17年目のコンピュータ2007-05-26 01:02

来月でPCに出会ってから16年になる。1991年6月、まだMS-DOSが全盛でNECのPC98が圧倒的優位を保っていた。購入したのは98互換機のEpson 286VG。モニター、HDD,memoryなどを買い足すと50万円ほどしたはずだ。

当時、Macは「ポルシェが買えるほどのPC」ということで、とても手に入れることができなかった。

ワープロソフト一太郎(Ver4)、EditorのVZ Editor、パソコン通信ソフトWtermなどを愛用していた。テレホー代という仕組みがあり午後11時から翌朝まで、通信料が定額となるのでこの時間帯にNiftyのパソコン通信に繋いでいた。

テクスト中心の世界であり、PCがスタンドアローンから抜け出ることはなかった。

95年、Windows95の登場とともにインターネットの世界に入っていく。

ADSL,光ファーバー、ブログ、SNSなど次々とNet環境が整っていく。
30代後半だった私も、Netの世界では今や「初老」の域に達しているのだろう。

しかし、twitter,tumblrなど刺激的なNetの世界を最近は愛おしいとも思っている。
コンピュータはリアルな私の生活を便利にしたり、豊かにするものではない。
合理性からすこし外れたところにコンピュータがあることを、私は好む。

最近、Netを通じて読むブログやSNSは私より若い方が圧倒的に多いだろう。
長く生きていれば知識と教養が積み重なるものではないことを、私たち以上の世代が身をもって示している。
Netの世界では、平等でありフランクであるのが好ましいだろう。

リアルの争いはリアルで、Netはたおやかにやっていきたいなぁ.

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