8月の小確幸2021-08-14 13:36

8月某日
友人のIくんと甲山ハイキング。毎年8月には柳生街道ハイキングをおこなっていたが、猛暑・コロナ蔓延、そして二人とも老人(わたし68歳、Iくん64歳)となったので、近場の甲山ハイキングにした次第。


午前10時阪急仁川駅にて待ち合わせ。猛暑なので適宜休憩をいれながら、のんびりと歩く。
地すべり資料館直下の仁川渓谷入り口で、子供や家族連れが水遊びをしている。

甲山周辺をのんびり歩いて、神呪寺門前の茶店で休憩。




残念ながらアルコール提供はされていないので、ノンアルを注文しておでんの盛り合わせをいただく。



お休みどころの縁台を緑陰に動かせてもらい休憩すると、風が通りぬけ気持ちよろしい。

汗をたっぷりとかいたので近場の銭湯を検索すると、阪神競馬場近くに「ほっこり湯」という銭湯がある。





もともとは宝塚市の共同浴場だったが、現在はNPO法人が運営しているようだ。入浴料が300円ととんでもなく安い。でも脱衣場・浴場は清潔で湯量もたっぷり。午後4時頃に入ったが、入浴客は私たち二人と地元の老人と思われる3人。

帰りは阪急小林駅近くの店で夕食。14kmほど歩いたかな。



8月某日
女友達のMさんと夕食。
コロナで長らくあえなかったが(ことしはじめて)、ジャズでも有名な店で歓談。

彼女は長野県松本市の町を、私は高知県安芸市の町を好きなので、落ち着いたらそれぞれ好きな町を旅行することになり、互いの感想を語る。そんな距離感がいいのかな。

8月某日
クロモリロードでポタリング中にたいしたことのない段差にタイヤをとられて、ひさしぶりに落車。今月でロードバイク生活15年目に入るけど、5回目の落車で身体的影響はいちばん大きいかな。とはいえ脇腹の打撲傷っぽい。肋骨を押してもそれほど痛くないし、冷や汗も吐き気もしない。
うん、せいぜい肋骨にひびがいっている感じやねと素人判断。

ホームドクターの定期検診時に診てもらったが、骨折はしてないでしょうねとのこと。湿布薬を脇腹に貼って1週間ほど経つけど体勢を変更するときにまだ痛いね。
40代から50代の身体的頑強さは当然ながら減退していることを痛感(苦笑。

先日、68歳になった。古希までには少しあり、老人としては中途半端な年齢。ただあと10年ほどはこんな生活ができればいいのになと勝手に思っている。いつも自分で人生を選択してきたという傲慢さが私にはつきまとっていたけど、老化のみは「選択」という手段は限られてくるだろうね。

高知新聞のWeb版を読んでいたら、こんな記事があった。


そしてこの短編映画『彼女が夢から覚めるまで』もすてき。


森山未來と菅原小春の二人が、言葉ではなく踊りで、身体と心を感応させあう場面が秀逸。

コロナや長雨で鬱屈した日もあるけれど、ひとりで高知の海にいたり、須崎の古書店バーで飲んだりできればいいなぁ。生きてるっておもろいなという時間があれば、まさしく小確幸。



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