亀岡/蕎麦ライド2013-11-02 22:12

3連休、明日は天候が不安定なようなので今日、ロードバイクで走ってきた。

一庫ダムから106号線を北上、ひいらぎ峠を越えて亀岡の近畿自然歩道を走る。



今日はゆっくりとランチを食べる予定なので、目的の店に遠回りして向かうことにする。
青野小から73号線をしばし東進して「ナナパシフィック神前デリバリセンター」という標識のあるところを左折。

林道めいた道を上っていく。

明るい林を抜けて

切り通しを越える。

亀岡市東本梅町大内の集落に下りてくる。

緑のトンネルを抜けて、松熊の集落に出てくる。

今日の目的の店「銀そば せいいち」

以前から気になっていた店だが、汗まみれでは入れないので、秋が深まった今日は立ち寄ってみることにした。

室内は古民家カフェのような佇まい。

ランチを注文して、蕎麦が茹で上がるまで店にあった「村上ソングス」を読みます。
あれ、この本、未読だったけ? 数編読んでみたが、読んだような読んでいないような… そんなことを考えながら読んでいると、ランチが到着。


細麺のシャキッとした味わいで、なかなか美味しい。

いつもコンビニで栄養補給しながらライドしているので、今日はちょっと贅沢です。
さてランチもしたので帰ろう。
あれ、クリートがペダルに嵌まらない。確認すると、クリートカバーを外さないまま乗ろうとしているや。

そんなボクの姿を置物のような猫がジッと見ている。しばし眺めていても姿勢を変えない。猫家業も意外と大変なのかもしれません、想像だけど。

ひいらぎ峠を越えてR477を南下。

野間の大ケヤキに挨拶。なんか洒落た屋台で珈琲を販売していたな。あれはなんだろう?

一庫ー柏梨田ー県道12号線と走って帰宅。

今日の走行距離 104km

・2週間ぶりのロードバイク。乗り方を忘れたんじゃないかと心配したけど、さすがにそれはなかった。風も強くなく気持ちのよいライド。

自転車で「不幸」をさがしにゆく少年 日は暮れてどの道もわが家へ(高柳蕗子)
いま読んでいる「整形前夜」(穂村弘)に引用されていた短歌。
運だけで比較的恵まれた人生を生きてきたけれど、それなりの「不幸」は人の心には潜んでいるかもしれない。

今月は今年最後の一泊ツーリング旅行に行こうと計画してます。


木枯らし1号2013-11-04 20:59

昨日は天候が不順なので、家で読書したりしてゆっくりと過ごしていました。

還暦になったので自分へのご褒美に新しいロードバイクを検索しているけど、それほど欲しいものがない。土曜にSENSIUM 300CPで100kmほど走ったが、ボクのキャパシティからして十分によいバイクだと思う。

街乗りやツーリング用にはクロモリのVIPERが控えているし。

この本をパラパラと眺めていても「なんだかな」という感じ。 ロードバイク カスタマイズBO (エイムック 2720)

もうね、デザイン重視で選択するのも面白いかもしれません。

とすると
LAPIERRE Xelius EFi Ultimateのこのカラーとか


GIOS Aero Liteのこのまがまがしさとか素敵ですね。

「GIOS」のロゴを外したほうがもっとよいかもしれませんが(爆

あと
・デジカメ
・アクションムービーカメラ
・MacBook
が欲しいですな。

と妄想していても仕方ないので、今日は路面も乾いたので午前11時前にロードバイクで発進。

順調に阿古谷まで走って公衆トイレで休憩。

さて北上しようと東の空を見ると黒い雲にいつのまにか被われている。

携帯でレインマップをチェックすると雨雲が近づいている。夏によく見たスコールのような帯状の雲だ。

あわてて引き返すも、強い追い風で雨雲も南下したようだ。しばし雨宿りしてから小雨の中を走る。

ひさしぶりに雨の中を走るなぁ。

雨が上がるとグッと気温も下がってきた。

武庫川のコスモスを眺めて、帰宅。

今日は近畿地方に木枯らし1号が吹いたそうな。
ちょっと油断していたので、身体が冷えました。

帰宅後は温かい紅茶を飲んでから入浴。

ThinkPadに引き籠っていたほうがよかったかもしれません(爆



コミック2013-11-05 22:25

連休明けの仕事はやはり忙しい。

帰宅時に駅前の田村書店にフラッと立ち寄ってみると、「田村書店員が薦めるコミック」というコーナーがある。

話題となった読み切りや短編コミックがピックアップされているようだ。
そのなかでボクがすでに読んだ本は

「式の前日」
 式の前日 (フラワーコミックス)


「虫と歌」

























「センネン画報」
 センネン画報

「世界の終わりと夜明け前」

 世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

「珈琲時間」

 珈琲時間 (アフタヌーンKC)


ボクはそれほど熱心にはコミックを読まないけれど、これだけボク好みのコミックがチョイスされているとなると他の未読の本も気になってしまう。

お薦めの本にはそれぞれサンプル本が置いてあり、中味をちょっと読めるようになっている。これはありがたい。あまりに少女マンガすぎる描き方は、さすがに眼にしんどい。

そのなかでこの2冊を購入。

「雪の峠 剣の舞」

 雪の峠・剣の舞 (講談社漫画文庫)


「竜のかわいい七つの子」

 九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)


どちらも初めて知る作者だけど、なかなかおもしろそうです。



すこしだけクロモリ2013-11-09 21:50

昨夜は帰宅後、疲れきってうたた寝。
今日はぐっすり寝てから8時過ぎに起床。

NHK BSの「こころ旅」を見て、
午後から軽くクロモリロードで走ってきた。宝塚山手の神社詣でをしていつもの願い事をする。


走り始めて妙にハンドルが遠いので、チェックしてみるとサドルの台座が緩んでいる。締め直して走り始めると、いつものクロモリロードの感覚。いちおうロードバイク感覚はそれほど劣化していないようです。

今日、厳重な封書で先日の一泊二日の人間ドッグの検査結果が到着。
とくに可もなく不可もなく、45歳頃の検診結果とあまり変わらない。などと書くと元気な60歳と誤解されるかもしれないが、昔から身体能力はそれほど高くない。

だから低空飛行でずっと生きてきたのかもしれない。

フラッと池田を走ってると古い和菓子屋さんを発見。


栗まんじゅうと丁稚羊羹を購入して、夕食にワインを飲んだ後、デザートとして?いただいた。オーソドックスなおまんじゅうでした。



村上春樹最新短編「ドライブ・マイ・カー」2013-11-10 19:55

今日は雨なのでロードバイクにはとても乗れそうにない。
ということで西宮北口まで電車で近しき人とお出かけ。

西宮ガーデンズの飲食店は混んでいるし、そのわりにはあまり美味しい店はない。北口の昔からある店をいくつか立ち寄ってみたがなぜか満席。
彼女は西宮にある大学を卒業しているので、このあたりは学生時代からよく利用しているのだが、彼女も初めての昭和レトロなイタリアンに入ってみた。

ボクらは酒飲みなので麒麟ラガービール中瓶を2本あけて、スープ・魚料理・パン・ケーキ・コーヒーのランチ(1300円)を二人でいただきます。

今風のオシャレなイタリアンというより、どちらかというと洋食屋さんの味かな。
味付けがしっかりしていて妙な健康志向がないところがかえって潔いかもしれない。
想像していたよりはるかにボクの口には合いました。

食後、西宮北口のジュンク堂にて「文藝春秋」を購入。
文藝春秋 2013年 12月号 [雑誌]
村上春樹の最新短編「ドライブ・マイ・カー」が掲載されている。ボクはオヤジ系雑誌の文藝春秋や週刊「文春」「現代」「ポスト」などはいっさい読まない、読む記事がない。オヤジ系雑誌の上から目線、週刊誌の色ボケ傾向にはうんざりしますし。

で「ドライブ・マイ・カー」のざっくりした印象。
・文藝春秋に掲載されたのは、なんとなく納得。ある程度長く生きて、あんなこと・こんなことを経験した人には共感できるのではないかな。
村上春樹作品はリアリズムを主眼に置いたものと、パラレルワールドな想像を駆使した作品に大きく分けられると思う。最近話題になったこの記事などはそれを的確に分析していると思う。

村上春樹の「好き」「嫌い」はどこで分かれるのか? に関する一考察

今回の作品は「ノルウェイの森」や「多崎つくる〜」と同様なリアリズム傾向が強い作品でしょう。だからこの作品から村上作品に入ると、かなりの確率で「村上春樹の作品、あれ、なんやねん」ということになるかもしれない。
先日、歌人穂村弘さんの本を読んでいると読書傾向には「驚嘆」と「共感」の2種類があるのではないかと書かれていた。
短歌という爆弾: 今すぐ歌人になりたいあなたのために (小学館文庫 ほ 4-3)

 短歌が人を感動させるために必要な要素のうちで、大きなものが二つあると思う。それは共感と驚嘆である。共感とはシンパシーの感覚。「そういうことってある」「その気持ち分かる」と読者に思わせる力である。(略)

 共感=シンパシーの感覚に対して、驚嘆=ワンダーの感覚とは、「いままでみたこともない」「なんて不思議なんだ」という驚きを読者に与えるものである。


乱暴に区分けすると、驚嘆の読書体験は若々しく、共感の読書体験は老成している。
村上春樹作品も「世界の終わりと〜」などは驚嘆であり、「ノルウェイの森」は共感の物語ではないか。

村上氏は京大で行われた公開インタビューで(ボクも幸運に参加できたが)〈小説家の仕事〉について次のように語っている。


 (徐々に)魂のネットワークのようなものをつくりたい気持ちが出てきた。みんな自分が主人公の複雑な物語を、魂の中に持っている。それを本当の物語にするには、相対化する必要がある。小説家がやるのは、そのモデルを提供することだ。

 誰かが僕の本に共感すると、僕の物語と「あなた」の物語が呼応し、心が共鳴するとネットワークができてくる。僕はそれが物語の力だと思う。

ここでは「共感」という言葉が使われているけど、今回の短編にはその傾向が強いと思う。

・だからこの作品が「文藝春秋」に掲載されたのは、ある意味妥当かもしれません。
それにしても村上作品以外に読む記事がない・・・ 人は年老いていくにつれ「驚異」より「共感」に精神構造が移行していくものかもしれない。だから我田引水だけど、ロードバイクに乗って自然や風や神社、名も無き林道に惹かれていくようになる。
昔のボクなら路傍の石仏に頭を垂れることなど考えられなかっただろう。同時に「共感」のみになるのは精神の動脈硬化を起こしているかもしれないのだ。
自分の気に入った以外ものについて「眼をつぶれば世界は存在しない」と思うことに繋がっていくかもしれない。精神ののびやかさは確実に減退している。

この作品が「an an」に掲載されなかったのは(考えられないけど)、至極真っ当だったことでしょう(苦笑)。

ちなみに「an an」に掲載された村上ラジオは大好きな作品です。

・今回の「ドライブ・マイ・カー」という題はビートルズの曲からヒントを得ているようだ。

Drive My Car-The Beatles - YouTube

作品を読んで曲を聴いてみると、なるほどなという感じ。
「ノルウェイの森」も不思議な歌詞だけど、これも同じ感じ。

この作品を読む前に、近しき人がいきなり「月曜にポール・マッカートニーのコンサートがあるけど行きません?」とおっしゃっていた。
Netで検索してみるとS席(16,500円)に空席があるらしい。
ボクはビートルズの熱心なファンでもないし、さすがにその値段はいかがなものか、そして月曜は仕事を休む都合がつかないので丁寧にお断りしました。

でもなんとなく不思議な縁も感じますね。

自転車ブログと3台目ロードバイクについても書こうと思ったけど、その記事は別に書きましょう。



冬が来る前に2013-11-14 22:07

平日は仕事でエネルギーを使ってしまい、余った時間は読書したり、ThinkPadで非生産的な作業をしたりしている。

こんな生活ばかりしていても面白くないので、天候がもてば週末に今年最後の一泊二日ツーリングに行ってこようと目論んでいる。

今年は
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■4月 伊吹山ヒルクライム&ツーリング旅行(二泊三日)
4月13日(土)

猪名川堤防道路ーなにわ自転車道ー淀川堤防道路ー枚方ー307号線ー宇治田原ー信楽ー貴生川

近江鉄道貴生川駅ー米原駅(サイクルトレイン利用)
米原ー関ヶ原町役場往復(伊吹山ヒルクライム事前受付)

走行距離 140km

4月14日(日)

米原ー関ヶ原町役場
伊吹山ヒルクライム参加

走行距離 100㎞

4月15日(月)
長浜から米原の近江鉄道へ。
近江鉄道米原駅ー高宮駅(サイクルトレイン)

高宮ー豊郷ー愛知川(旧中山道)ー五個荘(近江商人屋敷)ーきぬがさ山トンネルー安土城趾ー近江八幡ーなぎさ公園ーびわ湖大橋ー堅田ー坂本ー逢坂の関ーR1ーR6ー67号線ー旧西国街道(向日ー長岡京ー大山崎ー高槻ー茨木)ーR171ー猪名川堤防道路

走行距離 156km
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■5月上旬 新緑の烏ケ岳ツーリング旅行(福知山ビジネスホテル泊)

5月4日(日)
コース
いながわ堤防道路ー県道12号線ー知明湖周遊道路ーはらがたわ峠旧道ーR173ー弓谷峠ー鎌谷奥ー710号線ー箱部峠ーR9ー京都府道522号線ー木の芽峠ー8号線(旧道含む)ー福知山

走行距離 116km

5月5日(月)
コース
福知山ー55号線ー烏ケ岳(536m)ー広域農道ーR9平行の旧道ー綾部ー709号線ー長宮峠ー59号線ーR173ー59号線ー奥山峠ー和知ーR27ー448号線ーR9ー702号線ー中山峠ー園部町船阪ー篠山街道ーR477ーひいらぎ峠ー106号線ー一庫ダムー県道12号線ー猪名川堤防道路

走行距離 140km
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■5月下旬 新緑の美山ツーリング旅行(美山民宿に宿泊)

1日目
R477を経て
■府道370号線(佐々里井戸線)
■府道61号線(京都京北線)
■林道片波線
などの分断府道を走って広河原−佐々里峠

走行距離 136km

2日目
■府道369号線(八原田上弓削線)北側
■府道369号線(八原田上弓削線)南側
■林道大野対岸線
■和知の小さな林道
2日目も分断府道巡り。
R27-篠山街道を経て帰宅。

走行距離 156㎞
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■9月 極上秋晴れツーリング旅行

1日目
JR宝塚駅ーJR石生駅(輪行)ー青垣峠ー銀山湖ー生野ー竹田ー和田山泊

距離 105km

2日目
和田山ー夜久野ー与謝ー峰山ー網野ー丹後半島ーJR福知山駅ーJR宝塚駅(輪行)

距離 208Km
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と4回ツーリング旅行に行っている。

完全に隠遁生活に入ったら、琵琶湖やその他の土地に賃貸マンションを借りてしばしその土地の里道を走りたいと妄想しているが、それまではしばしこんなツーリング旅行をしていきたいものだ。

天気予報を眺めて明日帰宅後、行き先を決めようか。




ポタのみ2013-11-17 22:47

今週末は秋晴れなれど、昨日は急用が入ってロードバイクに乗ることができなかった。当初はツーリングライドにフラッと出かけようと思っていたが計画中止。でも身体も疲れていたので結果オーライかもしれません。

昨夜は近しき人と近場の焼き鳥屋さんでお酒を飲む。
早期退職した彼女は働いていた頃よりは、より丁寧な食事を作ってくれているけど、たまには外食も気分転換になってよいようです。

今日は午後から軽く近場をポタリング。


Lizard Skinsのバーテープがボロボロになってきたのでバーテープを交換。買い置きしておいたサイクルプロ [バーテープ ツートン ブラック/レッド]を使用。
エンドキャップがあまりに貧相なのでLizard Skinsのエンドキャップをそのまま流用した。
巻き心地、握り心地はそれほど悪くはないかな。

備品の在庫を漁っているとデジタルスケールが出てきた。
現在のロードバイクの車重を測ってみると

カーボンバイク LAPIERRE SENSIUM 300 CP
7.84Kg

クロモリロード BASSO VIPER
9.12kg

ボクは軽量マニアじゃないので、こんなものでしょう。
でも走りはやはりカーボンバイクが軽いな。

帰宅後入浴して、夕食をとって近しき人が買ってきてくれたフルーツ大福をいただく。

うーん、カロリー過多です。

昨夜も飲みながら近しき人から「3台目バイク、買っていいよ」と言われたけどこれだけ乗ってないとあまり資格がないかなとも思ってしまいます(苦笑)。






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