったく身体を動かさない人だったからなぁ。

夏大好き人間なので、今年は山に、自転車に、そしてちょこっと仕事に頑張ってみたい。

Ubuntu9.04と0円マップ2009-06-05 22:27

今週は風邪気味で調子がでない日々が続きました。夕方、激しい驟雨があったようで、見事な虹を大阪方面に眺めることができ、通行人が足を止めて三宮の横断歩道橋から虹を眺めている。

■Ubuntu9.04
昨夜はUbuntu on ThinkPad X40をバージョンアップして、Ubuntu9.04にした。データ類をバックアップしてから、Ubuntu9.04をクリーンインストール。

あれ?内蔵無線LANを認識しているがアクセスポイントに繋がらない・・・
ANY接続をいったん許可して、「ステルスモードの無線ネットワークに接続」を試すとアクセスポイントを捉えることができた。ESSIDを間違って登録していたようだ。トラブルの原因がわかるまで時間がかかり睡眠不足になってしまった。
以前のUbuntu8.10では起動がめちゃ遅い、シャットダウンがうまくできない、などの不具合があったが 9.04では起動時間も短縮し、ログアウト・シャットダウン・再起動を問題なく行うことができる。
会社ではWindowsのみのPC環境だが、自宅のNotePCはすべてLinuxのみで構成されている。Linuxを理解しても会社ではなんにも役に立たないけど、遊びなんだから、自由さがあっていいじゃないか。

それに枯れたNotePC ThinkPad X40にはLinuxが似合う。

Netに繋いで他のブログを読み、画像管理ができて、ブログが書くことができれば充分なのでシンプルな構成で使っていこうと思う。

■0円マップ
自転車のツーリングには
ツーリングマップル 関西
オートバイ用のツーリングマップルを愛用している。

オートバイ乗りに人気の0円マップ関西版が発売されているので購入した。
0円マップ関西 ’09~’10 (SAN-EI MOOK ツーリングGO!GO!ガイドシリーズ)
パラパラと眺めていると、自転車で、ハイキングで、山歩きで出かけた場所が多い。オートバイと異なりロードバイクには距離的な制約がどうしてもあるが、自転車に乗り始めたころよりは「意外と遠くまで行けるじゃん」と感じるようになった。
美山、奈良、京都、若狭、そして北摂とこれから走っていくときに、食べ物・見どころなどチェックするのに役立ちそうです。

明日から梅雨の予兆のような天気が続きそう。ロードバイクに久しぶりに乗っていこう。

息子と自転車散歩2009-06-06 22:23

風邪気味だったので午前中はゆっくりとUbuntuの設定をする。

EditorのGVIMをインストール。GVIMはキーバインドがDOS時代のEditorに似ており、テキストファイルを作成するのに便利だ。UbuntuではCapsLockとCtrlを入れ替えているので、サクサクとキーボードを打つことができる。
Gnome-doを導入して、キーボードからプログラムを起動する。TomboyとFirefoxのアドオンTomfoxでNetで気に入った記事は、メモに無造作に放り込んでいく。

EmacsSnapshot+w3m+navi2ch+Mewと組み合わせて、Emacsからブラウジング、2チャンネル閲覧、メール送受信をチェックできるようにする。

やはりUbuntu9.04 on ThinkPad X40は便利だ。ロードバイクのように、私たちを自由さと 「よき妄想」に導いてくれる。

午後から晴天になったので軽くロードバイクで走ってこようと準備していると、試験も終わり身体を持て余しぎみの長男から「自転車散歩」のコースを尋ねられる。
他の家族はジムや専門学校に行っているので、長男とLunch+西宮浜ポタリングに出かけることにした。

武庫川CRを南下して、お気に入りの堤防に到着。


長男は最近、私のクロスバイクTREK7300に乗っているが初めての晴天の日だという。彼は雨男、私は晴れ男だが今日は私の勝ちのよう(笑 海岸線の橋を渡り、西宮ヨットハーバーに到着しレストランカフェでランチすることにした。


私は季節の魚のポワレ、息子は鶏肉と山芋ソースのランチ


食事をしながら、資格試験のこと、今後の就職の計画などを話す。我が家の息子たちは私に似てしまい、人としての成長が遅く幼い面がある。でも妙にひねくれた人間になるよりはよいじゃないかと甘い父は思ってしまう。
彼とゆっくり話するのはひさしぶりだ。


彼が高1の16歳との時、いっしょに九州の久住山に登った。強風の中、山の池の近くでガスバーナーで湯を沸かしラーメンを食べた。あれから10年近く経つ。彼はそれからオーストラリアに留学したり、街で遊んだり、受験勉強したりで忙しかったようだが、またロードバイクで再会するのもよいかもしれないと勝手に思ってしまう。
人は17歳頃からそれほど変わらないものかもしれない。


今度は北摂の山に行ってみようかと誘ってみたが、「坂は今日の湾岸線の橋でもしんどかったわ」との息子の言。甘い父親は「コストパフォーマンスのよい、アルミのロードバイクでも買うか?」と打診すると「しばらくはクロスバイクでいいわ」とのことです。
クロスバイクTREK7300は80Kmくらいまでは北摂でも走ることができるだろうから、身体を絞るにはよいかもしれない。

帰りは武庫川CRは強い向かい風。時速20Kmで巡航するが、MTB寄りのクロスバイクにはキツいようで、息子はすこし離れてしまう。まぁ頑張ってくれ、息子よ。

今日のポタリング走行距離【37.51】Km

・武庫川CRを久しぶりに走ったが、ロードバイクやMTBが多いのにびっくり。やはり自転車ブームなんだろうか。
・今日はワコール・CW-Xスタビライクスモデルで走ったが、フィット感がいい。もっとガッツリと走れば効果がわかるかもしれない。
・明日は快晴なので、いつものごとく独りロングライドの予定。

六甲山上と西宮浜を走る2009-06-07 23:44

今日は朝から走ろうと思ったが、体調がいまひとつ。午前中はゆっくりして午後1時前に発進。短時間で走った気分になるので、ひさしぶりに六甲に上ることにした。

宝塚生瀬を経て、県道51号線(有馬街道)を上っていく。蓬莱峡などを眺めながら上っていくので楽しい道だ。斜度もそれほどキツくない。船坂峠手前で県道82号線に入り、六甲山一軒茶屋を目指す。

いつもは通過してしまう「みつばちハニー牧場」に立ち寄ってみることにした。

店はシャッターがしまっていたが、しばし休憩しているとおばちゃんが登場して「まぁちよっと飲んでいって」と店を開ける。カラスが悪戯をするので、客がいないときにはシャッターを閉めているとのこと。
いくつか味見をさせていただき(そうすると買わないではおられないし・・・商売上手だ)オーソドックスな蜂蜜を購入。

蜂蜜を摂取したためか牧場横の激坂もダンシングで乗り切る。
82号線をいったん下り、六甲山上へまたまた上りが続く。

ひさしぶりに上ると、ほんとしんどい。宝殿手前ではヘロヘロになる。たまには上らないと坂に弱くなりますねー(汗
一軒茶屋にて、きつねうどんをいただく。山上は風が強く、肌寒いほど。ウインドウブレーカーをバックパックに入れていないので、表六甲に急いで下りることにした。


六甲山上を走るのは気持ちが良い。

表六甲ドライブウェイのヘアピンカーブを下りおりると六甲ケーブル駅に到着。神戸大学から阪急六甲駅まで降る道も激坂じゃないですか。

山手幹線を東進し、芦屋川から浜沿いの道を走る。


御前浜橋(はね橋)を渡ろうとすると、またまた開閉の途中。

芦屋浜で休憩。

遠くに見える六甲山上をロードバイクで走ってきたのだと眺めると不思議な感がする。



ロードバイクで六甲山上を走り、海を眺めながら流していく。距離は短いけど、すこしでもロードバイクに乗ることができ充実の日曜の午後でした。

今日の走行距離【70.28】Km


ところで私ってそれほど蜂蜜を好きじゃないことに、今気づいた(苦笑

梅雨入り2009-06-09 23:59

バガボンド 30 (モーニングKC)
バガボンド30巻を読了。なんか説法めいてきた。漫画は「岳」「かもめ☆チャンス」「孤高の人」と新刊が出るたびに購入しているが「バガボンド」はボチボチ話の展開が欲しいところか。

関西地方は梅雨入り。昨年6月の自転車走行距離をチェックしてみると、652.22Kmを走っている。意外と雨が少なかったのか、平日に有給をとって走ったのだろう。しばらく天候を見ながらロードバイクを走らせることになるだろう。

ロードバイクで走っていると峠や分水嶺に興味を持つようになった。
日本風景論 (角川選書)
池内紀さんが歩いた町並みのエッセイ。峠の項目で柳田國男の言説を引用している。

柳田國男は「峠に関する二、三の考察」のなかで、峠越えのない旅は、「餡(あん)のない饅頭」だと述べている(同書113頁)
ありふれた日本の風景の中に、歴史や人の長年の営みを不意に見つけることほど楽しいものはない。
ロードバイクで峠を越え、下りおりると違った空気と町並みが広がる。

日本の分水嶺―地図で旅する列島縦断6000キロ
同時に日本の分水嶺を解説した本を読み始めた。2分化すると日本海と太平洋に水が流れ落ちる分水嶺。分水嶺には峠や山系が連なっている。日本の景色と透かし絵のように重なる分水嶺を見比べて見る。そんな作業も面白いかもしれない。

月初めにはJR西日本の広報誌「電車&ウオーク」を読む。

関西の花の見頃、寺院、美術館の催しものなどが簡潔に紹介されている。ロードバイクで行こうと思うのが自転車乗りの性(さが)だろう。蛍を見にいきたいなと思う。子供の頃、高知の里山では当たり前のように蛍が乱舞していた。農薬の影響で、ほとんど見かけなくなっていたが最近は蛍の復活を図っている里山も多いようだ。

蛍を最近見たのは、芦生の森・七瀬谷でテント泊したとき。由良川源流部を季節外れの蛍が上空を飛んでいる。村上春樹の短篇「蛍」のシーンを思い出した。短篇「蛍」は長編「ノルウェイの森」に繋がっていく。
最新小説「1Q84」は発売1週間で100万部売り上げたそうだ。「海辺のカフカ」が新しい 読者のための村上小説ダイジェスト版だったとすると、「1Q84」は村上春樹の小説を読みつづけている読者にとっては「やはり村上春樹らしい」という小説のような気がする。

ツール・ド・フランス―君が教えてくれた夏
岩波書店から6月12日発売。岩波書店からも自転車本が発売されるのか・・・

ということで自転車に乗れず、雑多なことを考えていました。

弱虫ペダル 6巻2009-06-10 23:55

今日は梅雨らしい天候で雨が降り続く1日でした。週末自転車乗りにとって土日の天候は気になるところだが、なんとか乗ることはできるだろうか。

弱虫ペダル 6 (少年チャンピオン・コミックス)
自転車マンガ「弱虫ペダル6巻」を読む。当初はアニメヲタクの高校生が実はクライマーの天賦の才能がある!という無理っぽい設定だったが、次第に説得力を持ち始めるのがおもしろい。 それほど運動神経もよくない高校生たちが自転車に魅せられていく過程が好印象。

かもめチャンス 2 (ビッグコミックス)
こちらは成人向きだが1巻目は「なんじゃこりゃ?」というほどひどい出来だったが、2巻目からストーリーが落ち着いてきたような。 今後の展開に期待できるコミックだ。

私が購入したコミックを息子たちが読む。長男はクロスバイクに継続して乗っているし、次男は毎日10Kmのジョギング、そしてジムでの筋トレ、トレイルランの大会参加と身体を動かしている。
もともと3人とも怠惰な性格なので、自転車やランニングが楽しいからしているのだろう。次男はトライアスロンもいつかは参加したいようなので、3人でロードバイクに乗る日がくるかもしれない。

3人ともバリバリ文系の大学法学部(出身・在籍)なので、運動はあまり好きじゃないですけどね。

明日は会社の帰りに自転車ショップでものぞいてみよう。


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