京都花紀行・半木(なからぎ)の道2013-04-05 22:59

今日は有給をとって近しき人と京都まで花見に行ってきた。
明日は爆弾低気圧が通過するので、満開の桜を見るのもこれが今年は最後になるかもしれない。

阪急烏丸駅で下車して、予約している「はな邑」でまずランチ。

奥まった一軒家で檜の一枚カウンターで奇を衒わないオーソドックスな日本料理をいただく。

近しき人が「お金はムダ使いしたけど、人生はムダ使いしていない」ときっぱりとおっしゃるので「けだし名言やな」と妙に納得しながら歓談。

京都らしい店があちこちにあり、古風な銭湯もある。

1時間半ほどゆっくりと食事して、地下鉄で北山まで。

anne-monnetの京都北山店に素敵な春用セーターがあったので、近しき人がさっそく店内へ。
こんなときはソファに座って本など読んでいて「似合いますか?」と質問されたら「いいんじゃないですか」と答えるのがオーソドックスな流れです(笑)

今日のメイン、半木(なからぎ)の道へ向かう途中、普通の公園のソメイヨシノも満開。

府立植物館横、賀茂川沿いに紅枝垂れ桜の並木が800m続く。昭和48年に植樹され、桜としては円熟期を迎えているのだろう。

結婚式を控えているだろう3組が式用の前撮りをしている。

長男らの結婚式は8月下旬、大山山麓の教会で行われることが決まっているので、先日次男の車にロードバイクを車載するよう依頼済みだ。式後は1泊2日の行程で鳥取から自走で自宅までツーリング予定だ。

初夏のような天候のなか、のんびりと歩いていく。




半木の道を過ぎると満開のソメイヨシノの並木道。


出町柳付近から眺める北山方面。


出町柳の漬物屋さん「野呂本店」に立ち寄る。
きゅうりの中に青じそで巻いた山ゴボウが詰まっている「青てっぽう」という変わり種の漬け物もある。「青てっぽう」などいくつかの漬け物を購入。

歩き疲れたので、出町柳の甘味処「いせはん」で特製あんみつをいただく。
道路の向かい出町ふたばの店前は買い求めるきゃくが3重の列をなしている。

今年は厳しい冬を越えて3月になり一気に暖かくなったので、桜が美しい。
いやボクらが十分に歳を経たので、桜も一期一会の思いで眺めるようになったのだろう。

ロードバイクではなく、歩いて眺める桜も趣があるなと思った1日だった。




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