迷子の自由(シクロクロス編)2013-12-17 22:50

今日は有給をとってシクロクロスで走ってきました。

いつものごとく猪名川堤防道路ー県道12号線を北上。向かい風、32Cのブロックタイヤでカーボンバイクと比べると当然に走りは重い。でも安心感はかなりある。

内馬場から摂丹古道に入る。当初は砂利道。うんうん、シクロクロス、いいぞ。
そして枯れ葉の山道に入る。

途中、斜度があり轍に落葉が積もった場所では押し歩く。

大部峠に到着。

峠を下り降りると民田の集落。

阿古谷へ下り降りるが、ディスクブレーキ、悪くないな。そもそもシクロクロスはそれほどスピードは出ない。

阿古谷から三草山への林道を上っていく。斜度のあるコンクリート舗装を我慢強く上っていく。フロントのインナーを34Tにしていてよかったー(苦笑)。

展望の良い草地に到着。

北摂の山並み、そして遠くに梅田の高層ビルを眺めることができる。

さて、せっかくだから三草山に登ってみよう。

林道から急な直登の山道が続いている。当然ながら乗車できないので、押し歩くがこのあたりがゼフィルスの森なんだろうか。
北に向かって上り続けると、どこにも登山道がない。藪こぎしなければならないので、シクロクロスを担ぐが、お、重い。そしてわたくし、道迷いしているじゃん。

こんなときは尾根筋から下りて、しばし雑木林で休憩。うん、いいね。雑木林の中では寒さもやわらぐ。

山で迷ったら尾根へという鉄則で再度、シクロクロスを担いで登り返す。藪こぎをしばしすると、森上方面からの山道に遭遇。木段を登って、三草山山頂に到着。

どうも東尾根をウロウロと彷徨っていたようだ。

大船山の秀麗はどこからでも目立つな。

急傾斜、ガレ、木段の下りが続き、当然に乗車はできない。MTBでもわたしにはとても乗車できないだろう。

才ノ神峠に到着。
未走である前方の林道に入っていく。

しばし砂利道、枯れ葉の道を走ることができるが、ほどなくしてガレ道が出現。水も流れているし・・


水たまり・ガレ道となかなかに手強い。

途中、軽く転倒。でも山道なのでまさしく「転んだだけ」。

裏山林道らしい。

左が下ってきた道、前方は槻並集落に下りることができる林道のようだ。

ここからやっとこさ乗車100%になる。砂利道・コンクリート簡易舗装を経て、普通のアスファルト道が出現する。

途中、山道を発見したが、これは次回の楽しみにしよう。

いったん上り返して、大信鋼業横の道に出てくる。

ここから通常のアスファルト道。林道、藪こぎ、ガレ道を経てくるとアスファルト道が天国のように感じます。

杉生まで下り降りて、県道12号線を南下。菓子処「うませ」に立ち寄って季節の和菓子を購入。31日まで「うませ」は営業するとのこと(水曜定休)。年内は何度か通いそうです。


帰路は追い風なれど、カーボンバイクほどは進まない。

今日の遊び距離 81㎞

・ディスクブレーキは重量が重くなるけど、ブレーキシューを使わないので、枯れ葉がつまったりすることがない。カンチブレーキよりは確実に効くようだから、下りでも安心。
次第に馴染んできたようで、速度調整も問題ないようだ。

・ガレ場、急傾斜などはMTBのような走破性はシクロクロスにはない。でもシクロクロスにしたのは、MTBだと里山に入るまでの自宅から20㎞ほどの距離がダルいんですよね。
わたしは自動車免許を持っていないので、自走で走る。MTBだとオンロードでの重さに辟易して結局乗らなくなるんじゃないかな。
X-FIREはオンロードでもそこそこ走ります。

・帰宅後、入浴して肩を見ると赤くなっている。担いだ名残です・・・

・尾根筋で迷い、雑木林で休憩している時に思った、シクロクロスって「迷子の自由」があるんだなぁと。里山では迷っても、無理をしなければそれほど危険ではない。思いがけなく、よい場所に出会えることもある。
ブロックタイヤはパンクの確率がロードより低くなるので、砂利道の林道などは快適に走れる、そしてフラッと山道に入っていけれる。

こんな「迷子の自由」をシクロクロスは有しているかもしれません。

・今回、もっとも活躍したのはSPDシューズのSH-MT91。まさしく走破性がメチャ高く、ガレ場、轍、水たまりをモノともしません。トレッキングシューズと同様の能力がある。
ということはいかに押し歩き、担ぎが多かったかという証でもあるわけですけど(苦笑)。

さて次回はどこに遊びに行こう、そして迷子になろうか。


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