芦生の森(2)ザックを背負って ― 2006-03-09 22:01

芦生の森に初めてテント泊したときは、3泊4日の行程だった。水は由良川そして、森から流れ落ちる水で確保できる。だが、食料・テント・着替え・ライト・ガスボンベなどを詰めると、軽量化に努めてもザックの重さは20kgほどになった。
LOWE ALPINEの80リットルのザックを背負うと、街にいるときよりは身体(からだ)が引き締まったように感じる。
ザックを膝に乗せ、回り込むように肩を入れて背負い、胸ベルト・腰ベルトを調整する。最初は、ザックの重さを身体全体に感じるのだが、森を歩いているうちに身体の一部のような感じになってくる。
由良川を遡行していて、疲れたらぞんざいに岩場にザックをおろす。
由良川源流の流れを眺めながら、やはり軽くなった自分の身体を岩の上で、すこし伸ばしてやる。
ザックも岩の上で、すこし休憩しているような風景だ。
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