防波堤で見た景色2019-05-22 21:20

隠居なのでブラブラと暮らしている。
今日もクロモリロードで散歩。久しぶりに武庫川河口まで走った。気温は初夏並みに高いが湿度が低いので、心地よい。


最近、BEGINの「防波堤で見た景色」をしばしば聴いている。

缶コーヒーを飲みながら、防波堤の短い階段に腰掛けて聴いていると、高知の海を思い出した。

風が強い日には枕元に波音が聞こえる町に育ったけれど、どちらかというと里山や峠が好きな大人になった。自分の子供時代がそれほど幸福ではなかったので、それにリンクする故郷の海の風景を無意識に遠ざけてきたのかもしれない。

でも死ぬまで続く憎しみなどないのだろう、何十年ぶりかで帰った故郷に違和感はあまりなかった。もちろん「旅人」として数日を過ごしただけということもあろうが、子ども時代のことが次々と思い出された。

この防波堤で小学生の頃、釣りをしたし(釣り上げたフグが膨らんで風船状態になるので蹴っ飛ばして遊んだ)、家の近くの川ではニロギ(一般的な呼び名はヒイラギ。背びれなどに鋭いトゲがあり、柊(ひいらぎ)の葉に似ていることからついた名前)や海から遡上してくるボラを入れ食い状態で釣ったりした。


水族館の公式Twitterより引用
桂浜水族館内に私が小学生の頃(昭和30年代)はプールがあって、よく泳いだ。海から海水を取り入れたプールなので長時間裸眼で泳ぐと目が充血してくる。そしてプールのまわりを普通に観光客が歩いているので、友達らからは「水族館のアシカなどの見せ物と変わらんな」と言われたことを今更ながら思い出した。

水族館は昭和6年創立だそうだが、ずいぶんと改築されたようだ。

卒業旅行だろうか、若い女の子のグループがショー開催時間に合わせて入場していたな。

公園で読書して帰宅。
24kmほど走った。光の中でホイールの影が滑らかにまわっているのをサドルの上から見ると、ちょっと幸せな気分になった。



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