「Over Drive」を読み始める ― 2007-11-09 00:10
平日は残業の日々なので、近視眼的な生活だ。ロードバイクで里山を走ったり、山を歩いたりすると、遠くを眺めることができるのがいい。
別に健康になりたいとか身体能力を高めたいが為に、山に登ったりロードバイクに乗ったりするわけじゃない。ただただ森や風の中に自分を置いて、ひとりになりたいだけだ。
「ヒルクライムバイブル」を読んでいるとコラムで自転車マンガの紹介がされている。
気分転換に買ってみた。
ノベルスとマンガの各1冊を読んでみることにした。
それにしても静かな夜だ。ずいぶんと昔にこんな夜を何年も過ごしたような気がする。
19歳から21歳の3年間、ほとんど人と会話することもなく暮らしたことがある。
あの時の孤独だがすっきりした空気の中に舞い戻ったような錯覚を覚える。
ただ齢を重ね、しったかぶりの戯れ言などは言うまい。
週末は天気が悪そうだ。土曜はロードバイク、日曜は山歩きという週末にしたいのだが天候次第だなぁ。
週末はロードバイク ― 2007-11-10 00:20
ノベルス版「Over Drive」を読了。けっこう楽しめた。やっぱ活字人間なので、マンガよりは文章のほうが想像力が湧いてきておもしろい。
もうすこし早く自転車に再会すればよかったかなとも思う。
でも、今の自分だからこそ自転車を好きになったんだろうな。
仕事やなんかややこしげな人間関係からすくっと離席して、秋のきりっとした空気の中でロードバイクを走らせよう。
ロードバイクの音を聴きながら(+ミニぼたん鍋) ― 2007-11-10 21:41
今日もBASSO Viperと共に走りに出かける。次第に秋晴れとなり暖かい1日。体調もなんかいいぞ。
飽きることなく猪名川渓谷ラインを目指す。今日は、ぼたん鍋を食するため丹波猪村に再度チャレンジ。
槻並の道祖神に今日のライドの安全を祈願する。
西峠(470m)までの坂もダンシングとシッティングを適当に混ぜ合わせると、なんか調子よく上れるぞ(自己イメージ)。今まででは最短の時間で西峠に到着。
西峠を下った丹波猪村で「猪村定食」をいただく。ミニぼたん鍋だが、猪肉らしい味がして満足する。
猪肉を食してエネルギー補充したので青野川沿いをひた走る。めちゃ気持ちのいい道。蕎麦道場で有名な永澤寺(ようたくじ)に行き当たる。
青野川渓谷への道は県道308だが、道はかなり狭い。
渓谷を下って里に至ると野焼きがおこなわれている。
里山をひた走っていくと千丈寺湖に至る。なんかめちゃ大きいダム湖だな。
ダム周辺の静かな道を巡航していく。
千刈水源地ー県道33・324などを経て帰途に就く。
今日の走行距離【114.18】Km
・適度なアップダウンがあり、汗ばむほどの1日。坂道になるとなぜか「よっしゃーっ」などと意味不明の言葉を自分にかけて上っていた。
・今日も、車とあまり出会わない脇道を発見。
・アスファルトを捉えるタイヤの音、ギアチェンジの音、そして微かになるチェーンの音・・・。シンプルだけど心地よいロードバイクの音を独りで楽しんだ1日だった。
晴れたのにじっとしていた ― 2007-11-11 22:34
まったりとNetや読書に時間を費やす。先週から平日は仕事・週末は戸外遊びで動き回っていたのでのんびりするのもよいだろう。
■Flock1.0試行
Web2.0ブラウザFlockがVer1.0(Linux版を使用)となっている。twitterやFaceBook、Flickrをadd onとして利用するのではなく、最初から取り込んでスムースに動かせることができる。
でも私の環境では、動作が激重。FireFox2.0では軽いので、ハードの古さ(ThinkPad X20)だけが原因じゃないだろう。
ちょっと様子見。
■溜まっていたビデオなどを見る
CSで放映されていた音楽、映画などを見る。最近のJ-POPのPVってちょっとしたミニシネマになってるんだ。
■寒がり
はやばやと居間に電気カーペットを敷いた。夏大好き人間なんで、寒さが苦手。
さっそく入れて、まったりと過ごしている。
■晴れたらじっとしていられない
来週は友人との奈良ハイキングをしたいな。再来週は久しぶりのテント泊をしたいな。
寒いだろうからシュラフ持参の重装備になりそうだ。
もちろんロードバイクにも乗りたい。
■健康であること、独りであること
この歳になるとまわりは、肉体的に損なわれるか、精神的に損なわれる同世代の男たちが多い。神様の気まぐれもあるだろうし、若い頃からの自分に押しつぶされる人も多い。
若さには精神的・肉体的な膨張を押し返す力が本能的に付いている。年老いたから十分わかる。それが次第に弱まってきた同世代の男たちを見るのは、すこし残念だ。
人はそんなに強くはない。でも人に依存しすぎないほうがいいだろう。独りであることを恐れない人間になるほうがいいだろう。
さて明日からも残業の日々かな。でも、私はきっと遠くを見つめながら生きていきたい。
ロードバイク漫画「シャカリキ!」などを読み始める ― 2007-11-12 23:10
急に寒くなって、なんか身体がこわばったasyuuです。
残業後に、本屋に立ち寄る。
■「シャカリキ!」を読み始めた。
1992年〜1995年に「少年チャンピオン」で連載されたロードバイク漫画。
少年漫画の王道をゆく、熱血・寡黙、そしてマイペースな主人公。そして家族、ライバルたちの個性ある面々。うむ、「Over Drive」よりは肌が合うな。
私は読書遍歴がイレギュラーだ。
・19歳〜25歳
衒学的な読書ばかり
・26歳〜30歳
漫画ばかり
・31歳〜40歳
実務的(法律)な本ばかり
・41歳〜現在
小説、パソコン、山、自転車本が中心
ひさしぶりに漫画もおもしろいなぁと思える作品だ。
全巻読んじゃうかも。
■喪失とノスタルジア
うってかわって、人文学系の本。
「多かれ少なかれ、わたしたちはみな、トラウマに囚われた人間なのです。他人と共約不能な時間の流れを幾重にも自分のなかに抱え込みながら、生きていかなければならないのです。」(プロローグ「どこにもいないあなたへ」より)
刺激的な言葉で始まるこの本が書店の書架から煌めいているのを感じることができる。
村上春樹の小説も梃子(てこ)としながら,濃密な文章が続く。
うむ、読みたいな。でも3,990円って高すぎじゃない、みすず書房さん。
まぁ、そのうち買っちゃうだろうな。
コミック「シャカリキ!」まとめ買い ― 2007-11-13 23:12
六甲山ヒルクライム(リベンジ編) ― 2007-11-14 21:42
腐るほど有給休暇があるので、今日は取得して六甲山ヒルクライム・リベンジをしてきた。前回の挫折が応えて、六甲を敬遠していたが、今日は秋晴れ・無風・適温のよいロードバイク日和だ。
コミック「シャカリキ!」にすぐに影響されて走り始めた。
仁川の住宅地の激坂にまず遭遇。距離は短いが、あり得ないほどの激坂。ここでめげてはならじと、ヒイヒイと登っていく。
そして甲山森林公園のゆるやかな上りを登っていく。
北山貯水池でひと休止。ここのロケーションは好きだな。
鷲林寺を経て、いよいよ16号線にとりかかる。ここからひたすら上りが続く。
今回の目標は、「足を着かないこと」。ダンシング・シッティングを取り混ぜながら、超ロウスピードで登っていく。
次第に汗がヘルメットの合間から滴り落ち、落下した汗の滴を前輪がはじいていくのが見える。なんども「休もう」「足を着こう」という誘惑に駆られるが、コミック「シャカリキ!」の場面を思い出して誘惑に耐える。
前回リタイアした芦有ドライブウェイ・宝殿ICに到着。六甲山頂まで7Kmという表示。ますますめげそうになる。
でも、宝殿ICからは斜度の高い坂はなくなりはじめ、六甲縦走路に着くと六甲山頂までの距離感は十分わかる。快適に登っていくと、拍子抜けするほど簡単に六甲山頂下「一軒茶屋」に到着した。ええっ、宝殿ICからはこんなに楽だったのか・・・。
一軒茶屋でカツカレーの昼食。
六甲が積雪したとき登ってきて(徒歩でね)この一軒茶屋で食事をよくした。客は、いつも私ひとり。当時のご主人はスズメバチに刺されて、不慮の死を遂げられた。ストーブの近くで冬の六甲の様子をご主人から聞くのが楽しみだった。
いまは息子さんとお母さんが茶屋を切り盛りされている。
ピークハンターではないので六甲山頂(931m)は無視して、六甲山上を走り抜けていく。
ロングのダウンヒルなので、めちゃ気持ちがイイ。
六甲山牧場で羊のおしりなどを見学。
連続するカーブ、長いダウンヒルを心の中で「うひょひょっ」と意味不明に叫びながら下っていく。
表に降りて街中を走るのはイヤなので、有馬街道・有馬温泉・51号線を経て宝塚に抜けるという「裏六甲縦走コース」を選択。
アップダウンはあるが、六甲の激坂を越えてくるとなんとも思わなくなるから不思議だ。
有馬温泉に到着。
有馬温泉を抜け、船坂からのダウンヒルは、六甲ダウンヒルとは比較できないほど短時間で終了。宝塚の武庫川沿いをのんびりと帰途に就く。
今日の走行距離【71.09】Km
・平日の水曜なんで車・オートバイも少なく神経を使わずに走ることができた。
・ロードバイクも1台だけ。その1台も先行していたので、誰にも抜かされなかった(当たり前・・・)。
・六甲山上の紅葉はもうひとつ。
・エンジン部分はそれほど強化されていないので、ロードバイクの威力がやはりすごいな。光と風を感じながら走ることができた。
・仁川から一軒茶屋まで80分ほど。ローディとは思えないほどの遅速。まぁ、速さはあんまり興味がないし。
・また六甲に登るかって?しばらくは遠慮しときます・・・。
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