六甲山ヒルクライム(リベンジ編)2007-11-14 21:42

腐るほど有給休暇があるので、今日は取得して六甲山ヒルクライム・リベンジをしてきた。前回の挫折が応えて、六甲を敬遠していたが、今日は秋晴れ・無風・適温のよいロードバイク日和だ。
コミック「シャカリキ!」にすぐに影響されて走り始めた。

仁川の住宅地の激坂にまず遭遇。距離は短いが、あり得ないほどの激坂。ここでめげてはならじと、ヒイヒイと登っていく。 そして甲山森林公園のゆるやかな上りを登っていく。

北山貯水池でひと休止。ここのロケーションは好きだな。
北山貯水池

鷲林寺を経て、いよいよ16号線にとりかかる。ここからひたすら上りが続く。
今回の目標は、「足を着かないこと」。ダンシング・シッティングを取り混ぜながら、超ロウスピードで登っていく。
次第に汗がヘルメットの合間から滴り落ち、落下した汗の滴を前輪がはじいていくのが見える。なんども「休もう」「足を着こう」という誘惑に駆られるが、コミック「シャカリキ!」の場面を思い出して誘惑に耐える。

前回リタイアした芦有ドライブウェイ・宝殿ICに到着。六甲山頂まで7Kmという表示。ますますめげそうになる。
でも、宝殿ICからは斜度の高い坂はなくなりはじめ、六甲縦走路に着くと六甲山頂までの距離感は十分わかる。快適に登っていくと、拍子抜けするほど簡単に六甲山頂下「一軒茶屋」に到着した。ええっ、宝殿ICからはこんなに楽だったのか・・・。

一軒茶屋でカツカレーの昼食。
一軒茶屋・カツカレー

六甲が積雪したとき登ってきて(徒歩でね)この一軒茶屋で食事をよくした。客は、いつも私ひとり。当時のご主人はスズメバチに刺されて、不慮の死を遂げられた。ストーブの近くで冬の六甲の様子をご主人から聞くのが楽しみだった。
いまは息子さんとお母さんが茶屋を切り盛りされている。

ピークハンターではないので六甲山頂(931m)は無視して、六甲山上を走り抜けていく。 ロングのダウンヒルなので、めちゃ気持ちがイイ。

六甲山牧場で羊のおしりなどを見学。 六甲山牧場
六甲山牧場・羊

連続するカーブ、長いダウンヒルを心の中で「うひょひょっ」と意味不明に叫びながら下っていく。
表に降りて街中を走るのはイヤなので、有馬街道・有馬温泉・51号線を経て宝塚に抜けるという「裏六甲縦走コース」を選択。

アップダウンはあるが、六甲の激坂を越えてくるとなんとも思わなくなるから不思議だ。
有馬温泉に到着。

DSCF1447

有馬温泉を抜け、船坂からのダウンヒルは、六甲ダウンヒルとは比較できないほど短時間で終了。宝塚の武庫川沿いをのんびりと帰途に就く。

今日の走行距離【71.09】Km

・平日の水曜なんで車・オートバイも少なく神経を使わずに走ることができた。
・ロードバイクも1台だけ。その1台も先行していたので、誰にも抜かされなかった(当たり前・・・)。
・六甲山上の紅葉はもうひとつ。
・エンジン部分はそれほど強化されていないので、ロードバイクの威力がやはりすごいな。光と風を感じながら走ることができた。
・仁川から一軒茶屋まで80分ほど。ローディとは思えないほどの遅速。まぁ、速さはあんまり興味がないし。
・また六甲に登るかって?しばらくは遠慮しときます・・・。


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