サクリファイス外伝「スピードの果て」などを読む ― 2009-01-07 22:56
さ、寒いです。今週末は、より寒くなり日曜は最高気温6度らしい。なるべくロードバイクで走りたいんですけどねぇ。
■Books
本屋をフラフラしているとyom yomの新刊に出会った。
近藤史恵「スピードの果て」と森見登美彦「大日本凡人會」を読みたかったので購入。
ロードレーサー小説「サクリファイス」
では脇役だった伊庭がこの短篇「スピードの果て」では主人公となっている。相変わらず孤高の自転車乗りだが、意外な性格も描かれている。
やはりロードバイクの世界を描かせたら、この作者はうまい。想像力がリアルを凌駕していく文体が好きなんですよね。
森見登美彦の短篇は、彼の王道,四畳半妄想小説。またまた京都が舞台なので読むのが楽しみ。
久しぶりに片岡義男の短篇小説も読み始める。片岡義男は陳腐なリアルなど意に介しない小説家ではないか。最近の自分こだわりや自分探し系、厚かましい誠実さ、他と異なることが個性かのように思っている小説にはうんざりする。
無機質でリアルを意識的に排する片岡義男の小説のほうが、はるかに新鮮に感じる。
■斉藤和義
WowWowで放映された斉藤和義のコンサート。録画したものを見ている。アルバムなどと違いギター演奏の部分が長い。歌声に男の色気があって、かっこいいなぁー。
明日は職場の新年会、明後日はオヤジ仲間と新年会。ロードバイクに乗る前にデブにならないようにしないと・・・
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