「左京区七夕通東入る」2013-09-09 23:14

物心ついた頃から短時間睡眠で生きてきたのに、最近は夜遅くなると睡魔が忍び寄ってくるようになった。もう60歳だから当たり前か。これからはチャンと寝なさいということかもしれない。
でも相変わらず眠りは深く、夢を見ることもない。


先日図書館で借りた本を1冊読了。
 左京区七夕通東入ル (小学館文庫)


京大を舞台に文系女子(文学部)と理系男子(理学部数学科)の恋愛を、京都の風景や大学生活を散らべながら書かれた小説。まぁベタな青春小説です。

無骨だけど個性ある寮生達、大学院の先輩であるBarの女性、古着屋の店長である大人の女性と登場してくる人物に嫌なタイプがいない。どんだけリア充なのかと(苦笑)。

でも
最近の芥川賞に特徴的な文壇村の閉塞感や
朝日新聞の書評欄に見られるディレッタント臭さも
感じられないのがいいかな。

京都が舞台で、卒業旅行先がボクガ高校まで育った高知が舞台になっていたので、思わず気持ちをクスグラれているような読後感でした。


積読の本も多くあるけど、このマンガもかなり痛面白いらしい。
 カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生


さあ今からブエルタ・ア・エスパーニャを見よう。


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